白桜四神 男子寄宿舎で二者択一! (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009437

作品紹介・あらすじ

青龍・白虎・朱雀・玄武が守護する陽真乙国。里桜は白虎家の跡継ぎとして男装し、最高教育機関である大学寮に潜り込み、寄宿舎生活を送る事に!! 青丞・鵬玄とは同室だし、里桜と青丞のお見合い話まで浮上し!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第2巻。女なのに男子と偽っている里桜は、四神家の青丞、朱咒、鵬玄という男たちと一緒に大学寮で学ぶことになる。いろんな人物、いろんな事件が起こる中で、里桜(白桜)は、彼らの信頼を得ていき、4人を結び付ける要となっていく。実は、帝の思惑通りだったのだが…。
    4人が友情を育んでいく過程がなかなかいい。女性としての里桜と青丞との関係が怪しくなってくるし、いろいろ綱渡りのところもあり面白い。

  • 2巻になって面白くなった。最後の終わり方が気になる。鵬玄さんが好きです。
    四神の跡取り仲間達がこれから仲良く困難に立ち向かって行くのだろう。楽しみ。

  • シリーズ第2巻。
    青丞、鵬玄が白桜にどんどんと心を開いていく様子が読んでいて微笑ましかった。根はいい人たちなんだなあ。
    三ヶ月の間に色々上手く行き過ぎな気はしたけれど、白桜を陥れようと画策する黒幕が終盤までわからない点など、あれこれ考えながら読み進められるのはいいと思った。
    次巻も楽しみです。

  • 男装ものはいつ女にばれるかっていう心の葛藤が楽しいですが、白桜が大学でがんばってます。風呂は確かに別宅で入っているようですが、狭い部屋で男2人と同居ってなると、一緒に寝てる時点でばれそうなんだけどなぁ。

    青丞も結婚したくない言い訳に使った、白桜の姉との縁談にかなり乗り気になっちゃって、白桜の作戦はことごとく裏目。途中で青丞の好きなタイプが違うってのに気付けばよかったねって感じです。

    最後はどうも鵬玄にばれちゃった様子。
    堅物鵬玄が早速怪しい言動を取ってますけど、3巻どうなるかなぁ。
    ちょっと楽しみ。

  • 二巻になって俄然おもしろくなってきた。

    男装ものにつきもののドタバタと想月をめぐる心の屈託とがほどよい感じで、軽すぎでもなく重すぎでもなく、白桜の成長をほほえましく見守るように読み進めた。

    まわりの三人のイケメンもいい感じだし、今後の展開が楽しみ。

  • キャラ萌えで読むのは失礼かもしれないが、私は玄武の彼が好き(笑)。
    やっぱりラストで女の子ってバレたのかな~?

  • 男装もののベタな展開になってきた。だがそこがいい!

  • シリーズ2冊目。

    2巻の感想を一言で表すと。
    「氷の貴公子」と呼ばれる青丞も女が絡むと熱かった(笑)!

    【ネタばれ感想】

    帝の計らいで白虎の姫として青丞とお見合いをする事になった白桜(里桜)は何とか破談にしようとあの手この手で彼に嫌われようと画策しますが、逆に青丞の興味を引いてしまい熱烈に口説かれてしまいます。

    ラストではどうやら鵬玄に(も?)白桜の性別が知られてしまったようで、珍しく彼の挙動不審な態度が見られます。
    青丞の恋に目覚めたらしい突然の変化や、ラスボス的な想月の言動から考えると意外と早い巻数で完結するのかもしれないと思いました。
    2巻に入って物語が面白くなってきたので、次巻が楽しみです♪(*^^*)

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著者プロフィール

熊本県在住。「アラバーナの冒険者達」で第4回ビーンズ小説大賞の奨励賞を受賞。同シリーズは全10巻まで刊行。その他に「あやかし江戸物語」全6巻、「白桜四神」全10巻がある。

「2021年 『瑠璃宮の花守り人 一輪末々を知る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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