レヴォリューションNo.0 (角川文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008317

作品紹介・あらすじ

オチコボレ男子高に入学した僕らを待ち受けていたシゴキ合宿。欺瞞に満ち溢れた世界に風穴を開けるため、大脱走計画を練るうち、世界に熱い血が通い始める。ザ・ゾンビーズ結成前夜を描くシリーズ完結篇!

感想・レビュー・書評

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  • 一気読み。
    シリーズ全体を読み終えてから再度読み直したい。
    今読んでる人生論の本にもあったけど、結局自分が変われない原因って、環境じゃなくて自分にあるんだろうな。とっくにきっかけには出会えているのに、自分が進もうとしないから変わらないんだなぁ、とか思ったり。10代のうちに読めてよかった。

  • うーん、僕の感覚には響かなかった。前3作が面白かったから、そのギャップなのかも知れないが。

  • ザ・ゾンビーズ結成前夜を描くシリーズ完結編!
    見事。

  • ゾンビーズシリーズは前3作読んでいましたか、随分前のことで内容はほとんど忘れてしまっていましたが、特に問題なく面白く読めました。

  • ゾンビーズ結成に至るエピソード0
    合宿の体罰が理不尽で酷すぎて、読んでいて辛くなってしまったので★は辛め。野口はどうなったのかなぁ...
    内容は他作品に比べると、ひねりもあまりなく物足りなかった。

  • 主人公たちの「熱」が文字から滲み出ている。
    やっていることはたいしたことではないんだけど、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動する姿はアツく美しい。

    "しょうがないよね、世の中なんてこんなもんだから、と諦めてしまうか。"
    "ふざけんな、絶対に許さねぇ、と世界に牙を剥くか。"

    さあ、どっちを選ぶか。
    ザ・ゾンビーズ結成前にして、シリーズ完結作。
    これがザ・ゾンビーズだ!

  • レヴォリューションシリーズの原点がここに。

    典型的な落ちこぼれ男子校に入学した僕、舜臣、萱野、山下、ヒロシなど・・・
    その高校生活で待ち受けていたのは、教育という名の教師の暴力

    そんな中、団体訓練と称したシゴキ合宿が始まる。

    メンバーはこの状況をどう乗り越えるのか、先生との知恵比べ、最後に笑うのはどっちだ!

  • 良かった

  • 最後のシーンで鳥肌たった。必ずゾンビーズシリーズを全部読んでから読むべし。
    シリーズの中で一番好き!とは言えないけどやっぱりこいつら最高だ。

  • 主人公とその父親との会話がせつない。誰のために転入を勧めているのか、なぜ子どもが殴られた理由を聞かないのか。
    また自分が通う学校の教師である父親をもつ野口は父親の憎しみの対象でしかない。
    そんな彼らは大人を頼ることなく仲間を支え合う。

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著者プロフィール

1968年埼玉生まれ。慶應義塾大学法学部卒。1988年「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代」新人賞を受賞。2000年『GO』で第123回直木賞を受賞。

「2020年 『映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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