キリノセカイ I.キオクの鍵 (角川ホラー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年2月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007105
作品紹介・あらすじ
突然、東京は原因不明の濃霧に覆われた。人々が視界を奪われたまま8年が過ぎたある冬の夜、タクシー運転手の仙堂は何者かに追われる少女ミアと出会う。仙堂は元刑事の勘に従ってミアを助け、行動を共にするようになる。ところが、彼女の秘密が明かされていくにつれ、4年前のある事件の記憶が蘇り始める。そしてそれは『霧の世界』の真相の入り口に繋がっていた-ネットで話題沸騰のオーディオシネマが小説となって登場。
感想・レビュー・書評
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iTunes1位という、本にしてはめずらしいコピーに興味。1冊目は序章みたいな感じでさらっとしてました。
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元々はオーディオ・シネマの形式で発表された物をノベライズした作品らしい。私は未視聴だが、原作者あとがきにもあったように音だけで表現しなければならない難しい制約と、数メートル先に立つ人間の顔も判別できない世界に暮らす人々が視覚以外の五感で情報を得ようとする姿勢とが絶妙な連帯感をもたらしたのではないか。
それを小説化するとなったら大変だ。何より最大の武器であったはずの音が使えない。
声優の演技やSE入れて間を取った演出すれば違うと思うが、文字で読まされると展開はやっ! となる部分が多々あった。 -
角川ホラー文庫ではありますが、ホラーではないですね。
霧に覆われた東京を舞台にした群像劇。様々な思惑が入り乱れているストーリーですが、1巻ではまだまだ全貌は見えず、といった感じ。 -
数日前に読み終わった・・・けど、あまり印象に残らないな~