みんなのうた (角川文庫)

著者 : 重松清
  • KADOKAWA (2013年8月24日発売)
3.30
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  • レビュー :96
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009550

作品紹介

夢やぶれて実家に戻ったレイコさんを待っていたのは、いつの間にかカラオケボックスの店長になっていた弟のタカツグで……。家族やふるさとの心の絆に、しぼんだ心が息を吹き返していく様子を描く感動長編!

みんなのうた (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 懐かしい!とにかく懐かしい!
    昭和の香りがぷんぷん~(笑)

  • 松重ジャンルのひとつ、Uターンもの。
    主人公のレイコさんより、イネちゃんの存在感が大きい。
    ヒタヒタとイヤな空気が満ちつつあることが感じられる昨今(2015年2月)、クライマックスのキミ婆の言葉を胸に刻む。
    「あたりまえのことでも、それがほんまは、ものすごう幸せなことなんじゃいうんを…あんたら、忘れたらいけん、絶対に忘れたらいけん……」

  • 帰れるふるさとがあることを、そこで待っていてくれる家族があることを、一つ屋根の下みんなが顔を揃えて暮らせることを・・・。そんな当たり前と思っていることでもそれがものすごく幸せなことであることを忘れてはいけないな。

  • 三度の東大受験に敗れて梅郷に戻ったレイコ。
    高齢化のすすむ過疎地の田舎で奮闘する若者やみんなの優しさややるせなさ。東京を知ってるからこその田舎の良さ。都会へのあこがれ。これからの進路を模索するレイコ。
    こんなレイコはエラジンさんになっても家族のことを忘れない人になってくれると思う。

  • 実家に帰省するといつも味わう罪悪感にも似た気持ち…。育った故郷を離れた人はみんな同じように感じてるのかな…。
    たまに田舎に帰って、くつろいで、勝手にリフレッシュして、またいつもの毎日に戻って…。最近は残されて見送る側の気持ちがシクシクと胸に刺さる。いつまでも元気でいてねと思いながら。

    地元に残って、親の近くに住んで、就職や結婚を選んだ友達に会うと、そんな形もありだったなぁと思ってしまう。勉強できなくても、親のスネをかじっていても、タカツグみたいな子が一番親孝行なのかも。
    でも、レイコさんの気持ちもとってもよく分かる。レイコさんみたいな子も応援したいな、私は。

  • 都会に暮らす者が田舎暮らしに憧れる際のキーワードに「牧歌的」がある。「のんびりしとした」等の意があるのだが、本当の田舎暮らしの大変さを知らない者が使う事に違和感を感じる。逆の立場だったら嫌かな?って思ったりするしね。作中に流れる童謡。ジャパニーズ・トラッドソングには景色があり覚悟がある。まさに牧歌的だった。

  • 今回の作品は、頻繁に目頭が熱くなるものではなかったが、田舎ものとしては、「わかる、わかる、ん」というものだった。

    『みんなで、みんなが、みんなとともに、みんなのために』

    そういう世界があってもいいと思う。

  • 三浪して東大受験に失敗した主人公レイ子さん。傷心帰省の途中にバツイチママと、再会。久しぶりの家族との日は煩わしいがそれぞれの立場で仕事があると気づいていく主人公。

  • 東大受験のため上京するも3浪の末ふるさとに戻ってきたレイコさん。その家族や友人の物語。

    いつもの重松さんの作品よりも全然泣けなかったかな。共感も少なかった。
    残念ながら今ひとつ。

  • 東大受験三浪し、地元の田舎に帰ってきたレイコさんとを中心に、田舎と家族に起こる出来事が描かれる。
    心の処方箋になるような、温かい話であるが、レイコさんと自分を重ね合わせてチクリチクリと来た場面も。

    どんなエラジンさんになっても…
    親切の基本は…
    ふるさとに帰って…それで頑張れる

    気に入った文章。

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