露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜 (角川文庫)

著者 : 椙本孝思
制作 : toi8 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年1月25日発売)
3.74
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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006603

作品紹介・あらすじ

「この地で面白いものを発見した。黒彦君と一緒にすぐ来なさい」-犬神果菜のもとに、兄・清秀から謎の一文が添えられた年賀状が届いた。"高校生探偵"白鷹黒彦は、果菜を連れ、文面に書かれていた奇妙な名前の村に向かうことに。露壜村。現世から隔絶された山村で、ふたりが最初に目にしたのは、異常に長い不気味な葬列と、まとわりつくような老婆の視線。それは、怨念に満ちた惨劇の幕開けだった!?シリーズ最大の事件簿。

露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • こういう結末は「なし」なんだろうなと思っていた種類の結末の小説が読めて、嬉しい気分に。
    ハテナとクロちゃんの関係性もちょうどいい速度で進行しているのが心地いい。
    犬神さんの「空気読まないけど、空気に溶け込む」ところがツボでしょうがないです。
    早く次が読みたいな。

  • このシリーズをミステリーなどと思ったらいけない。
    あくまでミステリー的なライトノベルなのだから。
    完全にキャラ読みをしている身としては、ミステリーに分類することも迷ったほどで・・・。
    シリーズ第3作目となく「露壜村事件」は、ほとんど犬神清秀の出番はない。
    「えっ?いまごろ?」と突っ込みたくなるくらい後半に、申し訳程度に顔を出す程度だ。
    それでもしっかりと謎を解いてしまうあたりは、イヤになるくらい小説的なのだけれど。
    いつも通りに今回も果菜のかわいさが炸裂している。
    白々しい計算もなく接してくる果菜に対して、中途半端に男らしい黒彦がなかなか笑える。
    それにしても帯に書かれている「ミステリへの挑戦状」という文面。
    煽り文句としてはいいのだろうけれど、「帯にある言葉を信じちゃいけない」を経験できるという・・・微妙な面白さを感じた。
    書店で帯買いをしてはいけない!!とつくづく思う今日このごろ。
    果菜が好きすぎてシリーズ全巻を買い続けている自分が言うのも説得力がないけれど。
    とにかく、読みやすさだけは抜群だった。
    短時間で読破できるのは間違いない。

  • 黒彦がリア充過ぎ
    とんでもない結末だったけど割りと楽しめた

  • シリーズ第3作。閉ざされた山村で事件…だがそのオチは想像もしなかったなー。他の方が書かれてるように普通のミステリーと思って読んではいけないのだが…;博士とハテナの問題も。

  • 『呪いというものはあり得ない現象ではない。それはただ、現代の科学や常識では解明されていない法則のひとつに過ぎないんだよ。

    地震、雷、火事、大嵐。疫病、奇病、難病、死病。かつて神の怒りや悪魔の呪いと恐れられていた現象も、今ではすっかり解明されてしまった。

    でもこれで全てではない。より複雑な法則性を、持った現象は、未だ呪いとして残されたままなんだよ。』

    良かった。物語世界を一気に破壊する最高の完成度!

    ただし、館ものとしては変化球だった。
    やっぱ館ものは綾辻行人、周木律くらいのクオリティが欲しいなぁ。

  • 閉鎖的な村の旧家で起こる殺人事件。当主の死、居合わせる相続人たち、奇妙な信仰、生き神様。雰囲気はたまらないですね。
    こんなのありかという真相ですが、意外性と斬新さは抜群。そして真相を受け入れさせる世界観と雰囲気がこのシリーズではしっかり描かれているのですよね。面白いです。
    がんばっている黒彦くんの空回りがもどかしい。ハテナのお姉さんまた登場してほしいです。

  • 隔絶された村に黒彦とハテナが行くことになって殺人事件に巻き込まれる!

    今回、兄が人間らしい感じが出ている

  • 3作目。これもミステリーの定番と言える、閉鎖的な山村を舞台とした殺人劇。雪に閉ざされているという点で、これもまたクローズドサークルです。
    このオチは言ってみれば1巻に似てるかなぁ。普通に考えていくと犯人がいなくなっちゃう。ちょっと釈然としないものは残るね。

  • 館ミステリー、学園ミステリーときて今作は村ミステリー。

    明らかに、お手本となる名作を片手に設定を持ってきて
    その世界観にシリーズキャラを放り込んでみるという
    作り方をしている点については、まあアリだということにしても
    今作は面白ければ何でもあり的な雑さがちょっと目立っていた。

    特に後半の超展開は正直ついていけず、
    興ざめな感じが否めなかった。

    ノックスの十戒がなぜ存在しているのか
    なぜミステリーにおいて、一定のお約束が
    作者と読者の間で共有されるべきかについて、
    こういう作品を産まないために
    あるのだなということを思い知らされた。

  • 読み進めて行く度に、もしかしたらこの人が犯人かな?と想像するけど、結局最後までわからずに結末を迎えて、その犯人もあまりに衝撃的でした。黒彦と同じ台詞をあなたも言うはず。

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