- 角川書店 (2013年1月25日発売)
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感想 : 35件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041006580
作品紹介・あらすじ
いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう――都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常に優しいまなざしを注ぐハートウォーミングストーリー!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人との関わりや暮らしの中に潜む孤独感や希望を描いた物語が、多様な視点から描かれています。短編集の中でも特に表題作は、虫とセージというキャラクターのもがきや成長が親近感を呼び、自分自身の経験と重ね合わせ...
感想・レビュー・書評
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一部連作の短編集でした。
誰かと暮らすということという表題作は一番最後。虫とセージがでてくる二人の物語がいいです。こじらせている感じがやや自分と重なるところもあり親近感がわきます。
この二人がちょくちょく出てくるのでなんかもがく感じが可愛いな〜(^^)となりますが読みやすい割に、他の話は地味にしんどい話が多い印象。なんでかなと思いましたが解説に孤独感というワードがでてきてることから、ままならない境遇など閉塞感があったからかもしれません。同じ町が舞台なので時系列はゆるりと進んでいるにも関わらず登場人物で混乱してしまいました。それは私の理解力&記憶力がなすぎ問題。かもしれません。
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下井草という街で暮らす人を通して、人には立ち入れない隙間のようなものを強く感じた。
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「男が中途半端なのって一番いけないんだよ。勇気も優しさも、勝負どころで気前よく使わないと。そうしなないと、ぐじぐじするだけで何もできなくなるもん。」
「思った時に思ったことをしてくれるのが恋人だけど、期待はずれなことをしちゃうのも恋人じゃない。」
恋人との半同棲に関して悩んでいたときに、友人の部屋の本棚でこのタイトルが目に留まった。その友人は悩むことがあるときは、なにかヒントがないかと本棚を漁るらしい。
読んでると上のようなセリフが印象に残り、ヒントになったような気がした。少し優しい気持ちになった。
こういったタイミングのよい本との出会いとゆうのが最近少しずつ多くなっているように感じる。 -
それぞれが抱える孤独が絶妙な距離感で書かれていて、決して軽くないけど重たすぎない。登場人物たちの住んでいる町が自然と頭の中に浮かび上がり、笑ったり泣いたり衝突したりしながら今日も生きているんだろうなぁとじんわり感じる作品。「誰かと暮らすということ」に恐怖感しかなかった私だけど、全部が全部理解しあえるわけではない誰かと暮らすことで癒える孤独もあるのかもしれない、とうっすら前向きになれた。
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もっと若いうちに読んでおけばよかった。
素敵な作品。 -
すきなひとのまえではきばってしまうじぶんだけれど。ちからをぬいて、ずっと一緒にいられたらな。
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好きだなぁ、こういう話。
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思っていたのと違った。
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この人、ええな。
角田さんに近い感じ?
そこらへんにある街のそこらへんに居る人のお話。
こういう人たちで街はできてるんだな。
もっと読んでみたいな。 -
短編集
気負わず坦々とだけれど心に染みてくる何か、、、、。
読後感がよかった。 -
『当たり前の幸せは、当たり前そうに見えれば見えるほど手に入れにくいものなのです』
この小説を読んで、一番ぐっときたフレーズです。
誰かと暮らすということは、実はとっても難しいことで、相手への気遣いや優しさ、時には見ないふり・・・という奇跡的なバランスで成り立っているんだな、と感じました。
これから一緒に暮らし始める恋人たち、夫と暮らしていたけれど、一人きりになった妻、一緒に暮らしていても、心が離れ別々に暮らしているかのような夫婦。いろんな形の生活が描かれていて、興味深かったです。
図書館スタッフ(学園前):トゥーティッキ
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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/761484 -
誰かと暮らすというのは、ある意味妥協しながら暮らすこと
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2018.6.12読了
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こんなにニヤニヤした読者はいつぶりだろう。虫壁さんとセージの話に、ニヤニヤが止まらない。周りから少しはみ出た2人が惹かれあって、無愛想だった顔はお互いに柔らかい笑みを見せ合うように変わっていったのかと思うと、ついついこちらが恥ずかしくなってくる。
とても静かで暖かい短編集。
ドラマ化とかできそうな一冊。 -
日常を描く、ほわっとした話。
最近はこういうらくーに読める話が好き。 -
静かに通り過ぎて行く時間のなかで、こういう恋愛ができたらいいと思う。
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2014.02.21 読破。
Kindleにて -
淡々とした日々を大切にしたくなる話。
著者プロフィール
伊藤たかみの作品
