自分の体を好きになりたい つれづれノート23 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007341

作品紹介・あらすじ

人は、その人の道しか、歩いてはいけない。でも、その人の道だけは、好きなように歩ける。自分が自分の道を歩くことが、人の道を支持することになる――体のことを考えながら奔走する日々。

感想・レビュー・書評

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  • もうずっと同じ感想を書いてるんじゃないかと思うけど、日常のこまごましたこと、ごはんやおやつを何食べたとか、子どもとの会話とか、その日あったこととか、そういうなんでもない日記の部分は、本当になんていうこともないんだけど、なぜかすごくおもしろく感じられて、楽しくて、いつまでも読んでいたいほど。なんということもないことほど読んでて楽しいのはなぜかしら。
    子どもが失敗したり、嫌な目にあいそうになったりしたとき、すごく気をもむところとかにも、放任しているようで心配してるんだなあと共感(ってわたしは子どもいないけど)。銀色さんを一般の人として身近に感じるというか。

    だけど、銀色さんが行ったイベントについてのファンの人による感想文は飛ばして読んだ。

  • 「つれづれ」、しばらく読んでいなかった。
    見たところ、20,21,22と、手にとっていないようだ。

    でも、やっぱり銀色夏生の考え方、好きだーーーーーっ。

    そうだったそうだった、こんな風だった、と読みながら、付箋を貼る。


    ・私は、嫌われてもいいから自分の好きなようにしたい、私は自由だと思った。

    ・・・だからそのためにも、好きなように生きた方がいいと思う。


    最後のページの文章も、とても好きだった。

    ・私はできるならいつも、過ぎたことを思いわずらわず、心をからっぽにしていたい。


    読んでいなかった三冊、買おう。

  • 題名からして、はっとした。 
    つれづれはずっと読み続けているが、読む度に違う場所がヒットする。
    ある意味、つれづれはオラクルカードのような働きをしているのではないかと思う。
    より自由にのびのびと、もちろん悩みつつ、驀進される様子にいつも勇気をもらっている。

  • どうしてか衝動的に書きなぐった手紙が確かに伝わった、伝わってしまったこと。それはあり得ないことが存在しない、証明だった。

  • 若いころは崇め奉っていた銀色夏生さん。だんだん距離を感じるようになり、全く共感できなかったり、さらには嫌悪感さえ覚える部分があったりします(マロンのくだりとか、動物好きにはちょっと…)。いつまで読み続けるのか、このまま惰性でいくのか、どこかで見切りをつけるのか、思案してしまうのですが、グッとくる一節がある限りは続けていくのかな。

  • つれづれノートって不思議なちからがあるなあ。銀色さんのライブのことなど詳しく書いてあり、わたしも行きたいなーと思った。どんなひとなのかな。本のとおりかな。

  • 活動的な時期、その反動でどん底の時期、それぞれ経て
    ふわっと上昇、また確固たる道を見出した様子。

    カーカはもうすっかり大人、頼もしい相棒に成長…。
    10歳の時の自分からの手紙、マロンのくだりはおかしくて吹いた。
    マロン、嵐のようだったマロン、うぅん懐かしい。

    さくくんは元々の性格と思春期があいまってか
    やや低空飛行の印象、見守る銀氏。

    次も、楽しみです。

  • つれづれノート23

  • 出版されると必ず読んでしまうつれづれノート。
    このところスピリチュアルなことを多々発信している
    みたいだけど、今回のは以前のように日常の暮らしぶりを
    淡々と書くというスタイルに戻ったかのよう。
    私はその方がすきだな。銀色さんの生活は淡々としつつ、
    おもしろいから。
    今回いちばん笑ったのがパソコンが壊れて「PC救急隊」なる
    者に救助を求め、その人を「神」と称して崇めていたところ。

  • かんちゃん、ちょっとギャルっぽかった高校時代は行く末を心配していましたが、高校を卒業してから急に落ち着いて、どんどん大人になっていきますね。本文に関して言うと、お手紙やメールの掲載はいらないです。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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