藤陵学院の花嫁 万葉の桜と橘の宝玉 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041005996
作品紹介・あらすじ
真十、おまえに、俺のとなりを選んでほしい-。藤原史の目の前で、葛城昂に「常璽宮」の本拠地に連れ去られた「陰の花嫁」の広瀬真十。「常璽宮」の総帥・昂と結ばれる運命である真十だったが、史への想いを忘れられない。そんなとき昂の部下・天探女が真十に襲い掛かる!!一方、史は「神祇部」のため「陽の花嫁」の石見ハルカとの婚姻を迫られていて!?キケン度120%の学園ラブ・ファンタジー、激動の完結。
感想・レビュー・書評
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まさかの...
いい意味で裏切られた。どう終わるのか気になる。 -
シリーズ4作目完結巻
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1巻では苦手かも……と思っていましたが、今では昂が一番好きなキャラです。
2巻以降は違和感ありまくりだった疑問形の話し方も、だいぶ改善されていましたし。
この話は最後まで読まないと全てが明らかにならないので、1巻の時点で打ち切らなくてよかった。最終巻はいろいろ切ないですが、よくまとめられています。
作中では真十が昂に対して常に疑いを持っていたので、昂が好きな私としては本当に辛かったです。不憫な子だなぁ。
真十は実際のところ、昂に本気で好かれていたことに気づいているんでしょうか?
私の読解力が乏しいのもあるんでしょうが、ちょっと分かりにくかったです。
結局真十は史とくっつきますが、最後に昂のことを想う描写があって、昂は真十の『永遠』になれたのだろうなぁ…と思うとちょっと救われました。
あんなふうに関わってしまったら、頭からも心からも、なかなか消えないですよね。
前半の昂と真十のやりとりも、読みながらソワソワしていました(笑)
私だったら昂に惚れちゃうよ!
一途に想ってくれる当て馬キャラに弱いんだから!←
とにかく、昂が好きだと言いたいわけです(笑) -
とにかく駆け足の展開で終わって、まあ収まるところに収まってよかった。
陽の花嫁と陰の花嫁の謎も解けたし、常璽宮の成り立ちもわかったし、満足のいく終わり方ではないか。 -
展開がめちゃくちゃ速かったけど、なんだか切ない終わり方だなぁ。これはハッピーエンドといえるのかな? 苦いものを飲んだ人達が大勢いるような気がしてならない。。。。
少女文庫らしくない終わり方のような。 -
終わった…!?
怒濤の勢いで完結してしまったよ。
一応ハッピーエンドだったが、切ない(>_<;)