問題児たちが異世界から来るそうですよ? 落陽、そして墜月 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007594

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  • ウサ耳がなくなるという緊急事態と、突如始まるゲーム。
    その傍らでは、下準備が行われ、そちらも発動。

    人の心の隙間にがっちり入る。
    作戦としてはよくあるパターンですが、ものすごく有効。
    今回はもうほとんどが戦闘。
    力と頭脳の問題児がゲームの要で、残り2名の問題児は
    露払い…と思っていたら、ストーカー登場。
    これは気持ち悪い…逃げたい。
    言葉が同じなのに通じない相手ほど
    恐ろしいものはないです。

    後手に後手に、そして消失するかもしれない状態に
    ただ奪われるだけかも知れない状態。
    どう終着するのか、想像もつかない状況になってます。

  • 盛り上がってきたけれど、絶望を撒き散らして終わりを迎えた今巻。

    ウサ耳の無くなった黒ウサギ、黒ウサギの過去、魔王連盟とのバトルなどなどあったけれど、
    アジ=ダカーハ解放で全てはひっくり返る。

    流石のチート十六夜もやばそうだ。

  • ここにきて最も十六夜が主人公っぽいことをしていた。

  • 物理的な厚みはないものの、黒ウサギの過去でいろいろと気になる名前が出るところから始まり、ウロボロス来襲でそこかしこで起こる超バトル、いろんな人が本領を見せ始め、最後にド級の魔王覚醒と濃い内容の一冊でした。そして今までにないくらいの十六夜さん大ピンチで幕引き。ボロボロ状態のノーネーム陣営がどう巻き返すのか。続きが早く読みたい。

著者プロフィール

第14回スニーカー大賞にて「イグヴェイジョン」で《奨励賞》を受賞。「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」でデビュー。

「2020年 『ラストエンブリオ8 追想の問題児』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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