バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES 柴本 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.73
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本棚登録 : 878
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006290

作品紹介・あらすじ

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。彼は知能指数測定不能の天才児だが、暇にあかせて独自に生物兵器を開発するなど危険行為を繰り返し、現在はバチカン情報局で軟禁状態にあるという。迷える少年の心を救うため、平賀のとった行動とは…(表題作)ほか、ロベルトの孤独な少年時代と平賀との出会いをえがいた「日だまりのある所」、ジュリアの秘密が明らかになる「ファンダンゴ」など計4編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きなバチカンシリーズの第七弾。今回は外伝です。

    ・日だまりのある場所
    ロベルトの過去のお話。
    すごく切なかったです。皮肉屋で斜に構えたような余裕のある現在のロベルトの印象からかけ離れた少年だったことがとても意外でした。
    そしてなぜロベルトが平賀のことを大切に想っているのかが伺えるエピソードでした。

    ・天使と悪魔のゲーム
    平賀とローレンが出会った頃のお話。
    次回作への伏線も入ってるのかなと思いました。
    ローレンはいままでの6作の中では脇役の一人という印象だったのですが、とんでもないキャラクターのようで、次回作の活躍に期待です。

    ・サウロ、闇を救う手
    サウロ司教の過去のお話。
    ロベルトとなんだか境遇が似てるなあと思いました。
    だからサウロはロベルトを後継者に目をつけているんだなあと(笑)
    悪魔祓いの描写がすごく怖かったです。オカルトホラー色が強い。

    ・ファンダンゴ
    感想を言ってしまうと多大なネタバレなので伏せます(笑)
    おもしろかったし、怖かったー!

  • 久しぶりに読むと凄い読みやすかったな。
    短編の方が纏まりが良い気がする。

  • 今まで出てきたキャラクタたちの過去を書いた作品集。ローレンの態度がデカすぎてむかつく。というかこの作品に出てくるイケメンキャラってイケメンじゃなかったり女キャラだったら、人気出るどころか嫌われてるんじゃないかって思う様なのが多い気がする。特に平賀なんかは女性キャラクタに自己投影するタイプ以外の女読者からは総スカンだろう。サウロ大司教を元イケメンにする必要性って何処にあるんだ藤木稟。

  • ぶっちゃけ最近の本編よりよみやす………(こほん)
    主要メンバーの平賀・ロベルト・ジュリアに加えサウロとローレンについて掘り下げた短編集。ロベルト目当てで読み始めましたがサウロの話が一番好きです。愛に恵まれず育った背景がロベルトと重なるところがあり、だからロベルトのこと気にかけてるのかな、と本編をより楽しむことのできるいい作品です。

  • 奇跡調査官シリーズ初の短編集。登場人物の知られざる過去が書かれていてなかなかおもしろかったです。特にローレン!前巻で意外な真実が明らかになったわけですが、いやっていうかこの本天才がいすぎだろとも思ったり。

  • 番外の短編小説となってます。
    ロベルトと二人のヨゼフ編、平賀とローレンの出会い、サウロ大司教の過去、ジュリア様ってこんな人のお話が収録されています。

    ロベルトの過去編は、父が母を殺す場面を見てしまって心が壊れたロベルトが現在のロベルトになるまで。
    縁って不思議ですよね。

    ローレンは本編でいろいろ語られるでしょうけど、ローレンの人となりが想像を超えてた!

    サウロ大司教の過去編が壮絶すぎ。
    なんだかんだと平賀とロベルトを気に掛けてくれているサウロ大司教がなぜ二人を気に掛けるのかという謎がわかる。
    人にやさしくできる人は痛みを知っている人ですよね。
    ロベルトは本当にエクソシストになりそうだな(笑)

    ジュリア様は相も変わらず怖すぎる…なにこれ。
    どこの綾波よ…
    今後本編でもガンガン絡んでくれるでしょうから、余計怖い…この話読んでからジュリア様見ると怖いわ…

    ページ数的には少なめですが、内容はかなり濃いです。
    バチカンシリーズを読んでいるなら絶対読んでおくべきですね!

  • 2013年9月1日読了

    短編集だけど、かなり後半がガッツリな感じ。
    ロベルトの幼少時は2巻を読んでると切なさ倍増。
    ローレンの正体がわかったのは良いけど、まさしくサイコパス。それでも平賀と友情を築き、本編であの活躍。本編があの後どうなってしまったか余計に気になる。平賀は彼の救世主になれるのかな。
    サウロ大司教の話は良かった。彼の生い立ちが知れたことで、彼が平賀とロベルトにかける期待の意味がわかる。特にロベルトを自分と重ねてるのがいいなぁ。頑張れロベルト!
    ジュリア編は先が気になるって言うか、あと何人ジュリアもどきがいるのかと怖くなった。ジュリアが一番優秀ではあれど、ジョナサンの行動を見ていれば、彼もほぼ同等に優秀なのが分かるので怖い。

  • バチカン奇跡調査官シリーズは、
    全て読んでいる。
    本作は、シリーズの短編集。
    私的には満足した短編集でした。
    本編、まだ続くなら読みつずけたいと思う作品。

  • 本編、早くすすめてほしい・・・短編集でした囧rz

  • まさしく短編集です。
    これからに繋がるかな、っていう感じの。
    こういう短編集が出るのは、シリーズが長くなるとどんな本でも当たり前なのかもしれませんが!
    本編を待っている者としては、肩透かしを食らった感じ。。。
    それでちょっと悔しいので、星三つ(笑)

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に『バチカン奇跡調査官』シリーズ、『陰陽師 鬼一法眼』シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2018年 『バチカン奇跡調査官 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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