- KADOKAWA (2013年1月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041006429
作品紹介・あらすじ
脇目もふらず猛烈に働き続けてきた女性経営者が恋にも仕事にも疲れて旅に出た。だが、信頼していた秘書が手配したチケットは行き先違いで――? 女性と旅と再生をテーマにした、爽やかに泣ける短篇集。
みんなの感想まとめ
旅を通じて心を癒し、再生する女性たちの物語が描かれた短編集です。都会で懸命に働く主人公たちは、思わぬトラブルに直面しながらも、旅を通じて自分を見つめ直し、周囲の優しさに触れていきます。各編は、モノトー...
感想・レビュー・書評
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原田マハは、キュレーターとしての経歴を活かした作品が多い印象ですが、本作『さいはての彼女』は、そうした側面とは少し異なる趣の短編集です。
未読で失礼ながら、『旅屋おかえり』に通じる系統の作品でしょうか。
収録されている
「さいはての彼女」
『小説すばる』2005年8月号(集英社)
「旅をあきらめた友と、その母への手紙」
『オール讀物』2006年3月号(文藝春秋)
「冬空のクレーン」
『小説すばる』2006年12月号(集英社)
「風をあつめて」
『オール讀物』2007年4月号(文藝春秋)
都会でひたむきに、けれどどこか傲慢さも抱えながら仕事に向き合ってきた女性たちが主人公です。
彼女たちに不意に降りかかるトラブル。
そして、その只中で差し出される、思いがけない救いの手。
まるで旅の雑誌に掲載されたかのような短編集でした。豊かな旅情とともに、自然の風景と人の優しさが、少しずつ彼女たちの心をほどいていきます。
そんな、自然と安全な人の触れ合いが残される日本であってほしいなと思います。 -
図書館本
一気に読んでしまった
旅×女性への応援メッセージ
を感じた
仕事や人間関係、恋愛でつまずいてしまった時に
旅をする事で心境が変わる
今までの自分を省みるきっかけになる旅
人としての優しさを取り戻す旅
「ナギ」の存在が風を感じる
ハンディを抱えていても、溌剌とした
みんなの人気者
お父さんがナギに伝えた「線を引いているのは誰か」
『線』を越えていけ
と言ったお父さんの言葉を受け取った
ナギの行動力と素直さがとても素敵です!
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2026/02/10
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ぴこさん、おはようございます!
早く図書館から届くといいですね♪
でも待ってる間もワクワクしていいですよね
ぴこさん、おはようございます!
早く図書館から届くといいですね♪
でも待ってる間もワクワクしていいですよね
2026/02/10
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「自分を変えたくて旅に出る」という話を聞いた事があるが、正直旅なんかで自分が変えられるのかなと思っていたが、旅に出る前の女性の描写が秀逸で、まさにこういう人間に自分がなってないか不安になるくらいだった。
ある程度年齢と経験があると、職位が上がることは多いが、全ての人がそうではないが、どうしても肩書きに引っ張られて自分を変えないとというプレッシャーに陥ることは自分にもあった。
きっと旅が「変える」のではなく「戻す」んだなと、思った。
ツルの話が心に残った。 -
4編の短編集。それぞれ唸るような名作。
人生いろいろ、旅の目的もいろいろ、各編モノトーンから多彩な色を帯びていくような内容で温かい気持ちになれた。
実際に旅先で少しずつ読むのにオススメ。
わたしも北海道バイク旅をしたことがあり、さいはての景色や真っ直ぐの道を思い出した。本書の釧路湿原の鶴の求愛行動を見に行きたくなった。
人生に悩む青春真っ只中の若者に読んで貰いたい。きっと、旅に出たくなる。 -
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harunorinさん、おはようございます
そうなんですよね〜、マハさんの作品は心に何か残していくんです
それも心のこもった温かいものです...harunorinさん、おはようございます
そうなんですよね〜、マハさんの作品は心に何か残していくんです
それも心のこもった温かいものです
読んだあとはいつも得した気分になるんですよね
私はマハさんの沼にハマってしまって、おぼれています=(^.^)=
また素敵なレビュー、待ってます♪2023/08/03 -
ハッピーアワーをキメたK村さん、おはようございます(*´꒳`*)
コメントありがとうございます。
ハピアワさんのレビューが素敵で、読みかけ...ハッピーアワーをキメたK村さん、おはようございます(*´꒳`*)
コメントありがとうございます。
ハピアワさんのレビューが素敵で、読みかけの本そっちのけで読みました。ほんと良かったです!
