県庁おもてなし課 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 10206
レビュー : 910
  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007846

感想・レビュー・書評

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  • 半年か一年かけて読んでは止め、読では止め、が続きやっと3分の1。あー最後まで読みきらんやろうなと思っていました。ところが、ストーリーセラーがとても好きな作品になり、そういえば、と同著のこの本を引っ張り出して読んでみたら進む進む!
    ストーリーセラーで有川さんの作風にはまった頭でおもてなし課を読むと掛水、多紀、吉門たちの気持ちの描写がなんと細やかなこと。文字にするとくどくなりそうなんですが、そんなことは全然なく、かつ、読みながら自分の想像に落とし込むこめる余地もある。
    清遠の潔さには度が過ぎると思う節もありますが、それはそれとしてグイグイっと読み進めた作品でした。

  • ちょっとどころかめちゃくちゃ可愛いぞ吉門喬介!!!!所謂『お役所仕事』に吉門同様イライラさせられたが、耳の痛くなる言葉にも目を背けず、学ぶべきところは学び、しっかりと吸収し自分の力に変えていく掛水(とそれに引っ張られるように盛り上がる同僚たち)には好感が持てた。「確かに」「なるほど」「そんなことも分かんないの?」など相槌を打ちながら読了。

  • お役人仕事の主人公が、高知県を活性化するために奔走する。
    話自身はとても面白く、相手に届ける言葉とは、相手の目を引く宣伝広告とは、を学ぶことができた。

  • 成る程ーと勉強になった本。
    民間と行政の違いが面白く読んでいけた。
    内容は、高知を観光で活性化させるものであるが
    民間も行政も、井の中の蛙ではいけない事がわかる。また、失敗を恐れたら何も生まれない事もわかる。
    キャチフレーズの重要性とポップの空白の利用の仕方は勉強になった!内容は自衛隊三部や他を読んでいると物足りない感。他が良かったから。

  • 軽い!
    いや、軽やか!

    冷めるのか、乗っかれるかの分岐が前半にあります。そこで乗っかったら非常に楽しいと思う。

  • 面白い、面白いと思うのだが、どうしてだか有川さんの本はあまりあわないのだよなぁ。おそらく、全体的に大仰というか、リアクションが大きいというか、そういう感じがするからだろうか。あと、どの作品も女性が強すぎる(できすぎる)ので、男性陣が霞むからだろうか。
    そして、吉門さんが格好良すぎて、掛水くんも霞んでいる。

  • 途中からすごいキュンキュンした。続きが欲しいところです。

  • 実在する高知県の「おもてなし課」を舞台にした小説。

    過去にほんの短期間だけ高知県で公務員(県庁づとめではないけど)を
    していた、という人が身近におり、その「お役所」的な仕事のやり方に
    閉口して辞めた、という話を散々聞かされていたので、
    序盤の名刺の行を読んで、「ああ、これか」と思いました。

    さらに、収録されている対談で、あの流れは著者の体験した実話で
    あると書かれていて、さらに「ああ、これか」と(以下略)

    あたし自身は高知に行った事もなければお役所勤めも経験がないので、
    実際のところはどうだかわかりませんが、この物語の中では、
    そんな「県庁ルール」の中で働いてきた主人公たちが、前向きに、
    高知県の観光の為に邁進していきます。

    軽いタッチでサクサク展開していくので、読みやすいし、
    明るく前向きで元気が出ます。
    恋愛的な部分も爽やかで可愛いです♪

    読み終えて、高知に行ってみたいなあと思うようになりました。

    これは小説ですが、実際にもこうやって、色々頑張っている人が
    いるんじゃないかなあと思うと、ね。

    って、これはマンマと著者の手にハマっているのかな?(笑)

    面白かったです。

  • 面白かった。

  • この小説を読んで有川さんが高知県出身だということを初めて知りました。県庁というのはこの場合高知県を指しているので、当然のことですが高知県の方言が頻繁にかわされます。こちら東北地方の方言に慣れた身としてはなかなかスーッと入らなくて、どうにも違和感がつきまとったのが正直なところでした。そうはいっても、旅行好きの私としては、高知県の観光のみどころがお話の進行とともに登場するので、行った気分で楽しめました。
    県庁観光部おもてなし課職員の掛水青年を中心とするメンバーが、お役所体質を脱すべく、地元出身の作家吉門喬介のアドバイスを受けながら、高知県の観光を盛り立てようと奮闘する内容です。有川さんの小説ですので、そこには当然彼らのもどかしい恋話がちらほらと登場し、この小説の味付けになっています。
    読み終わって、旅番組でも紹介される頻度の高い馬路村には行ってみたいなあと思ったのでした。

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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