北の舞姫 芙蓉千里II (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 158
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008355

作品紹介・あらすじ

売れっ子女郎目指し自ら人買いに「買われた」あげく芸妓となったフミ。初恋のひと山村と別れ、パトロンの黒谷と穏やかな愛を育んでいたフミだったが、舞うことへの迷いが、彼女を地獄に突き落とす――。

感想・レビュー・書評

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  • 友人から勧められた、大河少女小説の2巻目。
    1巻目で後悔を知って、大人になったフミが今度は自分を取り巻くしがらみを捨てて、愛してくれる人たちを捨ててでも自分自身のために生きようと決心する過程の話、という感じ。
    これだけ強く一途に、自分の気持ちに素直に生きていけるフミの生命力に、羨ましさを覚える。
    個人的にはこの後の黒谷さんに期待したい。続きの文庫化を楽しみに待つことにします。

  • 前の巻より面白かったです。フミが自分の行動を客観的に見られるようになってきたからでしょうか。あとは、行動範囲が広がって、目まぐるしく動く社会情勢に乗っかってるところが、面白いです。自分の知ってる歴史になぞってお話が進んでいくのが楽しかったです。相変わらず、都市や人の名前が読めないですが。

  • 一巻の勢いがなくなったので、2巻まででいいかな、と思ったら後半巻き上げた!!3巻も読みます。
    貴文の思いが届きますように!

    2018.7.4

  • 今回もフミの持つエネルギーにあてられるように読み進みました。

    物語の本流とは少し離れたところなのですが、かのくまさんが、「故郷」について語るところが、不思議と印象に残りました。このシリーズを静かに貫いているテーマのひとつは、こういったことなのかも知れないと感じました。

  • 芙蓉千里#2

  • 貴文さん遅いよ!!w

  • 酔芙蓉に来て、9年が過ぎ天性の舞の才能を開花させ、大陸一の芸妓になったフミ。
    時代の波にのまれ酔花楼も消え、親友タエはベルリンに旅立ちます。
    旦那の黒谷の紹介で、哈爾浜一のロシア人のプリマ、 エリアナの
    本物の踊り(舞)を見て、辻芸人上がりのフミは気持ちが大きく動揺し
    スランプに陥ります。
    それから、数々の事件に巻き込まれ前作より、フミは悩み、迷い
    この作品でも大きな決断をし、別れや待ち望んでいた山村と
    再会を果たしこれから、自分自身、芸妓芙蓉ではなく
    フミとして生きていくことを決意するのです。
    大陸一の芸妓芙蓉の名を捨て、フミとしていく潔さ、カッコよさの
    憧れます。

    目次


    第一章 哈爾濱桜
    第二章 瀕死の白鳥
    第三章 シベリアの風
    第四章 雪と亡霊
    第五章 鷺娘
    第六章 中と外
    第七章 雪芙蓉

  • 単行本で読んで、文庫で再読。

    だから結末は知っているけれどやっぱり夢中で読んでしまった。
    読むたび萌える人が違う!武臣中尉がいいですね。
    軍服ってとこも含めて。(芙蓉千里の男性陣は絶対「はいからさんが通る」だと思うんです。)あとアンゲルゼを読んだ後の再読なのでこの巻は「貴ちゃんがんばれ!」だなと思ってしまいました。須賀さんの作品は運命に立ち向かう女性とへたれな男性が奮起する、のがいいんですねぇ。

  • 電子書籍にて買い直し予定。

  • おもしろかった。細部が?と思うけど、やっぱり読ませるなあ。

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著者プロフィール

須賀しのぶ(すが・しのぶ)
1972年11月生まれ。埼玉県出身、上智大学文学部史学科卒。
1994年『惑星童話』」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し1995年デビュー。2010年『神の棘』で第13回大藪春彦賞候補。2012年『芙蓉千里』三部作によって第12回センス・オブ・ジェンダー大賞受賞。2015年『革命前夜』第18回大藪春彦賞受賞、第37回吉川英治文学新人賞候補。2017年、『また、桜の国で』で第156回直木賞候補、第4回高校生直木賞受賞。同年、『夏の祈りは』で「本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン」1位、「2017オリジナル文庫大賞」受賞。
第100回高校野球記念大会が開催されるメモリアルイヤーの2018年、『夏空白花』が刊行された。

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