ハーメルンに哭く笛 探偵・朱雀十五の事件簿2 (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店 (2012年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784041005774

作品紹介・あらすじ

昭和10年、9月。上野の下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された――! 魔都を跳梁する謎の笛吹き男の仕業なのか? 美貌の天才・朱雀十五が謎に挑む、シリーズ第2弾!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

複雑に絡み合う事件が、最後には一つの真実に収束していく様子が見事に描かれています。昭和10年の東京を舞台に、児童失踪事件とそれに関連するさまざまな出来事が展開される中で、登場人物たちの人間性や社会の暗...

感想・レビュー・書評

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  • 前作が面白く読めたので購入。
    今回のはどうなんだろうか……。
    内容の政治・国際色の強さが、当時と今では状況が違うとはいえ、今の世上とかけ離れすぎている気がするのが、気になりますが、そのあたりをさし置いて感想を言えば、前半の怪奇的な展開は面白く読めました。悩める柏木記者は魅力があると思いますし。
    後半は、事件の真相が明るみに出てきたあたりが、急いでまとめようとしているように感じた上に、私が深く考えて読んでいないせいなのか、犯人は実は双子ですと言われたような、気分がなぜかします……;
    最後救いがあるしめだったのには、ほっとしました。

  • バチカン奇跡調査官シリーズが好きでこちらのシリーズをまとめて購入しましたが、この巻の購入は失敗したと痛感。
    政治色が濃いめだわ、日本人が全面的な悪者だわ嫌な気分になります。特に後者は不快感酷いです。
    加筆修正もなく復刊されたのでしょうか? 表現がやや日本人蔑視に感じられます。
    20年前に発行されたものだから、ではなく現代にあったものになぜ差し替えなかったのでしょうか。復刊しても作者に対するアンチが誕生してしまうのではと、心配になるレベルです。
    作者一個人の解釈が含まれるのは分かりますが、一言これはあくまでの作者の解釈によるフィクションですと一文を加えても良かったのに。

  • 前作に引き続き乱歩っぽいテイストで概ね面白かったですが、私としてはもっと朱雀十五に登場してもらいたい!そしてもっと毒舌を!さらに言うならイラストも欲しい。十五の花魁姿はストーリーに必要?サービスショットでしょうかww。ところで事件の背景根底にあるのが人間生悪説とも言うべき人間の怖さ。やり切れません。

  • やっぱり好きになれなかった。

  • 読書録「ハーメルンに哭く笛」3

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p437より引用
    “ 律院の抱える大勢の聖職者を養い、一年
    中繰り広げられる教会の祭典を維持していく
    為には膨大な費用がかかるから、庶民から取
    れるものは血肉でも搾り取ってよろうという
    腹さ。
     本来なら慈善を施すべき教会が、これじゃ
    あ逆に悪魔だと思わないかい?”

    目次から抜粋引用
    “魔笛
     幻想即興曲
     悪魔のトリル
     G線上のアリア
     魔弾の射手”

     美貌で盲目の弁護士と新聞記者を主人公と
    した、怪奇長編ミステリー。シリーズ第二弾。
     不穏な出来事が続く世の中でも、それほど
    姿を変えない浅草寺近くの露店通り。ある男
    が何気ない古物屋の一角で、一つだけ目を引
    くものに出会った…。

     上記の引用は、中世のヨーロッパの一部に
    ついての主人公・朱雀の言葉。
    今はこんな事は少なくなっているのでしょう
    が、形を変えて同じようなことが、分かりに
    くく行われているとも思います。ルールを作
    る側に立っている人達ばかりが、よい生活を
    するのかもしれませんね。
     少し長めなので、時間のある時におすすめ
    します。

    ーーーーー

  • 次々と姿を消した児童達が、遺体となって発見された。
    警察には犯行声明が届き、世間ではさらなる妙な事件が。

    推理するための材料が出揃うまでが
    非常に長い。
    長い、と飽きさせる事はないですが、長い。
    すべての事はすべて繋がっているのですが
    最後にすべてを語られても、すごい、とだけ。
    これだけを繋げられるのがすごいのか
    ここまで話が複雑になるのがすごいのか。

    時代が時代なので、情報統制がされていたり
    命令ひとつですべてが終わったりですが
    こんな世の中にいなくて、よかったです。

  • ものすごい話だったなあ、、、
    関東大震災と虐殺と人体実験と、盛りだくさん
    731部隊の本からかなり取ってるけど、あの時代の真相はわからないままなんじゃないかなあ
    しかし田中おまえさん、、、
    朱雀は大分全うだった、しかし柏木は意思薄弱で頼りなく役だってないねえ

  • 「ハーメルンの笛吹き男」
    子供達の集団誘拐殺人
    田中の妄想めいた供述
    そして田中の怪死

    サァカスのマリコ
    サァカスの目玉の妖怪

    史上最強に機嫌の悪い朱雀
    モデルとして花魁になる朱雀!!

    イドの魔人と呼ばれる集団意識の暴走

  • 切ない……読破後色々な意味でその気持ちでいっぱいになる。考えさせられる作品でした。次はまだですか?

  • 実際の事件を架空の世界にかぶせたもの。
    登場人物が好きなのよね。新しく増えたし。動のこの三人が動くからこそ物語が絡み面白くなって行く。
    ミステリーとしてはうーんと思うけれど、この世界は好きだ。

  • 関東大震災後に起こった実話を基にした怪奇事件。

  • 銀座・浅草・吉原・・・これがこの小説の舞台です。ハーメルンの笛吹き男は一体誰で何のために出没するのか、謎のシャム双子は何者か。・・・とても気になるんだけれど、ちょっとゾッとする話です。

  • 続編としては面白かったけれど、バチカンのシリーズよりも深みがなかったように感じます。
    今までの予備知識がなければ、もう少し楽しめたのかなと思います。

  • これ再読したかったんだー! なにせ”マリコ”さん登場の巻だもん。
    やっぱややこしくて面白かった(´∀`*)
    冷静に考えたらあり得ないんじゃないかというトリックも、この雰囲気だと有りかもしれないと思わされるあたり、大好きだw

  • 終りがよかったのがせめてもの救い。

  • エピローグからが本番。
    かわいらしいのは表向きだけ、どろどろとしていて残酷でやりきれなさがつまっている
    童話のイメージがはまりすぎてて逆にこわい
    社会的にはなんにも解決してないし、解決できないのかもしれないけれど、個人レベルでは幸せになってほしかった人。
    朱雀さんったらッ!
    タロット辺りは楽しかったけど魔方陣から意味わかりませんでした…出直してきます

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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