京嵐寺平太郎 もののけ侍伝々 (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007389
作品紹介・あらすじ
江戸で相次ぐ怪事件。広島藩の京嵐寺平太郎は、幕府の命を受け解決に乗り出す羽目に。だが事件の裏には、幕府に怨念を抱く僧の影が。三つ目入道ら仲間の妖怪と立ち向かう、本格派もののけ時代小説、第一弾!
感想・レビュー・書評
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備後三次に伝わる「稲生物怪録」を思い切り軽く、江戸に出てきた若侍を主人公にして書かれたもの。物の怪と一緒に暮らす京嵐寺平太郎に怪異を解決せよとのお達しが出て仕方なしに、でも軽快に解決する。軽ーく読める。
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京嵐寺平太郎 ― もののけ侍伝々シリーズの1作目
2013.03発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
鬼の風、戸隠の若殿、式鬼神(しきがみ)、飛緑魔(ひのえんま)の4話。
備後三次に生まれ、妖怪と一緒に住む京嵐寺平太郎が、幼馴染の妖怪大将、狐の妖怪・おきんなどと一緒に、妖怪や鬼を退治する物語です。
この物語は、著者が備後三次(広島県三次市)に伝わる妖怪伝説「稲生物怪録(いのうもののけろく)」をヒントとして生まれたものです。
【読後】
絶世の美女の妖怪がでたりと、読んでいて面白いです。
妖怪の小説を読むのは初めてですが、楽しかったです。
2020.10.13読了 -
内容(ブックデータベースより)
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江戸で相次ぐ怪事件。広島藩の京嵐寺平太郎は、幕府の命を受け解決に乗り出す羽目に。だが事件の裏には、幕府に怨念を抱く僧の影が。三つ目入道ら仲間の妖怪と立ち向かう、本格派もののけ時代小説、第一弾!
令和4年10月6日~8日 -
妖怪もので時代小説。
主役もわき役もすごく魅力的で飽きさせない。
続編があるような終わり方で続きが気になる… -
ちょんまげのイメージが付きにくい人物
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面白かったでござる
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宝暦2年。江戸では怪事件が相次いでいた。つむじ風とともに大名家の姫を攫いに現れたのは――鬼だった。広島藩の下屋敷でのんびり暮らしていた京嵐寺平太郎は、突然幕府の命を受けて怪事件解決に乗り出す羽目に。だが事件の裏には、徳川家に怨念を抱く僧侶の影が……。幼馴染の三つ目入道や妖艶な白狐のおきん、気まぐれな“妖刀茶丸”など、仲間の妖怪たちと力を合わせて立ち向かう、妖怪痛快時代小説、シリーズ第1弾!
(2011年)
— 目次 —
第一話 鬼の風
第二話 戸隠の若殿
第三話 式鬼神
第四話 飛縁魔 -
シリーズ第一弾
広島出身の著者らしく、備後三次の浅野藩士である京嵐寺平太郎が江戸で活躍。
家重の時代で将軍は式神を用いたせいで言葉が意味不明に、忠光だけが式神により可能に?ここに主人公との係わりが
今後の宿敵か?厳道も登場