ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.33
  • (49)
  • (116)
  • (215)
  • (43)
  • (14)
本棚登録 : 1577
感想 : 142
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005385

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 確かに「怖い」話ではあるが、ネタバレしてしまえばほとんどの話は幽霊、妖怪の類より人間の方がずっと怖かった。それに恐ろしさを感じるよりは主人公に「そうだよねぇ」と同感してしまう方が多かった気がする。キャラクター、特に主人公がよくできていて、結構楽しめたと思う。

  • 立ち読みで読了。
    学園もので片思いの美少女に恋した微霊感少年が所属したのは怪談話を主としたサークルで…といった話。
    ホラーではあったがラブコメなので軽く読める。

  • 主人公は霊が見える大学生で、好きな子を追いかけてオカルト研に入部。オカルト研メンバーで怪奇現象の相談を解決していくオカルト風なライトミステリ。さくっと読みやすいけれど、もの足りない感がある。
    オカルトもミステリも恋愛も要素としては入っているけれどどれも中途半端かなあと。あとライトな青春小説として読むには下ネタが目立つ。狙いは面白いんだけど、惜しい作品。
    また、ホラー小説大賞読者賞のわりには、個人的にはホラーとは違うなぁと思いました。

  • モヤモヤする青春小説。この感じ嫌いじゃない。
    はやく灘ちゃんとくっつかないかなー。次巻に続け。

  • テンポがよくサラリと読めるが、内容が薄く面白いとは言い難い。
    まずキャラが立っていない。主人公の霊が見えるという設定が全く生きていないし、ヒロインに至ってはただそこに居るだけ。
    物語はホラーにもミステリーにもなっておらず中途半端で起伏がない。
    事件は勝手に始まり勝手に終わり、主人公達は解決に寄与しない。
    この作品はどの層をターゲットにしているのか分からない。成人を対象にするには幼稚な話だし、小中学生を対象にするには性的なネタが生々しすぎる。

  • そこまで怖い話ではないのでホラーが苦手な僕でも読むことができました。
    恋愛や青春の要素も入ってるので楽しく読むことができると思います。

  • タイトルはホラーだけど、コワ~イお話しじゃなかったな~。軽いタッチでサクサク読めました。

  • 大学のオカルト研究会のメンツが、心霊怪奇現象に悩むゲストを救済していくという筋立て。作者が女性だなって思うような先輩後輩のピュアな恋愛。

    オカルト関連の知識はちらほら出てくるので、へー、と思うけども、いまいち、どのキャラにも肩入れしづらい。二度読みしたいほどではない。

    著者が幻想耽美文学が好きなのか、やたらと蘊蓄が垂れるけど、今時の大学生、そこまで知ってるのかしら。

  • ホラーというよりオカルトかなと思いました。
    そこまで怖くはないです。なのでホラー小説としてはオススメできないかなーと思います。

    1話完結で読みやすく、八神の恋がどうなっていくのか気になります。
    恋愛とホラーの両立は難しいと思うので、今後どんな展開になるのか期待。

  • エグいところもあるが青春小説としても楽しめた

全142件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』、『瑕死物件 209号室のアオイ』(角川ホラー文庫)、『虎を追う』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

櫛木理宇の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
小野 不由美
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×