- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041008270
感想・レビュー・書評
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これはお得な一冊。
でもやはり抜粋は物足りない。
月並みだがたんぽぽ娘に感動した。
ジュリアとバズーカも私は好きだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20131110
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[たんぽぽ娘]が読みたくて借りた。心が温まる結末だった。
他の作品は、読んだり読まなかったり。 -
ブビリアのお蔭で、過去の名作が、多く再出版されているらしい。以下、掲載情報(本書の掲載作品は全て作品の抜粋)と私の読みたい度。夏目漱石「それから」、アンナ・カヴァン「ジュリアとバズーカ」〇?、小山清「落穂拾い」〇、梶山季之「せどり男爵数奇譚」◎、坂口三千代「クラクラ日記」、アーシュラ・K・ル・グイン「ふたり物語」◎、F・W・クロフツ「フローテ公園の殺人」〇、宮沢賢治「春と修羅」、ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」◎、国枝史郎「蔦葛木曽棧」、太宰治「晩年」、フォークナー「サンクチュアリ」〇?
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途中までしかない小説が多いのでカタログ集みたい。消化不良感が残るが、ここに載っていなければ、読むこともなかったものも多いし、さわりを知るにはいいかも。
クラクラ日記は、読んでみたいな。 -
ビブリア古書堂を読んでいる時に読んでみたいと思っていた本達。一部抜粋という形ですが、作品の雰囲気を見るにはちょうど良かったかも^^
『ジュリアとバズーカ』『クラクラ日記』『たんぽぽ娘』もっと読みたいと思いました。 -
思っていたより、抜粋の物が多くて残念でした。
たんぽぽ娘が読めてよかったです。 -
ビブリオ古書堂に登場した小説がいろいろと載っています。
抜粋版が多いのは残念ですが仕方ないか?
個人的にはたんぽぽ娘が読みたかっただけなんで満足です。
他の小説全部は読んでないので評価はなしということで。 -
アンソロジー、栞子さんの本棚を読みました。
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズに登場した小説を収録したアンソロジーでした。
全ての小説は収録出来ないので一部抜粋の部分もありますが、栞子さんの物語の雰囲気を感じることが出来ます。
たんぽぽ娘、は番組のエンディングであらすじは紹介されていて読みたいなあと思っていたのですが、オリジナルが読めて良かった。
クラクラ日記は抜粋ですが、面白く読みました。
坂口安吾は私も若い頃何冊か読みましたが、クラクラ日記の方がずっと面白そうです。
今度購入して読んでみることにしましょう。
春と修羅は序文の以下の文章がとても気に入っているのですが、
わたくしといふ現象は
假定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち、その電燈は失はれ)
私は詩集はほとんど読まないので、本文は読んでいなかったのでした。
今回抜粋を読んでみて、宮澤賢治の詩もいいなあと思ったのでした。 -
読了。