問題児たちが異世界から来るそうですよ? 落陽、そして墜月 (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月30日発売)
本棚登録 : 293人
感想 : 11件
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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007594
感想・レビュー・書評
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ウサ耳がなくなるという緊急事態と、突如始まるゲーム。
その傍らでは、下準備が行われ、そちらも発動。
人の心の隙間にがっちり入る。
作戦としてはよくあるパターンですが、ものすごく有効。
今回はもうほとんどが戦闘。
力と頭脳の問題児がゲームの要で、残り2名の問題児は
露払い…と思っていたら、ストーカー登場。
これは気持ち悪い…逃げたい。
言葉が同じなのに通じない相手ほど
恐ろしいものはないです。
後手に後手に、そして消失するかもしれない状態に
ただ奪われるだけかも知れない状態。
どう終着するのか、想像もつかない状況になってます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここにきて最も十六夜が主人公っぽいことをしていた。
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物理的な厚みはないものの、黒ウサギの過去でいろいろと気になる名前が出るところから始まり、ウロボロス来襲でそこかしこで起こる超バトル、いろんな人が本領を見せ始め、最後にド級の魔王覚醒と濃い内容の一冊でした。そして今までにないくらいの十六夜さん大ピンチで幕引き。ボロボロ状態のノーネーム陣営がどう巻き返すのか。続きが早く読みたい。