- 角川書店 (2013年1月25日発売)
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感想 : 72件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041006573
作品紹介・あらすじ
純粋な愛をはぐくむ2人に、現実という障壁が冷酷に立ちふさがる――すぐそばにあるリアルな恋愛を、格差社会とからめ、名手ならではの味つけで描いた恋愛小説の新たなスタンダードの誕生!
みんなの感想まとめ
純粋な愛と現実の厳しさが交錯する物語は、読者に深い感情を呼び起こします。主人公たちの関係は、時間とともに変化するものだと知りつつも、彼らが互いを愛し合っていた瞬間が美しくも悲しい印象を残します。結末が...
感想・レビュー・書評
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悲しい。。若毛の至り、1年もすれば関係や感情は変わる、、、と思っていたけれど、あの瞬間2人はお互いを大好きだったのだろうし、だからこそ悲しく綺麗(?)に物語が終わったんだと思う。
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すごくつらい話でした。
最初の記事で結末が分かってしまっているので、幸せそうにしているシーンがとても悲しかったです。
読後も後を引きずりそうです。
(2014/01/06) -
冒頭、主人公とヒロインの心中を新聞記事で知る。
結末の分かった物語でどのような経緯でそこへ至ったのかを知るお話。
正直、スミオには共感できなかった。父の与えてくれるレールに乗りつつジュリアを幸せにする力の無い男だと思った。 お互いに人生を終わらせる相手を探していたのだとしたら良いのだけれど、スミオは何も考えていない。 ジュリアを止めることができるとしたら彼だけなのに…
でも、他人の幸せは他人には分からないけど彼らは幸せだったと無理矢理に思いたいな。 -
若いからこそなのかもしれないし何度も「普通に」幸せになって欲しいと思ったけど、ああなってしまったらジュリアとスミオにとっては共に死ぬ事こそが最前の選択であってそれ以外はもうなかったのでしょうね。
幸せのカタチは色々あっていいのかなーって思った。そもそも「普通の幸せ」って何かしら。
それしか幸せになる方法がないなんて悲しすぎる恋だけど。
初めから結末は分かっていたけれど胸がキュッとなるお話でした。 -
流石に内容が薄っぺらく展開もベタで読んでて少し恥ずかしくなる。
これを高評価するほどピュアな心はもう残ってない。 -
こんなくだらない本初めてよんだ。俺が陽キャだからか?本当に、なんというか,は?ってなりました
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石田衣良感全開な作品 よかったです
ジェットコースターのようなヒリつく絶望からのラストの甘い絶望のコントラストがものすごくすき
たしなに若さゆえの勢いや考えなのはあるかもしれないけれどもう少し大人ならば、とかではなくきっとこのふたりはずっとこういう選択肢しか残されないかんじがする
ジュリアは父に縛られ続けていたけれどスミオもジュリアの顔立ち含めて母にずっと縛られ続けていたしふたりとも 死 からは逃れられないんだと思った
こうなりたくはないけれどどこかうらやましいともおもってしまった -
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一気に読めました。お金があっても日々の生活に満足できないという感覚は、なかなか理解できませんが、今後自分が体験することも無いんだろうなと思いました。
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現代の日本のロミジュリ。でもおもしろくて一気に読み終えた。
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掲示板が繋げた格差、周囲には若気の至りと思われるほど一途な恋心。別々の人間が同じ量の幸福を手に入れるのは簡単な事ではないと思った。
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【 #親指の恋人 読了】
物語は若いカップルの心中を知らせる新聞記事から始まる。
男性の名前はスミオ、女性はジュリア。
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勘の良い方ならピンと来たンじゃないでしょうか?
これは『ロミオとジュリエット』をモチーフに書かれた物語です。
僕は『ロミオとジュリエット』を読んで無いのでフワッとしか知りませんが、
確かあの話は、
敵対するギャングの家の娘と息子だから、
結ばれるのが難しいみたいな話だったはず。
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このスミオとジュリアは、
石田衣良お得意の『格差社会』が原因で結ばれるのが難しいのです。
日本でも屈指の大金持ちの親の元に生まれたスミオ、
甲斐性無しの父親と二人暮しでワーキングプアのジュリア。
この二人が出会って心中するまでの間の物語です。
こう書くと一直線に死を選んでる話のように思えるかも知れませんが、、、真逆です。
この二人は一緒に暮らし生きる為の方法を考え、そして行動します。
しかし、最後は心中をしてしまうのです。
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石田衣良は小説の題材によく『格差社会』を取り上げます。
確かに軽くてチャラいイメージの作家かも知れませんが、
彼が書く格差社会はとても身近でシンプル、
とにかく分かりやすいです。
もし読んだコトがないのなら、
一度読んでみるコトをオススメします♪
#石田衣良 -
どんなに絶望的だったとしても、死ぬのはやっぱり良くないと思う。
たとえ、物語の中のことだとしても。
石田衣良の描く女の子はみんな魅力的だ。
どこか影があっても、芯が強くてしっかりしていて、ブレない。
それでいて、とても可愛い。
だから、なおさらアンハッピーエンドは辛い。 -
『恋とは、「心を切りつけられるような淋しさ」であり、恋人たちは淋しさを埋めるために、ひたすら、親指を使ってメールを送り、キスをし、抱き合い、体と心と言葉を求め合うもの。でも、淋しさは埋まらない。恋をすればするほど、互いを求め合えば求め合うほど、淋しさは膨らみ、深まっていく。』
なるほど。そうなのか。そうなのかもな…(遠い目)
僕らの生きる時代はスマホでラインであったりメールであったり、「文字」で気持ちを伝えることが多い。でも、やっぱり、もしかしたらだからこそ、きちんと目を見て、仕草を見て、表情を見て、きちんと伝えたり、話すことが大事なんだろうなぁ…。
石田衣良らしさが溢れるこの小説。冒頭で結末を予告されているにも関わらず…さすが石田衣良さん。
甘く、切なく、悲しく、歯痒く、そして大切なことをきっと教えてくれる一作。 -
作品紹介・あらすじ
格差社会に翻弄される恋人たちを描いた、現代版ロミオとジュリエット!
純粋な愛をはぐくむ2人に、現実という障壁が冷酷に立ちふさがる――すぐそばにあるリアルな恋愛を、格差社会とからめ、名手ならではの味つけで描いた恋愛小説の新たなスタンダードの誕生! -
読み終わって、なんとも言えない気持ちになりました。
ジュリアがひたすらに可哀想な人生のような気がしました。
スミオは頭がいい設定なのに、全然頭が良さそうじゃない。 -
結末が分かっている上で何故そのような結末になってしまったのかの経緯を読むスタイルは新鮮だった。スラスラ読めたので一日で読了したものの、内容が終始一貫して暗かったので読み終わったあとに、気持ちが沈んでしまった。しかし、2人は2人の最高の幸せを手に入れることができたのだろうか。現実を常に突きつけられているジュリアと世間知らずのスミオはすれ違いながらも結びついた。今でも出会い系アプリを通じて付き合うことはよくあることなので、先をゆく考え方だったのかと思った。
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著者プロフィール
石田衣良の作品
