FINE DAYS (角川文庫)

著者 : 本多孝好
制作 : デ:高柳 雅人 
  • 角川書店 (2013年4月25日発売)
3.63
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007938

作品紹介

余命いくばくもない父から、三十五年前に別れた元恋人を捜すように頼まれた僕。彼らが住んでいたアパートで待っていたのは、若き日の父と恋人だった……。新世代の圧倒的共感を呼んだ、著者初の恋愛小説。

FINE DAYS (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 恋愛小説だけど、不思議な話だった。高校時代の美女やお父さんの昔の恋人に会ったり、大学院の女の子が年下の男の子の秘密を知ったり、3つ上の契約社員とつきあったり、青春あり、大人な恋愛あり盛り沢山な短編集だった。

  • 本屋で本多さんの新刊を発見したので購入。
    しかし、「このタイトル・・・・見た事ある気がする。」
    ↑深く疑わず、読み始めました。
    読めば読むほど、記憶がよみがえる。

    ちょうど一年前に違う出版社から出てた同じ本を読んでました。

    悲劇。

    悔しかったし内容はほぼ忘れてたので新しく購入した方を再読。
    やっぱり以前と同じシェードが好き(笑)

  • 屋久島からの帰りのフェリーで一気に読み切った一冊。たぶんにかいめ。社会的に低い地位のひとたち(差別したいわけではないけれど)とか自分に馴染みのないひとたちのことがいろいろ書いてあって、少し戸惑ったけれど、いろんな感情の欠片が散りばめられていた。

  • 本多孝好はよく「村上春樹チルドレン」と称され、この作品を読んでみてもそのことがよくわかるのだが、肝腎の村上作品とは評価がおおきく異なるように感じた。私自身は村上春樹の熱烈なファンであるけれども、そのこととは関係なしに、本作はあまり出来がよくないように思う。よくもわるくもファンタジック(あえてこの語を使っている)な世界は、たしかに村上春樹的ではあるのだけれども、本多孝好の場合はただそれだけで終わってしまっていて、村上作品にはかならずあるような大事なもの――言葉ではなかなか表現しづらいが、リアルとファンタジーの橋渡し役となる重要な物質だ――みたいなものが欠けていて、読み終わっても「ふ~ん、そうなんだ」という感じで終わってしまう。必要なピースが欠けたジグソウ・パズルを見せられているような感覚だ。「劣化コピイ」という言葉があるが、村上春樹にとっての本作がまさにそれで、申訳ないが出来の悪い弟子が代筆した村上春樹作品はこんな感じになるのだろうと思う。本音をいえば、2つ星にするほどつまらないというわけではないのだけれど、あえて積極的に評価すべき理由も見当たらない。内容に独自性もなければ、特別な読後感もない。これが推理小説ならばまだ救いはあるのだけれど、そういうことを志向していない作品だからただただ苦しい。必然、手厳しい評価にせざるをえない。気になっている作家ではあったのだが、この調子ではもう2度と読まないかもしれないし、そこまでゆかないにせよ、すくなくとも東京五輪の頃までは手を伸ばすことはないだろう。

  • 表紙と帯に惹かれて購入。
    もっと青春の甘酸っぱい感じを予想してたのに、読んでみるとなんだか不思議なお話。
    ランプシェードがお気に入り。
    でもまだ全てを読み切れてない気がする。何年かしてから、読み直してみようと思う。

  • 20130524

  • ほのかな優しさ、希望が心にしみる短編集

  • 爽やかなのに,ちょっと怖い青春ストーリ,表題作の「FINE DAYS」,余命いくばくもない父からの願い,過去と現実を行き来する物語「イエスタデイズ」,姉弟の隠された闇と恐怖を描いた「眠りのための暖かな場所」,そして最後はO.ヘンリーを彷彿とさせる,感動のラブストーリ「シェード」.全4編.贅沢な一冊でした.

  • 春樹さんも好きだしチルドレンももちろん好き。

    村上春樹チルドレンなんて言葉も知らずに読み始めたMISSINGから気になって読んでしまう作家の一人です。読みやすい。

    表題のFINE DAYSが良かった。胸の奥がきゅーっと締め付けられる感じ。青春だなぁ。ホラー要素もあって好き。

  • 久々に青い気分を満喫しようと、挑戦。

    にしても...著者の作品って独特の空気があるし、
    いやがおうにも深いこと考えさせられるよぁ。
    殊に命とか生き方を考えさせられる気がする。

    本著も御多分にもれず、
    自分は恋愛でなく、むしろ下手な作品より余程怖いホラーに感じた。

    でも、いたずらに心をもてあそぶ出なく、
    その感情の後にふっと吹き込んでくる思考が、
    悔しいけど普段より深いんだよな~
    だから読んでしまうんだよなぁ。

    自分と同じく、恋愛小説好きな方に期待しつつ挑戦し、
    悔しい...でも有意義な裏切られ方をしてほしい一冊☆

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