臨床犯罪学者・火村英生の推理 III ダリの繭(下) (角川ビーンズ文庫)

著者 :
制作 : 麻々原 絵里依 
  • 角川書店
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本棚登録 : 247
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008997

作品紹介・あらすじ

殺された社長・堂条をめぐって複雑にもつれあう人間関係。アリスの友人で、堂条の義弟である吉住への疑惑が深まる中、火村は明晰な頭脳を働かせ、真相へと近づいていた! 名探偵の推理が冴える鮮やかな解決編!

感想・レビュー・書評

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  • 結果分かっていても有栖川先生の腕で何度も楽しめました。新鮮に謎解きを読んだ。人それぞれにある「繭」、私のはなんだろうかとふと考えた。

  • 相変わらず挿絵が素敵(笑)しかしあとがきにはびっくりさせられたなぁ。そうか、有栖川先生にとってあれは普通なのか(笑)

  • 連行された友人が、警察で語った内容とは?

    何がどうそうなるのか、さっぱり分からない状態。
    解答を読めば、すべてがぴったり当てはまります。
    が、これを分かれと言うのは…。
    いやでも現実的に、両者の立場が入れ替わる、のは
    ある事ではあります。

    何だかこう…救いがあるのような、ないような。
    ここに到達するまでに、色々な人の秘密が
    一緒に解き明かされてしまっています。

  • 下巻読了。このシリーズ、たくさんあるのを知りませんでした。

  • 上巻の時点で一癖二癖ある登場人物が実はさらに癖のある人物だった。
    「トリック抜きのストレートな犯人探し」の通り、トリックを解くというよりは人間関係を読み解くというところに重点を置かれていた印象。
    火村とアリスも、探偵役というよりは人間関係を読み解く案内役のように感じた。

  • 面白かった!!上下巻に渡る久しぶりの長編ミステリ、読み応えありました〜。個人的にはあとがきもとても良かった。有栖川有栖さんの人柄がとても良さそうで、もっと彼の作品を読んでみようと思いました。

  • 『ダリの繭』下巻。
    複雑に絡み合った謎の糸が、火村の推理によってじょじょに解けていく。果たして、堂条社長を殺したのは誰なのか?

    ******

    事件に関わる人物達が、それぞれの事情で嘘をついていたり黙っていたりするために、「誰が犯人なのか?」が非常に分かりづらくなっているところが面白いです。
    この人が怪しいけれど、この人も怪しいような……という繰り返しですね。

    それから、謎解きとは別の部分で、アリスと火村の『繭』についても触れているのが、この作品の特徴でしょうか。
    誕生日に食事をして祝うほどの仲なのに、お互いに相手を気遣って一歩踏み込まない部分があったり、言わないことがあったり、そういうところもシリーズが進むごとに、少しずつ変化が現れていくのでしょうか。
    作家アリスシリーズは長いシリーズなので、気長に読み進めていきたいと思います。

  • 犯人が誰かもトリックもまったく覚えていないから再読だけど初めて読んだのとあんまり変わらないのがw
    繭が入り乱れて混乱しつつもそういえばそうだったね、というラスト。
    こうやって地道に調べて絞り込んでいく細かさがいい。
    一緒に自分も疲れる感じがw

  • 面白かったです。

  • ダリの繭解決編。
    被害者の自殺説を考えたけど違った…。

    偶然が重なって攪乱される警察、探偵役。
    二転三転…。
    面白かったー。
    変な趣味持った人多すぎ。

    ダリについての引用部分はいまいちよく分らなかった…。
    難しい。
    ダリについて繭について謎解き意外にも考えさせられる作品だった。

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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