誰かと暮らすということ (角川文庫)

著者 : 伊藤たかみ
制作 : 角川書店装丁室 國枝達也 
  • KADOKAWA (2013年1月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006580

作品紹介

いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう-実社会にしっくりなじめず、自分の居場所をさがしあぐねている人々。会社で同僚からも距離を置かれている同期の男女、倒産寸前の店を経営する夫婦、離婚してひとり暮らしを始めた女性…都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常にやわらかなまなざしを投げかけるハートウォーミング・ストーリー。

誰かと暮らすということ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 好きだなぁ、こういう話。

  •  それぞれが抱える孤独が絶妙な距離感で書かれていて、決して軽くないけど重たすぎない。登場人物たちの住んでいる町が自然と頭の中に浮かび上がり、笑ったり泣いたり衝突したりしながら今日も生きているんだろうなぁとじんわり感じる作品。「誰かと暮らすということ」に恐怖感しかなかった私だけど、全部が全部理解しあえるわけではない誰かと暮らすことで癒える孤独もあるのかもしれない、とうっすら前向きになれた。

  • こんなにニヤニヤした読者はいつぶりだろう。虫壁さんとセージの話に、ニヤニヤが止まらない。周りから少しはみ出た2人が惹かれあって、無愛想だった顔はお互いに柔らかい笑みを見せ合うように変わっていったのかと思うと、ついついこちらが恥ずかしくなってくる。
    とても静かで暖かい短編集。
    ドラマ化とかできそうな一冊。

  • もっと若いうちに読んでおけばよかった。
    素敵な作品。

  • 日常を描く、ほわっとした話。
    最近はこういうらくーに読める話が好き。

  • 静かに通り過ぎて行く時間のなかで、こういう恋愛ができたらいいと思う。

  • 2014.02.21 読破。


    Kindleにて

  • 淡々とした日々を大切にしたくなる話。

  • なかなか良かった。

  • セージと虫壁さんのお話。
    二人は同期。社内でどことなく距離を置かれた二人は、「友達以上、恋人未満」
    その関係が少しずつ少しずつ、進展していく様子とともに、彼らと少しだけ関わりのある人たちが、誰かと暮らしている様子を綴った連作集。

    虫壁さんが不器用でとてもかわいい。
    うまーく世間と折り合いはつけれず、生き難そうだけども、そこがいい。
    そしてそんな虫壁さんのいつのまにかそばにいるセージ。
    いろいろ抱えているけど、いい男だ。
    そんな二人と少しだけかかわりのある人たちは、よくいくレンタルビデオ店の店主夫妻だったり、そこの客だったり、二人のあとに借りた部屋の人だったり。

    とりたてて派手な事件が起こるわけではないけども、なんだかとてもキュンとして、すらすら読めるお話だった。

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