湯女の櫛 備前風呂屋怪談 (角川ホラー文庫)

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著者 : 岩井志麻子
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005798

作品紹介

江戸時代初期、備前岡山城下の風呂屋・和気湯に、天女のような湯女がいた。名はお藤。その美貌と諸芸は群を抜き、なぜ下世話な風呂屋にいるのかという人々の疑問はもっともなことだった。だが、お藤はけっして身の上を語ろうとはしない。元藩主のご落胤とも朝鮮王族の血をひくとも囁かれるお藤は、いったい何者なのか-。妖しき湯女は、夜ごと男の伽をしながら、寝物語に不可思議な話をはじめるのだった。

湯女の櫛 備前風呂屋怪談 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ★3.8くらい
    彫物師
    眠れない男
    が好みであった

  • 『備前風呂屋怪談』シリーズ第1巻。

    第一章 お藤の櫛
    第二章 夢幻の人
    第三章 死の彷徨
    第四章 彫物師
    第五章 焼かれた骸
    第六章 眠れない男
    第七章 籠の鳥
    第八章 朝鮮からの使者

  • ミステリアスな湯女のお藤が客と様々な話を語り、また語られる話。

    何が本当で何が嘘なのか、はたまたどれも本当でどれも嘘なのか。
    お藤が食えない女だなーという印象が強い。

  • 昔話の短編集を読むような書き出しの説明の繰り返しが、単調だからこそすんなり入り込み、差異に敏感になる。
    真ん中である湯女は、感情や記憶の集合体であり、そのためどこよりも違うものになる。
    もし登場人物達に印象を聞けば、みな大まかには同じ印象をいい、気にする細部は同じてばないだろうか。例えば櫛の意味とか。だが、細かい部分を尋ねれば、皆あやふやで違うことをいうのではないか。
    それがこの湯女である。
    誰に向かっての話かわからないが、中の二人だけがわかっている会話。だからこそ滓のようにのこって恐れるのではと思う。

  • 軽く読めるのはよろしい。もっとドロドロを期待したんだけどね。

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