アバター (角川文庫)

著者 : 山田悠介
制作 : しづ 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年2月23日発売)
2.85
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  • 本棚登録 :401
  • レビュー :36
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006900

作品紹介

クラスで一番地味な阿武隈川道子は高校2年生で初めて携帯電話を手に入れる。クラスを仕切っている女王様からSNSサイト"アバQ"へ強制的に登録させられた道子だったが、その日から日常が一変。地味な自分に代わって分身である"アバター"を着飾ることにハマっていく。やがて超レアアイテムを手に入れた道子は学校の女王として君臨し、自らサークルを立ち上げてアバターで日本を支配しようとし始めるが-。

アバター (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • クラスで一番地味な自分も、アバターならどこまでも派手に輝ける。学校で大人気のアバターゲーム。
    超レアアイテムなんて手に入れたら、一躍クラスの女王にもなれちゃうほど。

    いつもながら、若者が夢中になる題材を見つけるのがお上手な山田さん。
    アバターとか、課金ゲームとか、いわば仮想社会の魅力に引き込まれてしまうと、現実との境界線が少し曖昧になりますよね。

    仮想社会>現実社会 なんて図式が出来上がり、社会問題にもなったことがありましたね。
    とあるネットゲームの「わたしが眠ると、みんな死んじゃう」は有名だと思いますが、ゲームの世界は現実よりも地位の逆転がしやすいところが人によってはのめり込む程の魅力の1つなのかもしれませんね。

    それでも所詮ゲームは、データに過ぎない。
    データが飛べば、流行が終われば、確かにあると思っていた何かが消えてしまう。そんな、儚さがありますね。

    ゲームに夢中になるのが悪いことだとは思いませんが、こんな結末もあるんだ、と知ってほしい1冊でした。

  • これを読んだ時、衝撃しかありませんでした。
    こんなに中に引き込まれるものがあるのかと……。

    今となっては大体の本にのめり込んで読みますが、これはそうなったきっかけでもある思い出の本です。

    最後の方の主人公がだいぶ狂気に満ちていて怖いので星は少なめでw

  • 何と言ったらいいのか。
    山田さん、これ本気で書いた物語ですか?
    アバターを題材として取り上げたのはわかるけれど、展開がありきたりすぎて結末が見えてしまう。
    どんなに高額なアイテムを手にしたって、すぐに何の価値もなくなるのがネットゲームやアバターの世界。
    高校生になって初めて携帯を手にした道子にはわからなかったかもしれないけど、所詮流行り廃れが激しい世界での出来事でしかない。
    道子が夢中になっていく過程はわかりやすかったし、その心情も理解できたけれど。
    映像化されているけれど、もしかしたら原作として書かれた物語なのだろうか?
    やたらと薄っぺらさだけが目立つのはそのためなのだろうか?
    良い物語も書ける作家なのに、この物語に関していえば本当に残念。

  • 地味な女子高生がゲームの中のアバターを着飾ることによって実生活でも自信をつけていき、学校を支配していく。

  • 2015/02/25
    テーマは現実の中高生に寄せた等身大なものなのに、それを引き立てる描写が無さ過ぎる。しかも後半は急に独特な世界観が展開され、着いていけない。

  • 徐々に読み進めるうちに何が現実で何がサイト上のことなのか分からなくなってしまいました。感情移入は出来なかったです。

  • リアル鬼ごっこの作者であるという期待感が強かったせいか、はたまた、年寄りの私にはターゲット層が若向きすぎたせいか、もう一つ感情移入できなかった。

  • あらすじに惹かれて読み始めたが、後半の流れが読めて、またオチが弱く中盤の盛り上げで終わった印象。また、結局西園寺の目的はなんだったのかが明記されず、若干の消化不良。
    設定は良いがリアリティーが無さすぎて途中で飽きてきてしまう。もうひとひねり欲しかった。

  • おお…!面白かった!
    人間の強欲さが分かりやすく表現されててグッドです!

  • 2015/3/20〜5/25

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