ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : ヤマウチ シズ 
  • 角川書店
3.92
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本棚登録 : 416
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008027

作品紹介・あらすじ

片想いの美少女こよみと共に、奇妙に充実した「オカルト研究会」ライフを送る、大学生の八神森司。しかし桜の季節、こよみの元同級生の爽やかイケメンが現れて……。恋も恐怖も増量中の人気シリーズ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 日常系ライト?ホラー、第3弾。
    大学2年生・春のお話し、、これまた、甘酸っぱい。

    徐々に人の悪意のえげつなさが怖くなってきたように感じながらも、
    これは二人の成長の物語なのかな、とも読みとれたり。

    サボテンの名前とか、凄く、気になります、
    終盤でのポロっと本音?も、気になります。

    こういう大学生活なら、もう一度やってみたいなぁ、とも。

  • う~んなんで最後のところ中途半端に切るのだろうか。    
    高スペックな恋のライバル登場とかもう完全にラブコメじゃないですかー。   
    今回は各話それぞれなかなか面白いお話だった。   
    こういうライトなオカルト系なら、結構楽しめていいですね。

  • 今日も今日とて、依頼がやってきた…のだが
    ここにきて、ライバル出現!?

    話すのさえ緊張して固まってしまう、という
    ライバルが登場、の今回。
    最初の依頼の付き添いできたライバル。
    そちらの依頼内容は、子供の頃の事故が実は…という
    消えていた記憶まで呼び覚ます始末。
    閉鎖空間である村なんかでは、ありそうな話ですが
    それを子供が…というのは異常です。
    お山の大将だったのと、そう思えるほど
    言われ続けていたのが現況かも?
    依頼者も案外すごいというか…それほど『彼』の
    積もり積もったものがあったのか。

    2話目は、自分に起こったら怖すぎです。
    一部分だけ、というのも怖いですが
    逆恨みでは? と言いたくなる内容。
    何か噂、みたいなものはなかったのでしょうか?
    いやでも全員新規の知り合いで固めてしまえば
    それも難しい?

    3話目は楽しい生活、幸せだった思い出、のはずが…。
    確かに、知らずにそのまま、となった場合
    知ってしまった時が恐ろしいです。
    が、それもこれも…ですけど。
    これが子供の時に気が付いたら、それはそれで
    今以上に辛い気もします。
    飲み込める歳で良かった?

    4話目は、きれいに騙されました。
    そりゃ仕返しもしたくなる、という教授ですが
    語り手に騙されました。
    最後まで読んでもう一度読むと、確かに、なのですが。

    ライバルが頑張ってデートに誘った5話。
    おかげで事件が発生して、おかげで自殺が~ですが
    立て板に水、状態で語る部長の情報量が凄い。
    事件終了後、ようやくライバルに告げるわけですが
    進み具合が…。

  • ラブコメ・ホラー第3弾。
    今回は2年生になってライバル登場。
    ホラー度も少しアップ。最後の話はちょっとやるせない。
    視えるだけで何もできないというもどかしさがわかったような気になります。

  • 2014/6/2

  • シリーズ第3弾。こよみをめぐるライバルとして、こよみの幼いころの同級生小山内陣が登場するが森司の小山内に対しての対応は相変わらず煮え切らない。こよみも小山内が登場しても森司の方に親近感を抱いている感じ。まあ、森司とこよみの仲はつかず離れずという微妙な距離でこのまま進むのかなあ。話で印象に残ったのは4話目の「白丁花の庭」。ポルターガイストを起こしたのが死んだ大学教授の妻ではなく飼っていた犬の方というオチ。だがその犬の残された大学教授に対する気持ちにうるっときた。続きは手に入れていないが読み続けていきたい。

  • 恋のライバルも現れ恋愛要素も強くなっていく三作品目。
    霊感があるだけで一般人となんら変わらないため、幽霊自体をどうこうできるわけでもなく、完全に解決はできないことがあり、イヤーな感じが残るところも良い。今作にある、白丁花の庭は幽霊の正体が何なのかがわかるととても温かい気持ちになり、今までの中で一番好きな話かも。

  • 藍さんだけではなく、オカルト研究部のみんなが森司の恋に協力的なのが読んでいて面白い。今のところこよみさんも森司に気があるようだけれど、ライバルの小山内くんは手強そう。ストーリーは軽く読めていいが、軽すぎて印象に残らなかった。

  • 進級してた・・・(笑)。
    このテのシリーズものでちゃんと進級するって珍しい? だって大学生やから、一応卒業までにオチをつけないとあかんやろ。

    (現在の)季節が作中とほぼ一緒なので、のめりこみやすかった。
    著者は北海道出身なんかなあ(と、前も思ったな)。同じ雪国でも、東北とはちょっと違ってそう。

    ・・・と、思ったら、新潟やったか~!!