旅モノって、映像ではなく、文字から情景を思い浮かべるので(ネットもチラ見しますが)、自分の旅の記憶も渾然となって、うまく言えないんだけど、心地よい高揚感が得られて、好きですね。
マハ沼はどれだけ深いのでしょうか、まだ2冊目(のはず)なので、これからどんどん深みにハマっていくのが楽しみです。
ではでは、今日も良い一日を。2023/08/03
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とても気持ちの良い短編集でした
読んでいたら旅に出たくなります!
仕事でちょっと行き詰まった時
旅に出て、パッと視界が開ける感じ。
やっぱり旅はいいですね
ナギちゃんとてもいい子ー!
私もバイク乗りたくなりました!
そんな私は入院中で
しかも絶賛、絶食中。
本に出てくる食べ物の
美味しそうなこと。
あー食べたい。
鬱々とした気持ちを晴らしてくれる
素敵な作品でした(^^)
ハグとナガラもちょろっと出てきますよー(^^) -
著者、原田マハさん(1962~)の作品、ブクログ登録は4冊目。
本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。
---引用開始
25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
---引用終了 -
絵画物もいいけど絵画作品以外の原田マハの方が好きかも。バイク乗りだとさらに共感してしまう部分も多く、人生の紆余曲折が上手く描かれている( ˘-˘ )ジーン
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この連休どうやって無駄に過ごそうか企んでいたのですが天気は下り坂で良くないし、おまけにぎっくり腰になってしまって山行き諦めました。
小屋でくつろぎながら読もうとザックにしのばせてあった文庫本「さいはての彼女」を取り出してめくることにしました。山に持っていくには気にならない重さの4遍からなる短編集なんです。
久しぶりに読む原田マハさんの作品なんですが、心地よい風が吹き抜けていくような感触に、じんわりしみ込んでくる読了感。今にも泣き出しそうな湿っぽい天気の中にあっても感じることができました。やっぱマハさんいいですよね。
端っこ好きで、すみっこぐらしで、行き着くところは決まってこの先は海しかない陸の突き当たりが舞台になってる作品多くってっw
キャリア女性が旅に出る話が続くのですがどれもいいです。
最初は、尖った感じの女社長が主人公ですが、旅で知り合ったバイク乗りのイカした少女ナギちゃんに拐われちゃう話し、真っ赤なハーレーにタンデムして、滑走路のような1本道をどこまでも走る。独特のエンジン音を轟かせながら国道の路肩に停車してただのなんでもない場所が特別な場所に変わる。
水平線に堕ちる夕陽が一面を赤く染める瞬間。深呼吸する二人、もうこれ絶対いいやつううぅぅぅ。
このナギちゃんが明るくって人懐っこくて無茶いい娘なんですよねっw
2話目は、初めての一人旅をするOLの話、旅先で手紙を書くなんてしたことないですけど、じんわりきますね。
人生を足掻こうっていいなあ。
3話目は、タンチョウヅルを見に行った話。鶴と添い寝した話は興味深々。その後恩返しはあったんか気になりました。
4話目で、ナギちゃんのお母さんが主人公の話だけど、再びナギちゃん登場で右手を上げて親指立てて出てゆくとこかっこいいなあ。
自分で勝手に引いた線、健聴者と自分を隔つ線。そんなものどこにもないんだ、越えて行けって幼いナギに亡き父が言った言葉はいつまでも沁みてウルウルきました。
彼女の乗ってるハーレー自分で整備して「サイハテ」って呼んでるんですよw 過去に囚われない今日と明日のナギは凪じゃなく止まらない風なんですよね。
やっぱこの作品無茶いいな。山の描写は羅臼山の峠道走るところしかなかったけど、山のお供に持っていて再読したくなる1冊でした。濡れないようにジップロックに入れてザックに入れておこう。 -
久しぶりに原田マハさん作品でした。
短編集でしたがどれも良い内容でした。
特にタイトルのさいはての彼女は特に良かった。
涼香の旅行が秘書が手配した航空券、沖縄の予定が
北海道の女満別!
