万能鑑定士Qの推理劇IV (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 851
レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006078

作品紹介・あらすじ

「万能鑑定士Q」に不審者が侵入した。変わり果てた事務所には、かつて東京23区を覆った“因縁のシール”が何百何千も貼られていた!公私ともに凜田莉子を激震が襲う中、小笠原悠斗は彼女を守れるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 万能鑑定士Qシリーズの完結編(?)という感じ。ちょこちょこと懐かしいキャラクターが出てきたりして、物語を広げていく割にはチープな終わらせ方。著者の本は、とにかく読みやすさと展開の早さは良いのだが、どうも謎解きは中途半端。そろそろライトミステリーも限界かも。世の中の流れに合わせた主題を選ぶのは上手いので、新しいシリーズが出てくることを期待したい。

  • うーん。。。これが最終巻のようですが、消化不良でした。
    コピアとの対決は「ん?これで終わりなの」と思うような内容
    でした。
    最後が一番つまらない内容だったのではないかと思います。
    コピアのつかまり方がなさけない終わり方でしたね。
    住居不法侵入で逮捕とおもっていいんでしょうか。希少価値が
    あるお酒を盗むためだったとは。。。それも200万程度ですし。
    せっかく3人娘の総出演だったのですが、少し残念でした。

  • 登場人物勢揃いで豪華だなあ、と思って読み進めてましたが、どうも尻窄みな感じが…。これでシリーズ完結だとしたら少し残念です。

  • これで終わり?
    久々によろしくないな。

  • 「万能鑑定士Q」に不審者が侵入した。無残に荒らされた事務所に貼られた何百何千という物体。それは、かつて東京23区を覆った“因縁のシール”だった!さらに波照間島に帰郷を勧める父が現れ、『週刊角川』を揺るがす盗作問題が起きるなど、凛田莉子を公私ともに激震が襲う。小笠原悠斗は莉子の窮状を救うことができるのか?浅倉絢奈、雨森華蓮も登場する特別編。すべての決着は波照間島でつく!!

  • 沖縄の波照間島を舞台に、莉子がいよいよ贋作の世界に君臨するコピアと対決する。

  • 図書館で借りた本。
    シリーズの最終回らしい。莉子のお店が荒らされ、たくさんのシールが貼られていたが、そのシールこそが因縁の力士のシールだった。

  • 〇 評価 
     サプライズ ★★☆☆☆
     熱中度   ★★★☆☆
     インパクト ★★★★☆
     キャラクター★★★★☆
     読後感   ★★★★☆
     希少価値  ★☆☆☆☆
     総合評価  ★★★☆☆
     全体を通して大きなトリックや謎がある訳ではない。まるで短編集のように,小さいエピソードが積み重ねられる。最初は小笠原がブリキ看板を見付けるというエピソード。月刊角川のトレードマークの盗作騒ぎ,八重山運送でのトラブル解決,謝花兄弟探し,綺奈によるツアーから人が消えたことの謎解き,そして波照間島のライオン騒ぎ
     どれもこれも小粒。面白くないわけではなく,軽く読める作品としてのクオリティは高い。しかし,サプライズはないし,先が気になる…というほどの作品ではなかった。
     推理劇3は海外での贋作ツアーの目的は何か?というワンアイデアの作品だったが,推理劇4はまるで短編集のような装い。テイストが大きく変わっている。
     推理劇シリーズの最後の作品。この作品の最後で,事件簿から続いた万能鑑定士Qの事務所を閉め,波照間島に帰る。そういった意味ではインパクトはある。
     トータルの評価は★3程度。推理劇シリーズの最後として,もう少し大きな謎がほしかった。コピアがあまりにも小物なのも残念なところ

