魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)

著者 : 角野栄子
  • 角川書店 (2013年5月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008508

作品紹介

宅急便やさんも2年目を迎え、コリコの街にもすっかりなじんだキキとジジ。でも大問題が持ち上がり、キキは魔女をやめようかと悩みます。人の願い、優しさ……キキは、再び新たな旅立ちを迎えます。

魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • キキがコリコの町にやってきて1年。
    今では町の魔女として知られるようになり、魔女の宅急便も軌道に乗り始める。
    でも、思いがけず嫌な役目を担わされ、魔女の存在意義について思い悩むように。
    ほうきでうまく飛べなくなった上、大事なお届け物を壊してしまったり…。
    そんな悩みを乗り越え、キキは人の役に立ちたいという気持ちを大きくしていく。

    映画の後半は、映画オリジナルだったのかなー。
    いつあの出来事が?と思いながら読んだのだけど、小説の方は、
    小さなお届け物のエピソードを交えて進みます。
    かばさんを運んだり、おじいさんの散歩を運んだり。
    ひとつひとつのお届け物に、頭を悩ませながら、一生懸命なキキが可愛くて。

    ときにはお洒落をしたくなったり、とんぼと一緒にいた女の子に嫉妬したり。
    キキは普通の女の子でもあるけど,失敗したり泣いたりしながら,
    次第に魔女としても成長していく。

    いつでも近くでキキを見守ってくれているおソノさんや、
    くしゃみの薬を学びたくなって家に帰ったキキを迎える両親の温かさ。
    小学生の高学年から、中学生くらいの女の子に読んでほしいお話。

  • 『魔女の宅急便』てお仕事小説だったんだ。
    キキのひたむきさに心が洗われる。

    冷凍台風なんておそろしいものが近付いて来ても、
    「みんながよろこんでくれるとさ、湯たんぽより、ずっとあったかくなれる」
    と、寒い中凍えながら飛び続ける姿を見習いたい。

    決して順風満帆なわけではなく、悩んだり、落ち込んだりしているキキ。
    でもキキとジジを取り巻く世界は優しくて、2人が出会う人達の優しさとほんのちょっと困ったところも含めて愛おしいなと思う。
    私が見えてないだけで、私の周りも同じかもしれない。
    優しくてほんのちょっと困った人達に囲まれているのだとしたら、私もキキのように周りの人達に優しさを返さないといけない。
    ほんのちょっとどころではなく、困った人なんだから。

  • これまた小学生の頃に読んだきりだった2巻。
    あの頃より今読んだ方が面白かった気がする。

    それは私が大人になってキキの成長を見守れるほうの大人・・・というか、あぁ、キキも成長してるのね。

    と思う側になったってことなんだろうなぁ。

  • コリコの待ちに来て2年目のキキは、
    新しくコリキさんからくしゃみの薬を作る方法を
    教わることにしたり、心を込めて荷物を運ぶということの
    本質を見つめて悩んだり、恋にとまどったり。
    女の子が成長していく過程にきゅーっとなりつつ♡

    春のさかりのコリコの町は、やらかい緑に
    リンゴやアンズの花の香り、やさしい風の音に小鳥の声。

    大きなカバさん、森の窓、ぴんぴんのシャツ、
    ぴかぴか光った赤いりんご、おじいさんとお散歩とはてなし公園。
    いろんな人の荷物や想いを運びながら、キキもジジも
    それぞれに成長をして、少しずつお互いの旅立ちの時に
    向かっているのかなぁと少し寂しくなったり。

    ねこのめ、すずのめ、めめりぐさ。
    新しく"くすりぐさ通り"ができた3年目のキキの生活が楽しみ。

  • はじめて読んだのは10代。
    どういうときに読んだのかなんて覚えていないし、いくつの時かも覚えていない。覚えているのは、親に買ってもらったこと、それから絵が1巻とは違ったこと、そしてゆたんぽの話。

    なのに、読んでいると思い出す思い出す。
    そういえば、私は『ゆりのアイスクリーム』にとても興味があって(そら食いしん坊ですから)どんなものか想像を膨らませてはにやにやしていたのを思い出した。大人になった今でもつい想像してにやついてしまった。きっと、とても素敵で美味しいと思う。いいなぁ。
    そんな童心に帰る一方で、子供の時には胸に響かなかったものが重くのしかかったりもした。靴を捨てちゃった女の子に靴を届ける話や、お散歩を届ける話。特にお散歩の話は、昔読んだ時にも理解はしていたはずなのに、とても胸に響いた。『死』という言葉を使っていないんだな、と、今更気付く。あれはキキに帽子を届けるのでもお爺さんに散歩の話を届ける(未遂)のでもなく、お爺さんの友達のウミちゃんに優しさを届ける仕事だったんだろうなぁ。と、言葉にするととても陳腐なのがくやしい。

    キキも町に来て2年目。友達も増えて、町に受け入れられて、悩んだりうかれたりしながら毎日を頑張って過ごしている。
    でも、私、3巻目があんまり好きじゃなかったんだよなぁ、と今更ながら思い出してちょっと二ヶ月後が憂鬱。じゃあ読むなよって感じがしないでもないが、読まないのはもったいない!結局とても楽しみ。

    それにしても、文庫で揃えたら、単行本どうしよう。手放すのももったいない気がするなぁ…

  • ほうきで空を飛び、宅急便の仕事を始めたキキは、新しい生活になじんでいきます。知り合いもたくさんでき、楽しく暮らすなかで、町の人のために薬づくりを始めようと決心。キキが町の人たちと深くかかわり、欠かせない存在となっていく様子には爽快さをおぼえ、よかったね、と思わず言いたくなりました。

  • アニメーションはTVで見ましたが、素敵な成長物語ですね。。。

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    「宅急便やさんも2年目を迎え、コリコの街にもすっかりなじんだキキとジジ。でも大問題が持ち上がり、キキは魔女をやめようかと悩みます。人の願い、優しさ……キキは、再び新たな旅立ちを迎えます。」

  • キキのその後の話が気になって読んでみた。成長とかは分かるが、ワンパターン。

  • すっかり町の人たちにも信頼されましたね。
    迷いながらも、自分の居場所、自分の存在価値が少しずつ確固たるものになってきている。
    それは、何よりも正直で一生懸命な彼女の姿勢が生んだもの。作り上げたもの。

  • ーーー
    宅急便屋も二年目となり、キキの仕事は順調です。奇妙な病気にかかったカバ、木の歌声、なんと散歩という目に見えないものまで運び、町の人にも温かく迎えられます。そんなとき、一通の黒い手紙を届けるように頼まれ、もしかしたら運んでいるのは優しい気持ちだけではないかもしれないと悩むキキ。魔女としての自覚や自信喪失を経て、人の気持ちを思いやり、人生の大切なものに気付いていく、少女の成長を描きます。

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