そこで出会ったハレーに乗る女性、凪。
凪は聴覚障害でありながら凄い前向き。
そして彼女に出会った人は皆んな彼女と
ハレーが好きになる。
読んでいてとても気持ちが良くなる作品です。
最後の章は凪のお母さんが主人公。
凪をいつも心配している姿は共感します。
『凪のメールは今日と明日しか書いてこない。昨日は書いてこない。』これを読んでますます凪が好きになります。
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幸せって何だろうと思いました。
他の人の生き方と比較して優越感に浸るのではなく、自分のやりたいこと、自分らしく好きなことができているかは大切なことだと感じました。
真っすぐやりたいことに向き合う行動力が自分にはないと思ったけれど、これも自分で勝手に線を引いてしまっているだけかもしれない、そんなふうにも思いました。
自分と向き合う時間は大切だと改めて思います。
ハーレーに乗ってみたい。きっと奥が深くて、虜になってしまうんだろうな。 -
大都会でいつも懸命に頑張っているキャリアウーマンの妹に、プレゼントとして購入した短編小説集。
そこには著者・原田マハさんによる、働く女性たちへの温かくも優しい眼差しがあった。
読み始めからスラスラと先に進むことができるこの作品。読み終えた暁には、心地よい余韻と、涼しくも爽やかな感懐が、きっと得られるはずだ。
春や秋の朝方に吹くことの多い、一陣のつむじ風のような清々しい短編集である。
さて皆さんに、特にビジネスマンやキャリアウーマンの方々に、畏れ多くもお尋ねすることを許していただきたい。
『皆さんには果たして、今まさに心の底から満たされている実感はありますか』と。
この質問に対して、当たり前だと憤る方も多いかもしれない。あるいは、そうでなければやっていられないよと、優しく仰る方もおいでになるだろう。
そう答えられる皆さんは、ご自身の人生の歯車が今はきっと潤滑に回っている。言い換えれば、スムーズに今を生きることができているのだろう。
それは間違いなく素晴らしいことであり、僕は皆さんがそのまま邁進されることを願う者である。
だけど、一旦その歯車がズレ始め、全体としてバランスを崩してしまった、あるいは崩しつつある状況に置かれた場合は、果たしてどうなるだろう。
その充実感を力強く保ち続けることができるだろうか。
この短編集は、まさにそういった瀬戸際に立たされた、優秀な女性たちを描いている。
ここから軽いネタバレが入ってくるので、未読の方には注意して読んでいただきたい。
社会の歯車として、絶えず必死に頑張ってきた女性たちは、そのギリギリの線上で、少し疲れを感じる。
そして現実を見つめ直すために、一人旅に出る。そこには癒しや救いを求める感情もあったのかもしれない。
旅の終わりには、たとえ想定外の形であったとしても、彼女たちは望みを叶える。そうして明日の活力の源として、それぞれの職場へ持って帰るのである。
より人間的に柔らかく優しくなった彼女たちの、街での再活躍を予感させる形で、それぞれの短編が締めくくられる。
これが基本の形であるが、彼女たちの内外で展開される物語は、まさに変化に富んでいる。それがそのまま、彼女たちの人生の多様性を認識させる。
中には満たされていたと思っていた自分の半生が、実は空虚なものだったと悟る女性もいる。
人間には実に多様な生き方がある。大小なりとも制限されているかもしれないが、人はその生き方を、ある程度は自由に選ぶことが許されている。
『私の人生、ただこれしかないと思っているあなた。だけど実はそこには、まだまだ思わぬ可能性や方向性が眠っているのです。それに気づくことさえできれば、更なる充足感があなたの中に根付くのではないでしょうか』
この作品は、このようなことを力強く主張しているように思えてならない。
第一話と第四話が作品全体の調和を支えていることは、おそらく誰の目にも明らかだろう。
この二つの物語に登場する、ナギという少女が、この作品全編をネックレスの糸のように繋ぎ止める役割を果たしている。
それぞれの作中には主人公として登場しないナギだが、その天真爛漫な快活さ、そして爽やかさは、まさに作品全体の主人公と呼ぶに相応しい。
目を瞑れば、親指を上に立てて笑みを見せ、バイクに乗り込んで見る見るうちに遠ざかってゆく彼女の姿が見えるようである。
