となりの新妻さん (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 83
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009536

作品紹介・あらすじ

引越し先のお隣が「新妻」と聞き、あらぬ期待をした官能小説家の祐輝だが、実際の「新妻」は強面のAV監督。駄目男の新妻の世話を焼くうち気に入られた祐輝は、気付くとベッドの上で新妻に押し倒されていて…!?

感想・レビュー・書評

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  • とても可愛い受が良かった!
    攻の彼は、中途半端にヘタレで遊び人で芸術家肌?、、、ちょっと残念だったなぁ。まぁでも、受ちゃんの可愛さと終盤「彼を信じよう」とする健気さとが心地好くて良かったです。

  • 主人公の祐輝よりも、攻めとその親友の超美人でエロいAV男優がお互いゲイなのに今まで1度もHしたことがなかったのが不思議だわ。
    ずっとそばにいた親友の恋心にまったく気が付かない攻めもどれだけ鈍感なんだか?
    親友が祐輝に酷いウソついたのもなんかわかるような。
    十数年も好きだった人を突然現れた男に奪われたんだから仕方ないよね。
    美形AV男優にも素敵な恋人を作って欲しかったなぁ。なんかかわいそうなんで。

  • AV監督×官能小説家

    サラッと読みたい時にオススメ
    王道BL!

  • ★3.5。ゲイ攻が自分に懐くノンケ受の無自覚な魅力に密かに煽られる、泥酔した受の据え膳にとうとう理性が振り切れる、という大好きな展開!手慣れた攻のちょっと余裕がない告白、ややオヤジ入った手管、甘い懇願でHを押し切る狡さ、実に好み!しかし初Hの盛り上がり後一転して誤解→すれ違いグダグダパターンはどうにも萎える…。攻の無神経さ、攻を信じない受の自己完結、そして夏巳の意地悪に苛立ちが。いっそ恋人になるまでを前編、後日談を後編で分けてくれたら。しかし、ラストで甘々が充分補給出来ました。ハグが微笑ましいなあ~。

  • ★3・3
    表紙やあらすじのイメージから、軽くて可愛らしい感じのお話かと思いきや、わりとがっつりしてました。結構初っ端で2人くっついたから、こんなあっさり?って感じだったけど、夏巳の発言や新妻のことを信じられなくて誤解してすれ違ったりとせつないところもありで。祐輝のウブっぷり可愛かったです。

  • (感想)

    勘違いな新妻だった…
    官能小説家の祐樹が引っ越した先の隣の部屋から聞こえてくるアエギ声!!

    実は隣に住んでいたのは「新妻」さんで、
    見た目も本当に新妻のような裸エプロン。
    (勿論タンクトップにホットパンツを穿いてましたが)
    その人と一緒に強面の男性も住んでるみたい…

    一向にその声は途切れることなく聞こえてきて。
    編集さんからもらったオヤツを御裾分けと称して、
    軽く苦情を言おうと訪ねて行くと、出てきたのは強面の男性。
    そこで初めて「新妻」さんを勘違いしてたことに気付くのです。

    実はこの強面の男性こそが新妻さんで、AV監督をしてるという。
    そして新妻さんと間違えてた男性はAV男優。
    ある意味自分と同業者のような関係。
    そこから2人が近づいて行き結ばれるのです。

    が、「遊ばれてる」と忠告してくるのが最初に勘違いしたAV男優。
    長い間、新妻さんと仕事したり
    プライベートでも仲の良い関係だったけど
    1度も体を繋げたことはない。
    だけどお互いが、いい親友だと思っていたのは新妻さんだけ。
    相手はずっとそういう意味での好意を抱いてた。
    なのに急に現れた祐樹といい関係になったと知った途端、
    今までの気持ちの行きようがなく、意地悪しちゃったんだね。
    こればっかりはしょうがないけど、早くいい人みつけてね。

    誤解も解けてラブラブに!!
    はい、祐樹こそが新妻になったようなお話でした。

  • 大好きな花嫁ものって思って買ったら花嫁ものではなかったけど、めっちゃよかった。うるうるできゅんきゅん。切なくてよかった。このままでは夏巳があまりにも不憫だからなんとか彼も幸せにしてあげて欲しい。

  • ルビー文庫だし・・・とあんまり期待してなかったんだけれど、面白かったです。 ちゃんと切ない所もあって、ちょっときゅんってしちゃいました。 普通に出会って自分では気づいてなかったけれど、攻めに惹かれていっていて、でも彼には恋人がいて・・・、自分は遊びなんだっていう感じのお話なのでストレートに受けの切なさを感じられました♪ といっても泣くまでは行きませんでしたけれど、可愛いお話でした♪

  • AV監督×官能小説家
    祐輝が悩むところは不安が伝わってキュンとします。
    大好きな小中さんで期待値が凄く高かったせいか、二人にあまり動きが無くて盛り上がりが少なかった。二人とも職業の割に真面目な人でした。

  • AV監督×官能小説家という組み合わせが面白いです。
    そして元遊び人と初心な人という組み合わせでもあります。
    どちらも職種とはかけ離れた純なやりとりが萌えます。
    誤解もありつつ、嫉妬もしつついい関係を築いていくところがいいですね。

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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