花神遊戯伝 ひとひら恋せ、闇告げる王 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006818

作品紹介・あらすじ

もと女子高生。今は、異世界で"女神の末裔"やってます-女神的存在"緋宮"になった知夏。行方不明の緋剣・佐基を探すため、伊織にお願い(…脅?)して一緒に来てもらうことに。待ち伏せしていた胡汀とワガママ王子・未不嶺も同行するが、市井で知夏はひとりはぐれてしまう。追ってきた未不嶺と朝火とともに、アンダーグラウンドに捕らわれて!?「わ、私の緋剣なら、生きて戻ってきなさい!」手に汗握る新展開の第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • え?何だかチョッといろいろワカンナイ。華宮って?緋宮の力の源になるお勤めって?朝火さん、何を断ったって?それらのあれやこれやって、大人の想像どおりでよろしいですか?カマトトぶらなくてよろしいんですかな?だったら知夏ちゃんには無理だろ~。

  • 面白くなってまいりましたよ……! 最初から地獄度高くて一度浮上してまた新たな地獄という感じだけど、仲間がいるので鞭は増していても読んでいて拠り所がある。

  • 人物っていうか神様相関図下さい、、、。

    いまいち皆が、悪いやつに見えるのだけど、
    神様ってそんなもの?
    女の神様あんまりみないから、それが原因では?

    何がだめかって、皆が皆、自分自分って感じで
    自分が一番じゃなきゃやだみたいな駄々っ子
    ばっかりで、のわりにはあんまり知夏のために
    自分を見せる事はしない。。。と。

    そりゃ、だめでしょ。
    知夏ちゃんが毎回反省するけど、
    皆の気持ちなんかわかるわけないって、ヒントも
    くれてないんだから、やつらは(笑)

    知夏ちゃんを応援させたくなる手なのか…。

  • 2013年6月6日読了

    佐基との別離、架々裏との決着、未不嶺の採用、胡汀の秘密…。
    新展開と言えばそうだし、続きと言えばそうとも言える。
    しかし、毎度敵役の立ち周りや終わりが少々ご都合主義な感じがしてしまうのはなぜか。良い別離の仕方と言えばいいけど、主人公から見ての悪役側は決して善の属性を持っているとは限らない。寧ろ最後まで呪い吐いて終わるカタチがあってもいいんじゃないかなぁ。
    今までに知夏は散々な目に合ってきたけど、それとこれとは別だと思うし。

    あと、胡汀の星神オン・オフが分かりにくい。
    混じってるのはわかるけど、どうせだったら二重人格の方が分かりやすかった。

    ただ、やっぱり展開が気になるのだよなぁ。

  • 表紙絵!むんずとどこを攫んでいるんだ!?と突っ込みたくなるような胡汀の手に驚きの期待どおりの展開が待ち受けています!!

    逃げた前の『緋宮』架々裏と佐基を探すことで、『緋宮』のおぞましい実態と胡汀の別の一面を知ることになる…

    エグイ展開でした。
    胡汀と知夏に限ってみれば、二人の関係の変化とともに、謎も増え大きな壁が立ちはだかります。
    今生と神代の過去が絡みはじめる複雑さを増す今後の展開、
    胡汀が胡汀であるために、もがき抗いながらも知夏が知夏であり続けることができる強さを応援したい

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2733.html

  • 波乱万丈というかなんというか……
    続きが気になる内容でした。

    冒頭の胡汀のモノローグが好きなのだが、
    最後まで読むと本当にうわって感じ。
    知夏のことを好きだという気持ちが
    胡汀本人のものじゃないとかね。
    ちょっと悲しすぎるが、
    今後に期待したいと思う。

  • 連続刊行って、あらすじ忘れないからいいですね。

    前巻では最初の方、胡汀とのいちゃつきがたりないって思ってましたけど、この巻では結構いちゃいちゃしてます。胡汀が知夏に対して嫉妬らしいものを見せたり、それは読んでる方は大歓迎なんですけど、急に胡汀がラブ度UPした理由が最後に書かれてて、これはちょっと知夏でなくてもつらいかなぁ。

    元緋宮の架々裏との対決はここで終わりましたが、彼女が最後に語った内容はビーンズでこんなこと言っていいのか?って思うくらい、かなり衝撃的でした。緋宮は神々と交わり、神に力を奪われたあとは、男から力を得るって、綺麗な言葉には代えられてましたけど、そりゃ架々裏も壊れちゃうなって思いました。

    架々裏と佐基の件はこの巻で終了しましたが、胡汀と星神、星神と陽女神の過去、伊織の能力の謎、帝の司義と架々裏に何があったのかとか、謎は深まるばかりです。最終的にはパズルがはまるようにバシッて解決すればいいんですけど、どうなるのかな。

    それほど開けずに次が出るのを楽しみにしてます。

  • つかの間の休息、知夏は緋剣の座を捨てた佐基を探すため、伊織、胡汀、未不嶺を連れてお忍びで市井に行くことに。だけど、一人はぐれてしまって。

    なんか、あらすじが平和すぎる。本当はもっと容赦ないんです。
    喜多みどりさんのデ・コスタ家とビーンズ文庫二大容赦ないシリーズを展開しています。
    これを中学生とか高校生の頃に読んでいたら耐えられなかったな、という容赦のなさです。
    胡汀といつの間にこんなにラブラブに?と思っていたのですが、その辺も明かされる一冊。やはり意味もなく、甘い展開にはならないようです。むしろ、甘いと思ったら、それを楽々上回るキツい展開になりました。
    朝火さん、今はあなただけが癒しです

  • 【請求記号】 B/913.6/イ-2/4
    【登録番号】 11680
    【資料ID】 1001011680

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著者プロフィール

9月7日生まれ。860万アクセスの大人気WEBサイト「27時09分の地図」(http://ash-map767.riric.jp/index.htm)でia(イア)名義でオリジナル小説を公開中。2012年ペンネームを糸森環と改め、「花術師」(双葉社)でデビュー。「she&sea」シリーズ「花神遊戯伝」シリーズ「F-エフ-」シリーズ(株式会社KADOKAWA 角川書店)を刊行。

「2020年 『かくりよ神獣紀 異世界で、神様のお医者さんはじめます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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