県庁おもてなし課 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007846

感想・レビュー・書評

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  • 光を観るって書いて観光か~確かに。

  • ダラダラ読み進めてしまった。
    地方創生を目指す企業をみて就活してたから、地域の味方とかは少し参考になるものがあった。

  • 面白いのだけど、後半がビジネス書みたいになって息苦しかった。

  • 有川浩にしてはがっかり。
    まぁコテコテのラブコメな感じ?
    こんな男えんやろーって思う笑
    女の願望で描かれた男たち。
    キャラとしては吉門が好き。
    でもバカバカしくて読んでてこっぱずかしくなる。
    そしておもてなし課の人達が
    バカすぎるし「県庁の人間」「市民感覚」を連呼しすぎ。
    実際もここまでひどくないんじゃない?
    フィクションにしてももうちょっとましにしても良かったんじゃなかろうか

  • こういう話を難しく感じさせずにストーリー化しちゃうところが有川さんだなぁって思った。
    後半から急に吉門が可愛くなってて身悶えた。
    「佐和にみっともないことになるくらいなら誰に泣きついたって痛くもかゆくもないよ」
    こういうとこさらっと言えてしまう男、吉門蕎介。

  • 家にあった本をなんとなく手に取った。
    高知の観光振興に取り組む公務員っていうと固いけど、固い県庁を打破していこうとする描きっぷりは面白い。
    だが、どうもなー、最初の2回くらい見てしまった連ドラがどう進んでいくのかなんとなく興味あるから、家事をやりながら流し見する、くらいな感じの本だった。長かった。いい感じに終わるの分かってるんだもん、でもせっかく読んじゃったから最後まで読むしかないよなー。仕事も恋も一生懸命!みたいな・・・、完全に月9の世界・・・。
    ただ、高知にとっても興味が湧いた。全然縁のない土地だし、行ったこともない。高知の自然を体験しにいつかのんびり行ってみたい。高知ってところが自然が豊かで素晴らしそうだ、行ったら楽しそうだということを知れた、という意味で、この本は良かった。高知にとって、この本こそ観光振興に大きな効果を上げているんじゃないかと思う。

    ちなみに、池井戸潤とかが書いたら、また全然温度感の違う小説になりそうだなと思った。

  • 長いの苦手。。。

  • 大好きな高知県の観光について書かれているというので読んでみたけれど、相変わらず有川作品は登場人物が極端なステレオタイプ。
    1時間半で収まるドラマを3時間映画にされたようなグダグダ感も相変わらずだったけれど、興味のあるジャンルだったし、知ってる土地の話だったので、前半を我慢すれば後半はそこそこ楽しめました。

    この人の作品って映像化前提なんだろうね。
    舞台やドラマなどなら極端な人物設定が生きるんだろうけれど、小説では白ける人もいると思う。
    この作品も愚鈍な公務員と俊敏な民間人って構図が大前提だったけれど、そもそもが高知にパンダ論自体が「民間感覚」とは思えないし、その部分が長すぎる。

    ちょっとしたラブ要素はそれなりに生きていたけれど、小説という読者が想像力を働かせて楽しむ娯楽としては、テンポや人物像に魅力が乏しいと思いました。
    高知愛は感じたけど…。

  • まずまずなんですけど、男女間のやりとりは少女漫画的で、辛いかも。

  • 物語展開に目まぐるしさや刺激はなく、安心して読み進められるが物足りなさがあった。良い意味でも悪い意味でも、素朴でほっこりとした気分が終始続く。観光に関する説明には「なるほど」と思う反面、説明が多く物語の世界から頭が離れそうな場面もあった。時々描かれる登場人物の恋愛模様は素朴で甘酸っぱく、暖かい気持ちにさせられた。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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