デ・コスタ家の優雅な獣2 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 208
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005521

作品紹介・あらすじ

裏社会を牛耳る一族「デ・コスタ家」。超内気な少女ロザベラは、一族の後継ぎを産むためつれてこられたたった一人の花嫁候補。自由を掴むため、なんとかファミリーの一員に認められたが、その矢先、敵対組織の襲撃に遭いしばらく休むように言われてしまう。このままでは、誰かと結婚させられちゃう!ロザベラは従兄のノアの力を借りて、組織内での名誉挽回を図るけど!?ますます危険な獣たちとのラブゲーム第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【2】天然キャラは多々あれど、ロージーは天然策士ってか^^;?「いや~ん、悪い事なんてしたくないのぉ。でもぉスッゴク悩んで考えてると、つい黒い行動になっちゃうの~テヘペロ♡」みたいな?自覚がもの凄く無い所がスゴ過ぎます。早くも2巻にしてノアの兄としての葛藤と嫉妬が現われ、今後の展開がドキドキです。

  • ワルイコトシタイ。


    文章は安定しているしダークな部分もあるし主人公は嫌味なく可愛い上になかなか容赦なく試練が降りかかるのでふわふわひらひらきらきらした少女小説に食傷気味の方にもおすすめ。

  • 無駄にロザベラがデ・コスタの唯一の女として甘やかされてないのがいいな、と思う。
    本当は、ただただ甘やかすだけの方が、管理側としては簡単だろうに。
    彼女が、試練を乗り越えて、少しずつ従兄たちや周りから認められていくのが、おもしろい。
    いやまあ、犯罪なんだけどね。。。
    いったいどうなるんだろうと、そればかりが気になる。どう考えても、2、3人死なないと、話がまとまらない気がするけれども、ぜひ作者さんには読者をあっと言わせる展開に期待したいところ。
    誰かが死んで終わりでは、あまりにも他の作品で見た展開だから。

    さて、ダリオが可愛らしいんだけども。。。なんだあのかわいさ。
    そして、ノアが、デレからのまさかのツン。。。
    えー。あのまま、いちゃいちゃしててよ、唯一の癒し。。。
    そして、エミリオ兄ちゃんは、こーわーいー。

  • おもしろくなってきました。腹黒長男の闇も見えてきたし、無愛想次男はロザベラ大事すぎだし、やんちゃ末っ子ダリオはなんだかんだいって主人公を一番助けてくれてるし(ちょっとずつ攻める作戦に変更したらしい)。
    組織内での名誉を挽回しようと奮闘するロザベラ、今回もこの子がんばりますよ。おどおどした内気な子だけど度胸ついてきました。

  • 屋敷の外での活躍が目立つ。ロージー、したたかになっていく感じが良い。元々頭が良いんだよな。経験と自信が足りないだけで。しかしノアは頑なだな・・・。ダリオが株上げてきたぞ。そして長男やっぱ気に食わない(笑)。いつかデレる日が来るのだろうかこいつ。

  • ダリオかわいいなぁ! ダリオ!

    少しずつ何かを感じ取る、意識していく展開にニマニマ。
    『妹』に縛られている彼の今後に期待

  • 「いやあ、ノアさん。貴方のロザベラへの愛は妹へのものとは違うと思うぜ。」と言いたくなってしまう。兄妹では無いと知っている身からするともどかしい。
    ロザベラが悪い女への道を着々と歩み始め、どんな女性になっていくのか楽しみ。

  • マフィアの幹部のような家に引き取られた少女。だが彼女は甘やかされるだけでは生きていけないことに気づき、「悪いこと」を始めてしまう……。普通の少女小説とは違う緊迫感のある雰囲気がC NovelsFantasiaみたいだ。おすすめ!

  • ダリオがいいなあ。
    毛を逆立てた懐かない猫vs気を許したら懐こい猛獣って感じでワクワクするんです。
    対するノアは過保護愛がすごい。兄として、と悩んでるとしても、確実に違うだろと伏線で知らされてる読者には、ノアがメインヒーローなのがガンガン伝わってくる展開がつらい。

  • ロージーの口調に慣れたのか、前にも増して面白かったです。弱そうなのにいざというとき頭を働かせて自分から行動したり、だんだん強かになっていくロージーが魅力的。男たちが惹かれるのもわかる(笑) ノアを応援したいけど、ダリオがロージーに対しては普通の子っぽいせいで彼も応援したくなってきました。

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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