劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 下 (角川スニーカー文庫)
- 角川書店 (2013年5月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041008652
作品紹介・あらすじ
リーディングシュタイナーの《負荷》が岡部倫太郎にもたらした衝撃の事実。その出来事を機に牧瀬紅莉栖たちラボメンは、なんと岡部の記憶を失ってしまう。 だが、そんな紅莉栖の前に思わぬ人物が現れ――!?
感想・レビュー・書評
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読みやすい劇場版ノベライズ、実質本編の下巻。
よかったところ
・助手の旅した世界線が箇条書きなどでまとめられており興味深い
・オリジナルアイテムがラストでも絡められてまあよかったと思う
・タイムトラベルを抒情的な記述をこらして表現されており、小松左京の「果しなき流れの果に」を思い出しました。
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9784041008652 302p 2013・6・1 初版
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劇場版シュタインズゲートのノベライズ。
映画は観ていませんが、此れで楽しめたので良いかな…と思っていたり。
リーディングシュタイナーを巡る葛藤を中心にしたお話。
紅莉栖視点な所で、色々と新鮮でした。
リーディングシュタイナーは、重篤な脳の疾患であるとか…。
オカリンとは違って、やっぱり紅莉栖は科学者で…
というより女の子なんだなぁと思いました。
どうやって解決するか…と云うよりも
揺れ動く乙女心に重きを置いていたので、一寸読んでてもやもやする面も。
甘酸っぱいシーンは、相変わらず読んでいて恥ずかしかったです。 -
2013/08/31
【好き】コインランドリーでオカリン消失から。 ループするのがSTEINS;GATEなので映画の時は展開がよく解ってなかったんだと活字を読んで改めて気付いた部分も結構あった。 本編とは逆に今度は、紅莉栖がオカリンを失わないために奔走したり、デジャヴがリーディングシュタイナーの欠片みたいな設定がロマンチックで好きだ。 本編よりも恋愛色が強いのは好みが別れるかもしれないが、これで本当に本当に終わった、と満足出来る作品と出会えるのは嬉しい事だと思う。 ただ、映画の時から気になってた少年オカリンとの邂逅はやっぱり偶然すぎ?行き当たりばったりすぎ? もう少し必然性があればコロッと説得されたのに少し残念(笑) -
まゆりも紅莉栖も死なないシュタインズゲート世界線に辿り着くまでの岡部の苦労は、ゲームを遊んだ人ならお分かりでしょう。
シュタインズゲート世界戦に辿り着いても、その記憶に苦しみ続ける岡部を今度は紅莉栖が救うというのは、やや予定調和な感が否めませんが、これでα、β世界線の失敗を繰り返した苦しみも軽減されることでしょう。ラボメンに幸あれ。 -
上は映画を観る前に読んだので新鮮に楽しめたが、下は見たあとだったのでわくわく感が足りず。読んだあとだと映画の楽しみが減ってしまうから、この順番で良かったと思うが。
一周目とか二周目とかの説明は分かりやすく、頭の中が整理されて良かった。