白い封印 美術調律者・影 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : 煙楽 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • 本棚登録 :19
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007563

作品紹介・あらすじ

異形の天才芸術家にして父・黒形上との二度の対決を経て、ついに自分に起きた忌まわしい過去を思い出してしまった影。さらに、父と自分にまつわる、ある血の因縁の存在を知り――。シリーズ最高潮の第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • ラストへ向かってのうねりは非常に素晴らしいが、前半はいささか繰り返しが多い。
    たとえば、影の出自について繰り返し同じ言葉で語られることは、全体としてみれば一種の詩のリフレインのようにも思えるが、小説としては少しくどいのではないかと感じられた。
    とはいえ、このモチーフは怖い。今までで一番怖い。前作の黒い楕円でも、句点を楕円に変えるという恐怖の着想が凄かったのだが、これはもう、変えなくてもどこにでもあるというのが怖い。
    白い矩形。それこそ、どこにでもある。
    結局、影の真の出自は語られることなく終わり、おそらく黒形上の悪霊もまだ消滅してはいないのだが、影がその宇宙的恐怖に耐え、生還するというラストは感動的ですらある。
    なお、美術調律者・影の最新作は創土社のCMFシリーズからこのたび刊行された。めでたい。

  • 美術調律者シリーズの第三弾。

    影が少しづつ強くなってきてて
    お父さんとの対決も面白くなってきました。
    形上家の謎とかも出てきたので
    これからの展開にも期待です!

  • アートホラーシリーズ三作目。今回も前作に劣らず禍々しさ全開の展開です。でも黒形上の作品って、なんだか見てみたい気もする……。
    形上家の秘密?のようなものが出てきたり、やや壮大な展開になってきました。影と黒形上との対決もありですが。ううむ、まだまだ決着はつかないのですね。続きが気になるなあ。

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