男嫌いの姉と妹 町医北村宗哲 (角川文庫)

著者 : 佐藤雅美
制作 : 宇野 信哉 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年12月25日発売)
3.60
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006207

男嫌いの姉と妹 町医北村宗哲 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  町医北村宗哲シリーズ第4弾。あれれこれで完結なのだと。この人のシリーズ物は居眠り紋蔵の11冊、桑山十兵衛の8冊、半次捕物控の8冊などなど、どれも長続きしているだけに意外。まあよくもいろいろなシリーズを次から次へと書き分けられるものだというのも事実だから、少し整理された方がいいのかも。以前の書評にも似たような内容であっちこっちがごっちゃになると何度も書いたおぼえがある。
     これは江戸市中で縄張り争いをするやくざ者のグループの抗争に、昔ならした顔役で今は足を洗っている町医宗哲がからむ話。それぞれの家中の敵味方関係が入れ替わるのが難解で、続篇を思い出したようにポツリポツリと読むくらいでは覚えていられない。さりとて前作をひっくり返して調べるほどのものでもなし。ここで完結ということであれば、未読の人はえいっと4冊続けて読むのがいいと思う。
     最終篇に出てくるのは長井半四郎という伊達家御番医の息子でありながらなぜか逼塞している浪人者。これがなかなかの切れ者で裏社会でも親分としてやっていける器量の持ち主。その周辺で持ちあがるさまざまな事件が、解決し、次へつながり、また蒸し返し、みたいにして連作短篇集となっている。個々の小篇はひとつひとつ論評するほどのものでもない。半四郎や宗哲をめぐるあれこれを楽しんで読めばいいのであって、それ以上でもそれ以下でもない。まあ終わってしまうのは少しさびしくなくもない。

  • 町医宗哲シリーズ ついに完結編!
    このシリーズ テンポもよく痛快という感じで お気に入りでしたが
    終わってしまったかーと^^

    最終巻では 長井半四郎という好感の持てる
    なかなかキレモノ浪人の新キャラが出てきて 最後に相応しい内容の
    七転八起の展開になります^^
    そして最後にはちょっとした色恋もあり イイ感じの1冊でした (^o^)/

    何より宗哲の人柄・立場・行動力・・ 全てが面白いし魅力的でした^^
    よく考えたら 前の啓順シリーズも合わせたら
    かなりの長さになるわけで・・
    ファンとしては 完結に「お疲れ様でした!」という思いですね

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