    〇 メモ
     小笠原悠斗が,地元で,津島瑠美の結婚式に出席する。結婚式二次会の会場の店で,マリリン・モンローの「七年目の浮気」の白いドレス姿のブリキ看板が盗まれるという事件が発生する。
     イソフルランで番犬を眠らせて盗むという犯行。容疑者の家で,小笠原の機転で,襖の裏に貼り付けてあった看板を見付ける。
     ジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋の駒澤と凜田莉子が,ブリキ看板の鑑定に来る。ジョアンナ・ビーンズ・コレクションのブリキ看板であることが分かる。価値は3000万円ほど。
     凜田莉子は,「万能鑑定士Qの推理劇3」で3か月も海外に滞在したことなどから,祖母から借金をしていた。そのため,祖母が会長を務める八重山運送への就職をあっせんされる。現場で,輸送で壺が割れたというトラブル。髪の毛の伸び縮みを利用したトリックだと見ぬく。
     その後,水道橋の万能鑑定士Qのオフィスに「力士シール」が埋め尽くすように張られるという事件が起こる。氷室の鑑定で,この力士シールは謝花兄弟が作ったものだろうとされる。また,シールには「Shut up shop(店を閉めろ)」という文字列が隠されていた。
     チープグッズを訪れ,楓から謝花兄弟についての情報を聞く。
     月刊角川での盗作騒ぎ。銀行の貸金庫内に謝花兄弟の名で盗作を糾弾し,熊井という編集者を首にしてほしいとのメッセージがあった。莉子は封筒を利用したトリックをあばき,弁護士を偽物だと指摘する。
     莉子と小笠原は謝花兄弟の行方を探す。秋田県の富士山(ふじやま)の清掃をしていたという手掛かりから,エレベーターに隠れた謝花兄弟を見つけ出す。
     謝花兄弟は万能鑑定士Qのオフィスに貼られた力士シールはニセモノだという。エンクリプテッド・シグネチャ,すなわち,謝花兄弟が仕込んだ法則がないという。
     雨森花蓮からコピアの情報を得る。モロッコからの隕石の密輸入(推理劇3),西園寺響(事件簿3),国際流行委員会を操作してグレーをブームにしようとした(推理劇1),未発表原稿を利用し,ブックメーカーから巨額の配当をだまし取ろうとした(推理劇2)ことなどから,コピアは莉子を恨んでいる。コピアは,復讐友人や家族との関係を絶たせ,孤独に滅ぶ道を選ばせようとしている。雨森花蓮は,コピアに対抗する手段はただ一つ。向こうがなにか仕掛けてきたら反撃に転じ,取り押さえる。しっかり物証を押さえて警察に引き渡す」とのこと
     浅倉綺奈のエピソード。辻浦美咲という女性添乗員のツアーから人が一人消えたという。綺奈は,美咲がツアーを中止にしないように,二役をしていたことを見抜く。美咲は,3倍の料金を受け取っていたから,ツアーを中止にしたくなかったという。
     綺奈と婚約者である官僚の壱条那沖は上野動物園に行く。那沖は,美咲のツアーに参加し,石橋という元警官から夜の動物園に忍び込むというもぐりのツアコンの情報を得ていた。那沖と綺奈は猛獣泥棒を見付ける。
     莉子,小笠原,花蓮,綺奈,那沖は沖縄に向かう。莉子と小笠原の仲が進展。下の名前で,呼び合うようになる。
     波照間島に到着。莉子は,自信を失う。莉子はコピアに出会う。ヘリコプターが来て,ライオンの檻が届く。ライオンが波照間島に放たれた。
     莉子はコピアの復讐について考える。単にライオンを波照間島に放つだけではないはず。ライオンは,アフリカライオンだが,インドライオンに偽造され,既に闇マーケットに流されていると推理。更に波照間島で幻の名酒,泡波を盗もうとしていると考えた。波照間島でコピアを見付ける。コピアの狙いは,莉子を挫折させ,精神的に立ち直れなくすることだった。莉子達は,コピアの計画を見抜き,コピアは逮捕される。
     小笠原は週刊角川編集部八重山オフィス勤務,デスクに異動。莉子は水道橋の万能鑑定士Qの店を閉め,波照間島に帰る。莉子と小笠原は波照間島での生活を始める。

     

  • 久しぶりにQシリーズを。 推理劇シリーズの最終巻。 探偵の探偵を挟んでたせいか、ものすごく安心感のあるストーリーという印象。 残念なのは終盤があっけなすぎたことかなぁ。 「5はない」というやり取りはおもしろかった。 まとめ方としては悪くないと思う。

  • コピア、あっけない。
    小笠原さんとの距離が近くなってラストは良かったねとおもえるけど。
    ラスボスあっさりしすぎ。

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著者プロフィール

松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
1968年生まれの作家。1997年に出した小説デビュー作『催眠』がヒット作となりシリーズ化される。1999年の『千里眼』も人気を博し、シリーズ化。
一番著名なのは『万能鑑定士Qの事件簿』をはじめとした「Qシリーズ」で、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチコピーで人気を博し、映画化された。

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