だけど僕は、とりわけ第三話に打たれた。強い印象を受ける物語は、多分人によって違うのだ。
でもそれでもいいのではないか。そう思わせる寛容な空気が、作中全体に柔らかく漂っている。もしかしたら頻繁に描かれるハーレー・ダビッドソンの風を、僕も感得したのかもしれない。
果てしなく続く、凍てついた白銀の平面。
紺青に澄んだ上空からタンチョウヅルの群れが降りてきて、たくさんの仲間と戯れ、土を啄み、鳴き声を上げ始める。その鳴き声は、止むことがない。
そのような鶴の楽園を想像してみると、都心で忙しく働くたくさんの人びとに、どこかしら重なる。
あたりを染める肌を刺す寒さが、どこか心地いい。不思議な満足を感じながら、僕は本を閉じたのだった。 -
どの話も素敵で良かった。
バイクは乗らないけど、気持ちいい風を感じることができた。
"旅をあきらめた友と、その母への手紙"が1番好き -
どの話もとってもよくて暖かい気持ちになった。
サイハテとタンデムして北海道を巡った話は走行中の気持ち良さがこっちにも伝わってきた。
障害を抱えているとは思えないナギのカラッとした性格がすごくいい!涼香やバク、千佳の性格がキツくて最初はあんまり感情移入できなかったけど、憑き物が落ちた後半は振りきってて寄り添える。
特にハグとナガラとナガラの母へのメールにはうるうるきてしまった。
旅に出たくなったな...近隣じゃなくて、もっとずっと遠くへ。
バイクや車が運転できれば交通面で苦労しないし、何より気持ちいいだろうな。 -
はじめての原田マハさん。とても透明感のある文章で、自分も「サイハテ」で風を受けて旅しているようでした。旅をする理由は人それぞれだけれど、共感するところ大でした。私も旅の中だからこそ考えることや、気づかされることがあります。それが強烈なキャラ?の登場人物と対比されるからこそ、旅の醍醐味がはっきり感じられました。読後感の爽やかさもすごくよかったです。
他にも魅力的な作品がたくさんありますので、何から読みはじめようかいまから迷っています。
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悩みを抱えた人達が、旅を通じて前向きになって帰っていく。その過程が丁寧に美しく描かれていて、どの短編も胸を打たれた。
旅先での素敵な出会い。私が超インドアなので、ものすごく憧れる。
特に好きだったのは、やっぱり表題になっている話。バイクやハーレーについては全く知らなかったけど、瑞々しさや疾走感が文章から伝わってきて、爽快感が味わえて良かった。 -
布団の中で読了しましたが、バイクを乗っているときに感じるような、夏の爽やかな風を感じましたよー!今右手に当たってちょっと寒いクーラーの風とは大違いなのですよー!
そしてマハさん、やっぱり大好きですよーー!(告白) -
4編からなる短編集。
どの物語も再生をテーマにしている。
4編の主人公はいずれも女性。しかももうそんなに若くない女性たちである。
彼女たちが新しい場所で、新しい一歩を踏み出すまでのストーリー。
個人的には聴覚障害のナギの存在が一番グッときたかな。 -
4つの短編を収録。全て女性が主人公。都会で疲れ果てた女性が旅先で再生する話である。うち2編にハーレー乗りの若い女性・ナギが登場。彼女がとても素敵だった。初めて読んだ原田マハ作品、じわーっと良かった。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
原田マハの作品

いっぱい読んでるねー
私も マハさん読むから
BL系いらっしゃっても良いんですよー
いや ぜひいらっしゃって
いっぱい読んでるねー
私も マハさん読むから
BL系いらっしゃっても良いんですよー
いや ぜひいらっしゃって
みなさん 推し本が それぞれあって
上手い作家さんですよね
どうも お日柄が良くを女性陣がお好きなようなので そのあたりから...
みなさん 推し本が それぞれあって
上手い作家さんですよね
どうも お日柄が良くを女性陣がお好きなようなので そのあたりから始めましょうか
マハさんはやっぱり長編が好きです♪
キネマは間違えて2冊買っちゃっ...
マハさんはやっぱり長編が好きです♪
キネマは間違えて2冊買っちゃったので、痛い本として記憶してます(-。-;
『生きるぼくら』は私も好きでした♪