心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009116

感想・レビュー・書評

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  • さらっと面白かった。八雲と後藤のやりとりがお約束とはいえ、早く本題に入ればいいのにとイラっとくる。

  • 後書きを読むと、シリーズになりそうな感じ。

    anotherと言う通り本編のどこかの時間軸のもの語りです(^^)/
    あまり、ホラーもサスペンスも無く、ミステリィな感じでした!ま、幽霊が絡むので謎解きは途中で止めちゃいましたけど面白かった!

  • シリーズ番外編。本筋には関係がないけれど、シリーズものとしての魅力は充分です。
    呪われた「いつわりの樹」を巡って起きた二つの事件。食い違う証言、過去の事件の真実等々ロジカルな部分が組み立てられるのだけれど、ベースにはホラーも。被害者の証言聞けばすぐに犯人分かりそうなんだけど……一筋縄ではいかないんだなあ(苦笑)。

  • 八雲シリーズの外伝。今回は石井刑事の過去が深く関わり、話の鍵を握る。
    相変わらずスピード感があって読みやすい。ただ、少々ご都合主義な部分も。確かに“心霊探偵”だし、今までも憑依という現象は出てきたけれど、それによる殺人となると、何でもアリという気になる。
    そこは抜きにして、登場人物それぞれの心情なんかが丁寧に描かれていて、本編からずっと読んでいる読者としては、皆それぞれに成長していく姿が見て取れて好感が持てる。
    “人間関係において、どちらか一方ってことはあり得ませんから…” かつて一心が言ったのと同じ言葉で、八雲が石井刑事を諭している様子からも八雲の成長がうかがえて、ちょっと心が温かくなる。

  • 八雲クン、あいかわらず(笑)
    今回は、石井刑事の意外な過去が明らかになる。
    あんなにつらい過去を抱えていたのね。
    まことの過去も驚いた。

    これは、スピンオフ的なお話なので、時系列的には
    本編9作目よりも前のお話。
    本編の続きも早く読みたい。

  • 割とさくっと読めた。石井さんの過去話が少し。何かもう少し話が進展しないかなぁーと思ってしまった。前作で色んなことが起こったから、しょうがないのかな?次に期待

  • 今回は石井さんメインかな。今後の石井&真琴カップルの展開が気になる(笑)スピーディーな展開でサクサク読める。ちょっとしたすれ違いで他人との関わり方というのはかわるものなんだな。

  • 八雲の新しいのが出てたので購入!
    暇を見つけて読みますー。

  • ああ、なるほど…!

    久しぶりに八雲読みましたが、心霊探偵なるほど、という感じ。
    望月を殺した犯人、ネタばらしするまでわかんなかった(^_^;)。石井さんがメインだったのかな。八雲くんたちも出てきたけど。
    後藤さんと八雲くんのやりとり、相変わらずですね。こき使ってる(笑)

  • 刑事の描き方にライトっぽさというか、ややも嘘臭さを
    感じてしまうのだけど、それは自分がスレてしまっている
    せいもあるので、普通に面白いと思います。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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