- 角川書店 (2013年3月30日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041008140
作品紹介・あらすじ
愛した<モノ>を九十九神化してしまう能力を持つ瑠子。その力で生まれた九十九神タオ、サク、マグニと暮らしていた。そんな彼女のもとに、異端現象対策管理局の能瀬詠彦が現れ、『ヒトに恋をしろ』と言いだして!?
感想・レビュー・書評
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最近ビーンズ文庫で好みのものが多かったからこれも読んでみたけど、さすがに年齢層の違いを感じました…。
そうだよね、ターゲットはもっと若い層だよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
九十九神と異端管理局の設定がユニークでおもしろい。主人公の性格は好き嫌いが分かれるところで、もう少し親しみやすい性格の子だったら感情移入しやすかったかなという印象。最後ハッピーエンドなので後味は良かった。
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人ではなく、物をこよなく愛する主人公。
そんな主人公のおかげで持ちあがった問題を解決するため
変な男が現れた。
九十九神なのだから、元は物。
では人型になっても感情を表して愛せるのでは? と
思うのですが…条件反射みたいなもの?
題名で想像すれば、恋愛して~なのかと思いきや
まったく全然これっぽっちもそんな感じはなく。
結局すべて(?)かませ犬で終わった気が。
何だか微妙な感じで終わってしまいました。
いや、物しか愛せない、のですから、突如として
人を愛したら変だとは思いますけど片鱗を見せた所で
終了しておいた方が…とか思ってしまいました。
しかし主人公を考えると、結局そうなるなw という
落ちではありましたが。 -
最初はん?と思ったけど、読み進めると面白かった!
ヒトを愛せずモノを愛する瑠子には、モノを九十九神化(擬人化)する能力が。
危惧した政府が、モノではなくヒトに恋させようと職員を派遣するのだが……
ヒロインが徹底して人嫌いで最初共感し辛いけど、理由がわかってくると可愛くてしかたなかった。
九十九神化したモノたちはイケメンだけど、全く興味示さず変身前を溺愛する主人公好きだww
優男系タオルや、やんちゃ少年系ハサミ、冷静な執事系虫眼鏡。
自分の弱さを認めた瑠子と、瑠子を愛するモノになろうと決めたモノたち。
成長具合が楽しかったです!
あと呑助のキャラとか、性癖とか無駄に色っぽくて好み。タオも好き。執事は素でストーカーしすぎですww -
人の姿の彼らに興味はなく、モノの彼らを愛する瑠子にとって、自分ですらモノでしかない
そんな彼女の能力は国家機関 異端管理局に警戒されている
派遣された職員だという能瀬詠彦との出会いで、瑠子は反発し、 異端管理局に追われながらも、九十九神となった彼らとの関係を前に自分を知るという話。
軽快なノリと怪しくうさんくさい異端管理局のおかげで、コメディー色が強いですが、内面に目を向ける鋭さは読みごたえ有りだった
冷静沈着なマグニが好みだけど、
やっぱり、タオ!包んで包んで〜
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