シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と金の繭 (角川ビーンズ文庫)

  • 角川書店 (2012年12月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041006375

作品紹介・あらすじ

ラファルに剣で貫かれ、命を失いかけたアン。エリルの力で一命を取り留めるけれど、目覚めたアンは銀砂糖菓子を作る技術の全てを失っていた。絶望にうちひしがれるアンだけど――!? 大人気シリーズ、待望の最新刊

みんなの感想まとめ

テーマは絶望からの再生と成長で、主人公アンは命を救われたものの、砂糖菓子を作る能力を失ってしまいます。彼女はその失った感覚を取り戻すため、ペイジ工房での修行を決意し、理論を学びながら新たな技術を身につ...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ通巻11巻、砂糖林檎編2巻。
    公式本紹介がネタバレしてるから、書いちゃうけど、以下、前の巻まで読んでない人には特にネタバレ。

    前巻でラファルにやられて死にかけたアンが、エリルによって救われるものの、なんと砂糖菓子を作る能力がなくなっているという、とんでもないスタート。しかも、シャルへの思いを死にかけた状態で伝えたので、色々モンモンとする様子が胸がきゅーんとして、30年以上前に戻ったような楽しみもありました。ああ、恋って素晴らしい。若返るわ。
    アンに優しいペイジ工房でのお話なので、安心して楽しめます。お嬢ブリジットも久しぶりの登場。サブタイトルが最後にきらめく展開でした。
    あとがきにあった、初稿ではシャルがアンに○○しすぎた話、読んでみたかったです。

  • アンが助かったが、いろいろとまずい状態。ラファルとエリルの行方も探せず、、、ドキドキな展開。

  • アンの失った能力は「とりもどせる」やつ。
    というのは読者にとってはほぼ想定内なんだとおもう(自分もそうなんだろうな、と思って読んでた)のだけど、いざ「こうすればとりもどせるよ!」みたいな方法が浮かんだとして、いや〜コレいちからやんのか〜!ってのをもう必然みたいに「そりゃやるでしょ」ってとこがやっぱりカッコイイなぁとおもう。職人気質ばんざい。

  • 三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第11巻。2023年にTVアニメが放送されました。前巻の衝撃のラストからなんとか落ち着きを取り戻したと思ったところ、アンを不運が襲います。アンがたとえ惨めであってもどん底から諦めずに這い上がる姿は美しくかっこいい。一方でシャルは、今までの余裕はどこに消えたのかとても人間っぽい感情で面白い。アンの頭の中はほぼ砂糖菓子のことでいっぱいなのでシャルの苦労は続きそうです。シャルも大概だとは思いますが。久しぶりに砂糖菓子職人のお話でしたが、次巻はまた波乱の予感。

  • またまた試練のアン。
    ブリジットさん、いいな。

  • 失ったものを取り戻すためにペイジ工房に行ったアンが今まで自分が意識していなかったことを自覚して成長する巻。
    自分にも得になるからとはいえ根気よく付き合ってくれるコリンズさん。
    2人にわかってはいたけれど成し遂げられなかった想いを託すグレンさん。
    気になっていたブリジットさんの気持ちも描かれていました。

  • あ、すみません。
    面白すぎて一気読みしてました。

    たぶん、3日前くらいに……

    金の繭って、素敵だなぁ。
    そのおかげでブリジットとオーランドは歩み寄れたはず。

    (あらすじ読み返した)
    前巻で、アンが死にかけてたのでしたよ!
    助かってよかった。
    命の代償は大きかったけども、命に比べれば。
    そして大きかった代償も、バネにして。

  • 代償は大きいけど、取り返せるし、取り返すための努力もできるところが素敵

  • 最初の銀砂糖の木を捜しあてたアン。それを狙っていたラファルによって、彼女は刺されてしまう。ラファルの意志に反したエリルはアンを助けることに。だが、その反面で彼女は銀砂糖師として重要なものを失ってしまい…

  • エリルの力で命が救われたアンとミスリル。助かった代償に大事な能力を失ってしまいました。

    ミスリルのように妖精本来の力を失ってしまったら取り戻すことはできないけど、アンのように後から身につけた能力は再度取り戻すことができると・・・。なかなかそんな風には思えないのに、アンはほんとに前向きだなぁと。

    そして最後は新たな局面が。
    ほんとまた次巻が気になるところで終わっちゃいました。

  • ついに二人は恋人に!甘々②になるかと思いきや、
    お子様なアンと鈍いシャルだからその心配はなく、
    まぁいい感じになりました。
    キースが公正すぎてかわいそうなくらいですが。
    アンが命を救われたときに失うのは絶対に銀砂糖を
    作る技術だと思っていたけど、
    あきらめずにまた①からやり直すとは思わなかったです。
    ガッツがあります。

