万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005620

感想・レビュー・書評

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  • 短編でテンポがいいのでより読みやすい。そしてあいかわらず「○○じゃん」のしゃべり方が気に障った。あの子苦手だ。

  • 忙しくても一つずつ読めていけるから嬉しかったです。

  • サイドメニュー的な、丁度いい箸休めでしたねぇ

  • 【収録作品】第1話 凜田莉子登場/第2話 水晶に秘めし詭計/第3話 バスケットの長い旅/第4話 絵画泥棒と添乗員/第5話 長いお別れ

  • モノ好き(モノが好きな人)にはこの手のウンチクはたまらないよね。
    専門家から見たらどうかはわからんけど。

    ストーリーもなかなか凝っている。
    ただし展開が全体的にマンガチックでリアリティは少なめ。
    短編集だからかもしれないけど。

  • 短編集ってことで軽い気持ちで読み始めたら…二人の関係がけっこう進展する巻でびっくり。

  • 本編を!読み終わるまえに!読んじゃった! 嗚呼!でも面白い!

    多少のネタバレはあったものの、気にするほどじゃない。
    出張することで環境を変えるのはいいアイデア!

    ラストは…無理に出さなくても良かったかな

  • 読了。

  • 短編もいけるよ!おもしろい

    推理劇や難事件とは異なる番外編のショートストーリー集かと思いきや
    莉子と小笠原の進展がはっきりとみられたり、絢奈まで出てきてなんと贅沢な今作

    もともとライトノベル感覚で読めていたのがさらにラノベ感増してます
    次回も短篇集なのが若干気になるけど
    新たな楽しさが見られた一冊だった。

  • 少し二人の関係が進んだのか○ですかね。
    短編でも読みやすさは変わらなくて、良かったです。

  • 読みやすいけど、文章や物語の構成でちょっとつまづく…。ビブリアの方がいいかな。

  • 草食系が五代くんに見えてきた。しっかりしておくれ…
    瑠美も一瞬死ぬのかと思った。死ななくてよかった。
    この世界には告白とかないのね。大人も告白すべきよー
    次も楽しみ

  • 短編集でも面白い!!
    それぞれの章で違う人物にスポットがあたっているのも良かったです。
    お馴染みのキャラクターの登場もありました。


    あの二人の関係もまた一つ進み、微笑ましいです。

  • 万能鑑定士Qシリーズの書き下ろし短編集…。

    短編集だからか、
    お話もトリックも、軽めで浅めな感じ…。

    むしろ、メインキャラクターが
    ちらちらと出てくるので、お得な感じかな…。

    それでも、本編のらしさはよく出ていたので、
    ちょっとした暇つぶしには、ちょうどよぃ…。

    じれったさ全開の凛田莉子と小笠原悠斗の関係が、
    ほんのちょびっとだけ進展した…のかな~(笑)??

    シリーズ初読の方にも、オススメですね…。

  • 主人公の莉子は容姿端麗であることがいつも紹介されるけど、その見た目への羨ましさではなく、純粋にその頭の回転の速さや膨大な知識量に憧れる。
    単純だけれどもっと勉強しないと!ってゆう自分のやる気の起爆剤になる。
    いつもの長編も面白かったけど、短編もよかった!
    小笠原さんもまた素敵な人になってて、莉子と以前に増して心を通わせていくのも今回の見所です。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」決定版!1冊でひとつのエピソードでは物足りない皆様へ、そしてシリーズ初読の貴方へ。最高に楽しめる珠玉の傑作エピソード群登場!―代官山の質屋に出向してきた鑑定家は、弱冠23歳の凛田莉子。店長による調査では、高校まで万年最下位、就職活動でも周囲をあ然とさせた天然美女。だが莉子はいまや、依頼品にまつわる謎という謎を解明しうる“万能鑑定士”となっていた。

    ----------------------------------------

    いったいどこからこれだけのネタを仕込むのだろうかという雑学満載の読み物。まぁ、ミステリというほどトリックに凝ったものではないが、軽く読みやすい。トリビア本を読んでいるような感じ。

