- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041009031
感想・レビュー・書評
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両親が失踪してしまったため、骨董屋を受け継いだ中学校1年生の風雅。父親がくれたペンダントから呼び出した木の精に、兄さんになってと願いを言う。イケメン兄さんの紗那のおかげで、つくも神と話せるようになった風雅は、骨董屋「アンティーク風雅」を何とかやっていくのだが。指輪や刀を巡る悲恋に関わっていくのだが、分かりやすい話だね。あんまり捻りはないが、まあ気持ちのいい話かもしれない。風雅の両親の行く末が気になるところ。
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つくも神の姿を見ることの出来る家系の男の子、風雅。
あるとき両親が突然姿を消してしまって、叔母の家に引っ越ししなくてはいけなくなったときに、お守りのつくも神、シャナイアを偶然呼び出してしまう。
風雅はシャナイアに両親が戻るまで兄になってほしいという願いをし、シャナイアは紗那と名乗ることに…。
裏表紙のあらすじ紹介では「お兄さんはイケメン精霊!?」とあって、ラノベのような話かと思ったけれど、そこまでではなかった。
骨董品の来歴を骨董品自らが語ってくれたら謎になっていることが分かっていいだろうなぁ。
偉い精霊なので態度が大きいけれど、たまに風雅に優しい紗那が微笑ましい。
両親が呼び出してしまったものは不明のまま続く…。 -
表紙の雰囲気が気に入って購入。中学生が主役という設定なので、だいぶ幼い感じがありました。サクッと読む分には楽しかったです。
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うちは、つくも神が見える骨董屋なんだ
小さい頃に父にそう教えられ
生涯でただ一度、願いを叶えてくれるというペンダントを渡された風雅
しかし父と同様に風雅には
つくも神をはっきりと見ることは出来なかった
そんな風雅が中学生になったある日のこと
目を覚ましてみると、
いつもの日常はこつ然と姿を消していて——
*
かわいらしくて素敵な話だった
たった1つの「お願い」のおかげで
風雅にもつくも神が見えるようになり
アンティークと、そしてそれに関わる人間との
優しい物語を紡いでいく
つらい現実を乗り越えるための力が
「人」であることが素晴らしいなと
しみじみ思う -
精霊とかつくも神とか好き。これから楽しみなシリーズになりそう。
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子供向け。
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つくも神とアンティークショップ。