    そうか、あのあたりも豪雪地帯。



    さて、相変わらず「超草食系」ちゅうか完全なヘタレの森司くんやけれども、幽霊は視なあかんわ、片思いはせなあかんわで、

    「忙っしいなこの子~・・・」

    と、思った。
    (おそらく本業は大学生)

    泉水ちゃん以外はバイトをしてる気配がないけど・・・。そのへんは、大丈夫なんやろうか(笑)。

    小山内くんちゅう新たなキャラも登場して、またこの子が森司もいう通り
    「憎めない子」
    やったりして、ここもまた予想外。
    きっとこの子、高スペックをハナにかけたイケ好かん奴やと思ったのに、全然ええ感じの子やないの~。

    ほんま、この小説には「いい感じの子」ばっかり登場するな・・・(笑)。


    前作では部長の生い立ちがチラッと言及されたので、
    「おお、やっと本筋に入るの!?」
    と、期待したのに、今回は部長も泉水ちゃんもほぼ登場しなかった。

    じゃあ何やったんって、何やったんかなあ・・・。まあ、小山内くんの登場? 小山内くんと森司は若干キャラがかぶるから、ほどほどにしておいてほしい(イマイチ盛り上がりにかける部分も似てる)。

    だって、オチのこよみちゃんと森司の会話とか、ひどくないかコレ~!?
    こよみちゃん、ほんまに森司みたいなのでええの!? 大丈夫!?

    あーあー、森司、そういう言い方は誤解されるよ~・・・

    と、じれったさを我慢しつつ読んでいたら、最後に

    「きみには期待しないようにしてるから」

    って、森司、アホか!!!


    森司の長いモノローグを読んでるこっちとしては、このセリフの言わんとすることはようわかるけれども、

    とうのこよみちゃんだけには(真意が)絶対伝わらない。


    そして間違った方向に伝わる。


    これはもう、続編でも冒頭からジメジメしてるんやろうなあ・・・。
    サボテンのネーミングのくだりとかね・・・。

    おそらく、こよみちゃんもサボテンには森司絡みの名前を付けてるんやろうけど、森司に関しては、

    命名したなら、呼べ!

    と、ツッこみたい。



    そういえばエピローグで、こよみちゃんと部長の関係も久しぶりに触れられていて、
    「あ、そうか。ここ、旧知の仲か」
    と、ちょっと思い出した。

    登場人物紹介を見たら、部長とこよみちゃんは「幼なじみ」とのこと・・・。
    部長とこよみちゃんが幼なじみやったら、こよみちゃんと泉水ちゃんもたしょうの知り合いやったっけ・・・?
    キャラ小説やのにキャラを忘れてどうする。笑

    いやいやだからイッキ読みできひんからさ~・・・


    こよみちゃんの体質についてとか、部長の過去とか、そのあたりがもう少し掘り下げられたらいいな!
    もういい加減、森司のジメジメは藍さんに丸投げしたい(笑)!


    ただ、次巻がまた、蔵書にないのよね~・・・。
    購買のリクエストをしたいけど、現在榎田ユウリ氏の「妖琦庵夜話」を1冊、白川紺子氏の「下鴨アンティーク」を2冊、購買のリクエストしちゃってんなあ。

    日を開けずまた購買のリクエストって、なんか、厚かましい・・・?


    いやいや、でも、読みたいよ・・・。
    しばらく待ってからリクエストしようかな・・・。(小心者)


    (購買のリクエストをかけたからって即購入してもらえるわけではないんやけどね・・・)



    あと、さかなへんに秋と書く魚の読み方があんなにあるとは・・・。
    漢字辞典をちゃんと調べないとあかんな。ネットで調べてもイマイチつかみきれなかった。笑

    花見の朝にイナダとサワラを釣ってさばいてくるって、ほんまにどうなの。藍さん、かっこいい・・・。
    こよみちゃんが持参した「スタンダートなお重」も、充分おいしそう!
    花見、楽しそうですなあ。
    そんなに熱燗ばっかり朝から呑むのもどうかと思うけど(笑)!


    霊がいる。
    けれども、それを退治する話ではないねん。

    ビルの女性の霊とか、沼の話とか、消化しきれない思いを内に込めるモノを、
    「どうすることもできないから」
    と、放置するのがなんだか哀しい・・・。

    泉水ちゃん曰く、
    「自分たちにはどうすることもできない、できないとわかってることに生半可に手を出すべきじゃない」
    ちゅうことやし、また肝心の森司や部長がそれに否やを唱えないので、このあたりがグズグズにならないのが、この小説の面白いところ。

    ゴーストやけど、バスターズじゃない集団なんやね・・・。笑
    救われる念ばかりではないようやし、思いはすべて救われるわけでもないみたい。


    ■■■■

    センシティブ【sensitive】
    [形動]
    1 感じやすいさま。敏感。「―な性格」
    2 微妙で慎重を要するさま。「―な問題」


    うれしがら‐せ【×嬉しがらせ】
    相手をうれしがらせるような言葉や態度。「口先だけの―」


    ひ‐きん【卑近】
    [名・形動]
    身近でありふれていること。高尚でなくわかりやすいこと。また、そのさま。「―な例をあげる」

    (2012.05.06)

  • ホラーとしては代わらずライトでミステリな路線。
    大変読みやすい。
    というか、扱っているテーマはタイトルの通りホラーなものなのだが、
    はっきり言えば全然怖くありません(キリッ
    怖いのは苦手だけどホラーが好きとか興味あるという人、夜中でも読めるホラーを求めている人には是非勧めたい。

    一方サブテーマとなっている八神とこよみのロマンスは、ずうっとすれ違いなのかと思えば、非常にじわじわとじれったく進展しているもよう。
    このあたりのスローなロマンス展開も、もしかしたら今の読者の好みにぴったりマッチしているのでは。

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