- 角川書店 (2013年9月25日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784041008287
作品紹介・あらすじ
警視庁の河合は〈ブラックチェンバー〉と名乗る組織にスカウトされた。この組織は国際犯罪を取り締まり奪ったブラックマネーを資金源にしている。その河合たちの前に、人類を崩壊に導く犯罪計画が姿を現す。
みんなの感想まとめ
物騒な国際犯罪を背景に、主人公の河合が新たな組織〈ブラックチェンバー〉にスカウトされる物語は、緊張感とスリルに満ちています。河合はロシアマフィアの内偵中に拉致されるも、組織に救われ、共に壮大な犯罪計画...
感想・レビュー・書評
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読んだ時期がタイムリーすぎる。
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楽しかった。良く書けていて、引き付ける何かがある。内容は物騒な話だが、読者を引き付ける。他の著作も読んでみたい。
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2021/11/23 122読了
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前回の獣眼がものすごい読むの苦労したから、今回もこの人の本かぁ、、、分厚いし。なんかなぁ。。と、思いながらも図書館の本だし読んで返さねば、、、と、半ば強制的に読んだ。
が。面白かった。笑笑
今回は前回ほど苦戦しなかった。スパイ大作戦みたいな雰囲気で読んでて面白いです。黒幕はなんだ!?みたいな。
詳細は細かいし、作戦も細かいし、人物それぞれの背景も事細かなのはリアルではあるかもしれないけど、やっぱ少し読みづらいだろうなぁ。と初心者向きではないかも。
ある程度、人物なり背景を描写して、読者にふわっと主人公を浮き立たせるのが上手い作家と、こんな風に全て一から十まで説明して、こういう人なんだからね。って言う作家とそれぞれだけど、1から10はやっぱ本自体が分厚くて、詳細分でつらくて脱落しそう。笑笑
説明が長いのもまたねぇ。
あとロシア人の名前がコワバリオフ、ババマリチョみたいなやたら読みづらい名前っていうのもなかな頭にストーリーが入りづらいよなぁ。
ロシア人小説は読めないなぁと思うわたしでした。 -
『ブラックチェンバー』/大沢在昌
数ある、著者の作品の中でも、本書のテイストは、一つ、際立っていますね。。
本書は、警視庁の河合がロシアマフィアを内定中に拉致され、殺される寸前に「ブラックチェンバー」と名乗る組織に救われます。この組織もまた、謎の組織でありつかみどころのない組織です。それは、国際的な犯罪組織に打撃を与える一方で、奪ったブラックマネーを資金源にしています。そんな組織にスカウトされた河合が見たものとは・・・
ロシアマフィアや日本の暴力団、警察と公安の確執、それぞれの立場と利権を巡る争いは、世界を舞台にしたクライムサスペンスに発展していく。。 -
警視庁の河合はロシアマフィアを内偵中に拉致されるが、殺される寸前“ブラックチェンバー”と名乗る組織に救われた。この組織は国際的な犯罪組織に打撃を与える一方で、奪ったブラックマネーを資金源にしているという。スカウトされた河合はブラックチェンバーに加わることを決意。その河合たちの前に人類を崩壊に導くおそるべき犯罪計画が姿を現すー。
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楽しめました。
いつもながらの独り言かっこつけを読むだけで満足。 -
大沢さん、たまにはこんな作品もいいかな。
プロットが面白くて、荒唐無稽のストーリーとは言わせないうまさがさすが職人芸。
義理と人情の浪花節はいつものだけど、今回ちょっと救われなかった。
明確な悪党が見えなかった分、最後は閉塞感が目立って大団円とはいかなかった。
でも、これはこれでいい気がしました。 -
超法規的なやり方で、国際的な違法取引を取り締まる組織にスカウトされた、警察官の物語。
国境を越えた計画はスケールが大きい。
国ごとの犯罪の構図の違いなど、背景も描きこまれていて、興味深かった。 -
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最後が なんだかよくわからなかったけど 途中までは モンクなく面白かった。最近の大沢さんは イマイチが多かったけど これは面白いと思った。あのハズレなしだったころが懐かしい。
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国境や法律の外側に存在する超法規的な正義の味方集団という、お伽話的な舞台設定。夢のようなヒーローの存在はやはり幻であって、徐々にその本質に疑問が生じてくる。
登場人物の名前が覚えられなかったり、犯罪者たちがやけに他人を信じたりと、のめり込む面白さはないけれど、まあ可もなく不可もなくといったところ。 -
世界を股にかけた壮大なクライムサスペンス。元刑事を主人公にロシアマフィアや日本の暴力団、警察と公安の確執、そして謎の組織、ブラックチェンバー。
複雑な人間同士の利害関係と敵対関係が終盤までもつれ、最後の1ページまで目が離せない。
結末は少し残念でしりすぼみだったが、全編に渡り楽しめました。
途中何度も描かれる論議が長くてスピード感が削がれる印象も受けた。 -
何となく、あり得ない感じ かな?
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プロットはいいけど 読後何も残らない
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若干ネタバレ注意です。
超法規的な機関が暗躍する様は、読んでいて痛快でした。
仲間との熱いやり取りも良かったです。
ただ、チェンバーが利益のみに走った経緯が不明瞭で少し引っかかりました。
情報量が多いので少し苦戦するかもしれませんが、読んで損はないです。 -
複雑に絡まり合う内容は終盤まで期待感を維持できて良し!
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途中から、「あれっ?まさか」と思い始めましたが、
そのまさかの通りの結末に。
何だかなぁ。
法を超越した捜査機関とか言うカッコイイテーマなんだから、
もっと、カッコイイ結末にして欲しかったなぁ。
結局、俗物じゃん。 -
正義は強欲と両立するかというテーマで、法では対抗できない悪に超法規で立ち向かう組織を描く物語。その活動資金を自前で調達するという前提のもと、犯罪者の金を言葉を選ばずに言うとピンはねすることが活動の前提となっているが故に、儲からない正義はなさないという二律背反的な自己矛盾を組織の成り立ちそのものにはらむが、そこが本作のテーマとなっている。そういう背景は良いのだが、その組織を築いたのが一日本人がということと、その強欲故に、自分でも戦争行為とテロには加担しないという言を残しておきながら、殆んど、信念とプライドをもつ戦争やテロよりも汚い無差別殺戮に加担して金もうけをするという方策を選ぶという選択肢はありえないだろう。この辺りが主人公を生かしつつ、物語に結末をつけるためには必要な展開とは思うものの、歴史をもつであろう組織の結末としては請求過ぎ、また、最後の主犯の選択も安易であり、この辺りが少々、残念。
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正義を廻る争いですね。何が正しいのかは立場によって異なるため、スッキリしない終わらせ方になっちゃうのは仕方ないのかも。
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