  • シリーズを読んだことがなく、本屋で見かけて買いましたが、サクサク読めるし、謎解きも面白かったです。本編も読んでみようと思いました。

  • 今回は莉子が出向先の質屋で起こる五つの事件を解決していく短編集の形式となっています。

    このシリーズは短編でもいけそうだな~、とぼんやりと思っていたのですが、実際に短編集として読んでみても完成度の高い話が並んでいるなあ、と感じました。

    特に面白かったのは『バスケットの長い旅』と『絵画泥棒と添乗員』
    『バスケットの長い旅』は質屋に持ち込まれた変わった仕様の金属製のバスケットをめぐる話なのですが、用途の分からないバスケットの使用方法がなかなかのグッドアイディアだと思いました(犯罪に関係することなのでグッドアイディアというのははばかられますが…)

    『絵画泥棒と添乗員』はαシリーズの絢奈も登場。どうやって犯人は絵画という処分しにくいものを盗んだのに簡単に出国できたのか? という謎に対する回答が意外でやられた!という感じです。莉子と絢奈のコンビはやっぱりいいですね。

    ミステリ部分だけでなく莉子と小笠原の間に暗雲が立ち込めたりと二人のお互いに対する思いも描かれたりと恋の部分を楽しみにしている読者の方も楽しめます。

    短編集ですがここ最近のQシリーズの中でもかなり上位に入ってくる作品だと思います。

  • 短編集ということもあって、Qシリーズの中で一番読みやすい。全体を通してもストーリーが繋がっており、読書しない人でも読みやすい本だなと思う。知恵もつくのでオススメ。

  • なんでも真価・真贋を見破る万能鑑定士の凜田莉子が謎を解く
    人が死なないミステリシリーズの短編集版。

    1ヶ月間質屋に出向することになった莉子が遭遇した事件5編。
    1冊で1つの謎を解く長編と基本的に変わりはないが、
    個人的にはこの短編集の方が良かったなー。

    それと、小笠原が何気に立派になっていってるし、
    莉子が小笠原をどう思っているのかがこれまで以上に
    描かれているので、そちらの方の物語としても面白かった。

  • 短編でもいいね?

  • ちょっと視点が変わって新鮮かな。
    今時ここまでウブな二人っていうのもいい。いいんだが・・・莉子がホレる、どういうポイントがあるのかさっぱりわからん。わからんが、そういうものでもあろう。本来のストーリーそっちのけで、読後はそればっか気になっている。

  • 相変わらず面白かったですよ。簡単に手軽に読めるミステリーとしては良く出来ていると思います。また、よくもまぁネタがつきないなぁと思います。今回は短編なので章立てになっており、1章で一応一話完結というような形を取っているので、会社や学校のお昼休み時間など、短い期間でもショートフィルムを見ているような感じで読書出来ると思います。

  • 今回は短編集ということで。
    面白かったけど、これ短編にする必要ある話だったのかな。
    まぁ、大学のころから読んでるだけあって、2ヶ月に1度の新刊を楽しみにしてんだよなぁ。
    映画はどうなるのかも気になる。

  • このシリーズの性格からして
    短編も悪くない。
    むしろ,短編としたら
    秀作だと思う。

  • 新しいシリーズが始まった!!
    短編集とはいえ、わざわざタイトルも変えてあるから、番外編みたいなあつかいなのかな??と思いきや…
    ここでこんな進展が!
    どの話も相変わらず面白くて、進展具合は私的にはすごーく良かったです!
    次作が来月には出るみたいだからそっちも期待しちゃう(*^^*)

  • 今回は連作短編集。
    代官山のオシャレ質屋に出張!

    莉子にライバル登場か!?

  • 5話入ってるが、短編集と言っても事件は1つずつ違うけど
    内容は繋がってる。今回は出向先の質屋での依頼品の謎を解明
    やっぱり面白い 

  • 短編集とは思えなかった!
    おもしろい!!

  • 今回は短編集。長編と比べて物足りないのかなと思いながら読み進めてみると,やっぱり相変わらず面白かったです。凜田さんの豆知識も相変わらずだし,ロジカルな推理の魅力もそのままでした☆長編の時よりも,小笠原さんとの関係がとってもにやにやできる感じなのもGood♪次も楽しみです☆

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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