アバター (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2013年2月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041006900

作品紹介・あらすじ

高校2年生で初めて携帯を手に入れた道子は、クラスを仕切る女王様からSNSサイト”アバQ”に登録させられる。地味な自分の代わりに、自らの分身である”アバター”を着飾ることにハマっていく道子だが!?

感想・レビュー・書評

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  • あまりに現実的な話なので、読み始めからどっぷり引き込まれた。
    サークルの話は行き過ぎな気もしたけど、ないわけではなさそうだ。
    昔は携帯電話なんてなかったから、この便利さを差し引いても、中高時代には単純で幸せ?…楽だったのかもしれない。
    面白いけど怖いお話でした。

  • クラスで一番地味な自分も、アバターならどこまでも派手に輝ける。学校で大人気のアバターゲーム。
    超レアアイテムなんて手に入れたら、一躍クラスの女王にもなれちゃうほど。

    いつもながら、若者が夢中になる題材を見つけるのがお上手な山田さん。
    アバターとか、課金ゲームとか、いわば仮想社会の魅力に引き込まれてしまうと、現実との境界線が少し曖昧になりますよね。

    仮想社会>現実社会 なんて図式が出来上がり、社会問題にもなったことがありましたね。
    とあるネットゲームの「わたしが眠ると、みんな死んじゃう」は有名だと思いますが、ゲームの世界は現実よりも地位の逆転がしやすいところが人によってはのめり込む程の魅力の1つなのかもしれませんね。

    それでも所詮ゲームは、データに過ぎない。
    データが飛べば、流行が終われば、確かにあると思っていた何かが消えてしまう。そんな、儚さがありますね。

    ゲームに夢中になるのが悪いことだとは思いませんが、こんな結末もあるんだ、と知ってほしい1冊でした。

  • アバターへの最初の頃のハマり方は、すっごくよくわかりました。
    あとは、大げさだけど、全くないとは言えないかな。。。

  • かなり前に読んだけど、勉強しようと行った図書館で一気読みしたのを覚えています。
    読みやすくて、展開が面白かった!

  • 人間の怖さ分かる
    シンプル怖い
    The山田悠介

  • ザ・山田悠介の作品。
    設定が独特で、学生に人気があるのも納得。
    漫画が好きな子を小説の世界に呼び込むのにいい作品かも。

  • 少し物語の展開が飛躍しすぎな気もしたけど内容的にもまあいいのかな?w
    メインストーリー重視で周りの情景は薄めだったけど面白かった

  • 昔読んで本棚に放置されており、整理の際に懐かしくなり再読。
    ガラケーの時点で少し懐かしく、展開も予想できるものではあるものの、世界に入りやすく楽しくさらっと読むことができた。
    2022年の今ではバリエーションが豊かになり対象は変わったものの、人間の本質の部分は変わらないなと改めて思うことができた点でも再読したのは良かったと思う。

  • 小学生の時に読んで、とても印象的だったのを覚えてる。いつになっても変わらない人間の悪い部分をうまく書いてあり、結構前の作品にも関わらず古さを感じさせない題材だと思うので読んで見てほしい。ゲームに夢中の方には特に。

  • 感情移入しにくい。
    ゲームにハマりこみすぎるのはわかるけど、流石に信者とかが馬鹿らしいと思った。
    時代が移りゆきブームも変わっていくのをわかっていてゲームをしているからそこまでゲームにハマっていた頃を思い出したけど、いまはそんな事がないから余計に感情移入しにくいなと思った。

  • 高校時代に読み、何度も繰り返し読んだ作品。
    携帯ひとつでこんなにも影響力がある..と思うと怖い。今の時代を現しているようでもある。

  • 中学生の時に読んだことを今でも覚えています。疾走感があって気づいたら読み終わってしまう作品でした。
    主人公が少しずつ、そしてあっという間に変わっていってしまう姿が寂しかった印象があります。


  • 中学生のときに読んだ。

  • クラスで一番地味な女子高生が、アバターに出会い、アバターを着飾ることでクラスの女王を蹴落とし新たな女王となる。
    クラス、学年、学校と規模を拡大し、日本を支配しようと目論むが…。


    アバター流行りましたね。
    私もやってたので共感しやすくテンポよく読めましたが、ここまでののめり込みは恐ろしい。
    ぞっとしました。

  • これを読んだ時、衝撃しかありませんでした。
    こんなに中に引き込まれるものがあるのかと……。

    今となっては大体の本にのめり込んで読みますが、これはそうなったきっかけでもある思い出の本です。

    最後の方の主人公がだいぶ狂気に満ちていて怖いので星は少なめでw

  • 何と言ったらいいのか。
    山田さん、これ本気で書いた物語ですか?
    アバターを題材として取り上げたのはわかるけれど、展開がありきたりすぎて結末が見えてしまう。
    どんなに高額なアイテムを手にしたって、すぐに何の価値もなくなるのがネットゲームやアバターの世界。
    高校生になって初めて携帯を手にした道子にはわからなかったかもしれないけど、所詮流行り廃れが激しい世界での出来事でしかない。
    道子が夢中になっていく過程はわかりやすかったし、その心情も理解できたけれど。
    映像化されているけれど、もしかしたら原作として書かれた物語なのだろうか?
    やたらと薄っぺらさだけが目立つのはそのためなのだろうか?
    良い物語も書ける作家なのに、この物語に関していえば本当に残念。

  • 地味な女子高生がゲームの中のアバターを着飾ることによって実生活でも自信をつけていき、学校を支配していく。

  • 2015/02/25
    テーマは現実の中高生に寄せた等身大なものなのに、それを引き立てる描写が無さ過ぎる。しかも後半は急に独特な世界観が展開され、着いていけない。

  • 徐々に読み進めるうちに何が現実で何がサイト上のことなのか分からなくなってしまいました。感情移入は出来なかったです。

  • リアル鬼ごっこの作者であるという期待感が強かったせいか、はたまた、年寄りの私にはターゲット層が若向きすぎたせいか、もう一つ感情移入できなかった。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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