小説乃湯 お風呂小説アンソロジー (角川文庫)

制作 : 有栖川 有栖 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.07
  • (3)
  • (10)
  • (22)
  • (3)
  • (5)
本棚登録 : 179
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006863

作品紹介・あらすじ

古今東西、お風呂や温泉にまつわる傑作短編を集めました。一入浴につき一話分。お風呂のお供にぜひどうぞ。熱読しすぎて湯あたり注意! お風呂小説のすばらしさについて熱く語る!?編者特別コメントつき。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • お風呂小説のアンソロジー。
    お風呂小説というジャンルがあったことに驚いた。
    いいです。お風呂小説。
    湯気とか想像しただけで温まります。

    小さい頃はお風呂に入るのが面倒で仕方なかった記憶がある。
    温泉とか何の興味もなかったのに、いつの頃からか温泉が大好きになっていた。
    もしかしたらこれは加齢によるものなのか?
    温泉から出て涼しいロビーで牛乳を飲む時のあの気持ち良さは…他にない。と思う。

    小説に登場するお風呂は、家のお風呂あり、温泉あり、銭湯あり、秘湯あり。
    いろいろ読んでいると、銭湯は危険がいっぱいのようです。
    特によかったのは、尾崎一雄さんの「玄関風呂」と清水義範さんの「秘湯中の秘湯」。
    いつものお風呂もいいけれど、いつもとは違うお風呂もとても気持ちがいい。
    そういうちょっと贅沢な気持ちを思い出した。

  • お風呂にまつわる日本の短編小説を集めたアンソロジー、編者は有栖川有栖。
    こうやって、江戸時代から今に至るお風呂小説を並べて読んでみると、日本人にとって湯船につかるお風呂を楽しむってのは、はすごく大切なことなんだなぁと改めて認識できる。ご立派な温泉じゃなくても、混浴じゃなくても(笑

    読後感は普通だが、少なくとも、お風呂に入って身体をゆっくり伸ばしてみようかなと思えたり、そういや久々町の銭湯に行ってみようかなぁと思えたり。そういう気分になれる読書ってのもいいもんです。

    クールバスクリン買ってこようかな

  • お風呂に関連した短編をまとめた一冊。
    特に印象に残ったのは、
    柳湯の事件 谷崎潤一郎
    玄関風呂 尾崎一雄
    水に眠る 北村薫

  • 発表された順に掲載されている
    古いもの(苦手)から現代の作家さんまで
    発表順面白い( *´艸`)♪
    ①浮世風呂 江戸時代の戯作
     古語文苦手…(笑)
    ②柳湯の事件 谷崎潤一郎
     近代日本文学の文豪の作品も苦手なのが多い(苦笑) 文章が回りくどい(ごめんなさい)
     汚風呂(>《》<*)お〜〜ヱ(笑)
    ③泥濘 梶井基次郎
     だいぶと読める現代文になってきた(大笑)
     風呂は一瞬しか出てこない…
    ④電気風呂の怪死事件 海野十三
     日本SF小説の先駆者(b・ω・d)イェ
    ⑤玄関風呂 尾崎一雄
     尾崎さん家の練炭風呂の話し 井伏鱒二を閉口させた
    ⑥美少女 太宰治
     太宰治、実はちと苦手だがまあ読めた(笑)
    ⑦エロチック街道 筒井康隆
     そんなにいやらしくはなく不思議な温泉隧道(トンネル)★★★★
    ⑧ああ世は夢かサウナの汗か 辻真先
     「鉄腕アトム」や「デビルマン」の脚本家さんですって!
    ⑨秘湯中の秘湯 清水義範
     んん?これは全部フィクション?パロディ!
     ほんまにあるんかと思った(笑)
     群馬県にある空中温泉に行ってみたい(笑)
     ★★★★
    ⑩水に眠る 北村薫
     少し人とは違う感じの主人公( ¯ω¯ )フム★★
    ⑪花も嵐も春のうち 長野みゆき
     (*ノωノ)イヤンBLやん(笑)★★★★
    ⑫旅をあきらめた友と、その母への手紙 原田マハ
     (*´Д`)=3ハァ・・・最後にぐっとくる★★★
    いいお湯でした(笑)
    ⑬あとがきに代えて 有栖川有栖
     有栖川有栖さんの短い感想文
     これあって良かった ★★★★
     「浮世風呂」とばそうと思ったけど(爆笑)読んでみようと思った(笑)

  • 最後二つがよかった。

  • 浮世風呂ー式亭三馬
    柳湯の事件ー谷崎潤一郎
    泥濘ー梶井基次郎
    電気風呂の怪死事件ー海野十三
    玄関風呂ー尾崎一雄
    美少女ー太宰治
    エロチック街道ー筒井康隆
    ああ世は夢かサウナの汗かー辻真先
    秘湯中の秘湯ー清水義範
    水に眠るー北村薫
    花も嵐も春のうちー長野まゆみ
    旅をあきらめた友と、その母への手紙ー原田マハ
    以上12本のお風呂が出てくる短いお話。
    編者は有栖川有栖氏。

    ミステリーばかりを選んでしまうので、他のジャンルも味わいたくて有栖川先生に委ねました。
    タイトルや作者の名前だけは知ってても読んだことないお話ばかりで、とっても楽しかったです。
    お気に入りは「浮世風呂」と「旅をあきらめた友と~」それに「あとがきに代えて」(有栖川有栖)
    お話の並びは発表された順番だそうで、年代が古いほうがより好みでした。
    どの作品も品がよいと感じました。

  • お風呂で本を読むのが好きなので、とてもいい本でした。
    最後の話で旅行に行きたくなる。ひとり旅もいいよね。原田マハもいいよね。

    普段手に取らないような作家さんの話も読めるのがアンソロジーのいいところ
    まとまりもあってよろしいかと

  • 原田マハ『旅をあきらめた友と、その母への手紙』が良かった。こういう2人旅と1人旅ができるようになりたい。

  • 「水に眠る」北村薫 (『水に眠る』に収録)

     長野まゆみ『左近の桜』読んでみたい。

  • 有栖川有栖「小説乃湯へのご案内」

    式亭三馬「浮世風呂」
    谷崎潤一郎「柳湯の事件」
    梶井基次郎「泥濘」
    海野十三「電気風呂怪死事件」
    尾崎一雄「玄関風呂」
    太宰治「美少女」
    筒井康隆「エロチック街道」
    辻真先「ああ世は夢かサウナの汗か」
    清水義範「秘湯中の秘湯」
    北村薫「水に眠る」
    長野まゆみ「花も嵐も春のうち」
    原田マハ「旅をあきらめた友と、その母への手紙」

    有栖川有栖「あとがきに代えて」

全25件中 1 - 10件を表示

小説乃湯 お風呂小説アンソロジー (角川文庫)に関連するまとめ

小説乃湯 お風呂小説アンソロジー (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする