ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)

著者 : 櫛木理宇
制作 : ヤマウチ シズ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月25日発売)
3.39
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  • 本棚登録 :889
  • レビュー :102
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005385

作品紹介・あらすじ

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片思いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので…。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞の青春オカルトミステリ。

ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ホラー?恋愛?青春?いいえ,ライトノベルです.もう少し,ホラーに重点を置くと,もっと面白くなったような気がする.気分転換に良い一冊でした.

  • すこしオカルトな青春キャンパスライフもの。さらりと背筋を撫でるようなホラー短編が5編、ホラー要素はまあそこそこって感じだったけど恋愛モノとして二人の距離が近づいているのかどうなんだこれは~という悶々は読んでいて楽しかった。読み終わってから「そういや冒頭のあれは何だったんだ? 回収されてないような」と思ってみたら、そこそこ長いシリーズものだと知った。マジか。

  • 日常系&ライトホラーという感じの、向こうの世界が「視える」人の物語。
    軽い気分転換にちょうどいいかと、手に取ってみました。

    大学生活ってこんなに甘酸っぱかったかぁと、、
    甥っ子・姪っ子が大学生になったことを思いながら。

    背筋にゾッと来るような怖さはありませんが、
    登場人物の気持ちにシンクロできれば、楽しめるかと。

    また、人の悪意については結構エゲツナイなぁと感じてみたり。
    ラスト、伏線がちょっとだけ解消されて、、続きは次巻のようですよっと。

  • 読了、80点。

    **
    昔から人が見えないものが見える性質を持っていた八神森司は、浪人の末入学した雪越大学で高校の後輩で片思いの相手だった灘こよみと再会し、彼女が入会するオカルト研究会なるサークルに入会する。
    そこで彼は様々な超常現象に遭遇しながら少しずつこよみとの距離を縮めようと奮闘し、、、
    著者のデビュー連作短編集であり、第19回日本ホラー小説大賞読者賞+第25回小説すばる新人賞受賞作品
    **

    基本的に本作品はキャラクターの魅力とその人物関係が魅力の小説だと思います。
    イラストを見た時に部長が男性だと勘違いして、女性キャラ売りかなと勘違いしたぐらいです。
    また文章的にも癖がなく、設定もゴテゴテのオカルト描写が少ないおかげでホラー成分も薄く、この手の小説に馴染みのない人にもお勧めしやすい作品かと思います。
    同時にホラー成分の薄さは欠点でもあり、読んでいてやや物足りないと感じる部分もありました。

    オカルト的な面で取り上げておいた方が良いと思われるのは、事件の解決方法とキャラクターの動かし方。
    事件では基本的に超常現象が発生し、それが何を起点に発生したを解き明かすことで事件は収束しますが、何故起きたかという現象そのものの解明はなされず受け入れられていることが特徴です。
    また本作最後の第5話の解決は個人的にはキャラクターの個性を上手く引き立てていてこれ以外にないという点で非常に秀逸な出来栄えだったと感じます。

  • 幽霊が視えてしまう体質の主人公は、片思い相手のため
    オカルト研究会に入る事に。

    片思い歴が長い!
    横からかっさわれたらどうするのか、と問いたいですが
    それはそれで落ち込んだ後、待ちそうです…。
    連続短編になっていて、片思い相手との関係が
    縮んでいるような、縮んでないような。

    1話目の、ついてくる壁の顔の女。
    これは怖いですが、向こうとしても
    それはそれは怖かったかと。
    でも別れた彼女が話聞いてくれて良かったです。
    やはりこういう場合、第三者がいる方が
    話が早いんだな、と。
    2話目は、こういう女いるよな~でした。
    まぁ世の中打算だけで終わらないので
    どこかに自分に合う女性が存在します…多分。
    会えないとはいえ、心配してくれている存在が
    いるわけですし。

    3話目に至っては、見えないものより見えるものが
    やはり怖いのだ、と再確認。
    よく再現ドラマとかでありますが、本当の所
    こういうのはあるのでしょうか?
    男性より女性の方がしたたかですよ、が
    分かりやすい、結末その後、でした。
    4話目のドッペンゲルガーは、それでいつも
    背中だったのか、と。
    あの台詞、常套手段なのか、本当なのか。
    家庭をきっちり見せてもらうわけにはいかないので
    判断が付きにくいです。
    しかし母親が言っていた通り、そのまま手を出すのは
    ルール違反、マナー違反、常識外、です。

    で、短い最後の5話目ですが。
    これはこれで、記憶に残られていると危ない発言では?
    ここにきて、やっと霊自体が喋ってます。
    恐ろしく、自分の気持ちのみを考えてます。
    いやその前に、その手段に出て成功する確信を
    どう作ってみたのか、が知りたい。
    ここまで妄想と想像で生きてきたから、でしょうか?
    霊が思う気持ちで強いものになる、と考えれば。

  • ホラー・テイストの青春ノベル。
    気軽に読めます。
    「ホーンテッド」とあるからキャンパスに「出る」のかと思ったら、キャンパスにはオカルト研究会があるだけで、違ったみたい。
    オカ研のメンバーも一癖も二癖もある人達でなんかありそうな予感。良い感じに盛り上がって続編へ。次回も期待できそう。

  • 2014/4/19

  • 短編集。
    小難しい物語は苦手という人も読みやすい物語になっている。
    本格的なホラー小説が好みの人には物足りなさもあるだろうけれど、気軽に楽しめるといった点では手に取りやすい一冊だろう。
    「私の夜長とウイジャ盤」は少女特有の歪んだ念が詰まった物語だ。
    怖がりだけど、好きな人への思いは一途。
    そんな森司の真骨頂が存分に発揮されている物語になっている。
    「霊感なんかあったって、一文の得にもなりはしない」。
    そんなふうに考えていた森司だけれど、こよみを好きになり、オカ研の一員として活動をしているうちに徐々にその考えも変化していく。
    ホラー小説というよりは、ホラー風味のある青春小説といった感じ。
    小説って何となく苦手…そんな人には読みやすい物語になりそうだ。

  • ジャンル的には青春ホラーな感じで、ホラー要素もあるが、コミカルな部分もありホラー嫌いな人でも大丈夫かも。
    霊感がある登場人物が少なく、少しの異変から始まる目に見えない恐怖が感じられ良かった。また、短編構成になってて読みやすく、暇つぶしにはもってこいな作品だった。
    次作以降に期待!

  • アニメっぽい表紙だったので、そんなに怖くないかなと思っていたら怖かった。でも、目を瞑る程の怖さではない。オカルト研究部に相談しに来る人の問題を解決していく話。

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