  • アンの、そしてブリジットとオーランドのもどかしさと、切なさがたまらなかったです。
    がんばれアン!ってそればっかり思っていました。
    アン、ブリジットそれぞれの恋の行方に期待してます。
    そして、三川さんは本当に引っ張るのが上手い。
    次の巻すごく気になります。
    とはいえ既に手に入れているので、最近読書はペースゆっくりですが、すぐに続き読もうと思います

  • 一難去ってまた一難。技術再習得にもう少し時間かかるかなぁと思ったけど意外にサクッと。
    シャルがラファルの元に行くためには一度瀕死状態にならないとダメなんじゃないかなぁ。
    今回何よりも良かったのはシャルがデレまくってたこと。
    キス拒否られて軽く凹むとか可愛いな、ごちそうさまです♡

  • エリルの力で延命できてもなにか大事な能力を失うっていうのは命を無理やり繋ぐことへの対価なのかな...運命を捻じ曲げてしまうことへの代償みたいな。

    命があるだけでいいっていうのは簡単だし間違ってもいないと思う。でも今まで自分が大事に持ち続けていたものを失うくらいなら助からない方がよかったっていうのも否定は出来ない。

    もう一回頑張って技術を身につけることはできるけど良くも悪くも前と同じにはならないし、そもそもそういうことが出来ないものもある。
    まあ命がないとそういう葛藤と戦うこともできないのだけど。

  • この展開は銀砂糖師の世界観を深めるためにはありかも。一巻で既に獲得していたものだから。ちょっと前にはやったエピソードゼロの変形というか。

  • やっといろいろなことが落ち着くかなとおもったら?
    そんなに甘くないということみたいで。こんども大事件がおきそうな感じです。

  • アンが、砂糖菓子を作れなくなった事は、
    話の展開としてものすごく面白くなる重要ポイント。
    初めからの天才より、努力した人の方が共感がずずっとUPするから!

    しかし、アンだけでなくシャルもあまりに気持ち的な経験が
    少ないから、初期過ぎでやきもき。
    それが楽しいのだけど(笑)

    二人はずっと一緒に入れない事が、
    それでも幸せなんだろうけど、一緒にいれたらいいなと
    どうしても思ってしまう。
    出来れば最後まで描いてくれると嬉しい。
    最後がどうなるか、考えなくて済むので。。

  • またまたアンに試練が…。
    どうしてアンばかりこんなに辛い目にあわなければならないの?と思わず憤慨してしまう。
    しかし、これほどの事がなければ、アンが自分から告白するなどという事はあり得ないし。うーん、アンとシャルの関係に限って言えば、結果オーライか?

    頑張り屋のアンのことだから、こんな試練も乗り越えてくれると信じつつ、次巻を楽しみに待とう。

  • シリーズ11巻目(【砂糖林檎編】の2巻)

    前巻でアンはラファルに剣で刺されてしまい、命が危うい所をエリルの力で助けてもらった。けれど、その代償としてアンは砂糖菓子を作る能力を失ってしまう。銀砂糖師として今まで身につけた力を失い、アンは路頭に迷う。作りたいのに作れない、その苛立ちと喪失感にアンはふさぎ込む。けれど、アンは立ち直り、もう一度、砂糖菓子を作る力を身につけようとペイジ工房を訪れる。

    助かるためとはいえ、銀砂糖師にとって何よりも大切な【砂糖菓子を作る】という能力を失ってしまったアンの衝撃はすさまじいものだったと思う。けれど、彼女もこれまでの経験を通して強くたくましく成長していたのですね。悲しみを乗り越えてさらに強く前向きになった気がします。この経験が彼女をさらに良い銀砂糖師へと成長させるのでしょうね。

    そして、アンはとうとうシャルと恋人同士になったわけですが、しょっぱやからシャルが積極的でどうしたのかと思いました(笑)今まで我慢していた反動でしょうかwwラブ度がアップしていてキュンキュンさせてもらいました。そして、ツンデレなブリジットも可愛かった!副題の「金の繭」はブリジットやアンの恋心とか可能性とかを表しているんでしょうか。
    豊作な砂糖林檎の収穫が始まったのにもかかわらず、その砂糖林檎が消えてしまうかもしれない、という知らせが届き、かなり気になる所で終わっています。一体どうなってしまうのやら・・・。次巻が楽しみです。

  • ブリジット可愛い。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三川みりの作品

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