王立エトワール近衛隊 星の正義に忠誠を (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005507

作品紹介・あらすじ

国王がついに崩御し、アルは最新の遺言状をエトワール近衛隊の隊長・シャリオから極秘に託される。急展開の事態の中、シャリオが先王の血を引くと知ったアルは暴走し、シャリオ自らに謹慎を言い渡されてしまう。同じ頃第二王子・ソールにより、最悪の形で出生の秘密を暴かれたシャリオは、表舞台に引きずり出され!?隊長と新米士官の絆が試される最終作戦開始。

感想・レビュー・書評

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  • エンディングまでよくまとまってはいるけれど、ソールの思惑とか、王を選ぶ星石のこととか、わりとさらっと流されてしまって、もっと盛り上がるかと思っていたのに。
    おもてなし部隊と言われていたエトワール近衛隊にしても、各々の個性を生かした活躍を期待していたのに、ちょっと物足りないという気もする。

  • 実は遺言自体に彼の名が書いてあるのではないかと思ってました。
    ソール王子は思っていたよりも!?って感じでした。
    シャリオは最後まで純粋だったなぁ。
    カストルが最後少しだけまともになった印象。

    それにしてもシャリオはアルのこと好き過ぎでしょ!!フラムが嫉妬するのも無理ないよ!!しかもそれ知っているって隊長…笑
    なんか最後に隊長のドSが復活してました

  • 2012年11月6日読了

    3巻完結だから仕方ないのかもしれないけど、ちょっと駆け足な感じだったかな。設定も面白いのに勿体ない。
    しかし、最後まで出てきたよ…レア。恋愛部分練り込まなくてもいいんじゃないかと思うくらいには、レアの存在は好ましくない。中途半端すぎて。
    素直に星石と陰謀をめぐる話にしておけばよかったのに。
    絆的な面ももうちょっとエピソード欲しかったかも。あと、隊の面々でもっとワイワイして欲しかったのもある。もしかして、男所帯だけっての苦手だったりするんだろうか。

    なんだろう、栗原作品にしてはちょっとイマイチな感じだったなー。
    シャイターン読んだから余計にだろうか。

    ※追記
    最後の少女小説作品ということと事情を知って成程…と思いました。
    ご奉公作品だったのね。

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著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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