- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041009642
作品紹介・あらすじ
時折獣に喰われる悪夢を見る以外はごく平凡な日々を送っていた美貌の高校生・大鳳吼。だが学園を支配する上級生・久鬼麗一と出会った時、その宿命が幕を開けた──。著者渾身の“生涯小説”、ついに登場!
感想・レビュー・書評
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物語の舞台の土地に住んでるので読みながらさらにワクワク…!
少年漫画みたいなスピード感であっというまに読み終わってしまった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の読書ルーツを遡るシリーズ第二弾。
この間の「獅子の門」が30年近くを経ても楽しく読めて気を良くしたので、新装版のキマイラに手を出してみました。
いわゆる中二心を最強に刺激してくれた3大作家「栗本薫」「田中芳樹」「夢枕獏」
そのダークサイド中二病を刺激してくれた「夢枕獏」の最初期から書いているのにまだ終わっていないという罪深い作品。それが「幻獣少年キマイラ」です。
ちなみに栗本薫は異世界への憧れ、田中芳樹は権力への反抗の憧れ、夢枕獏は自分の中に眠っているかもしれない異能への憧れです。
さて、本作表紙が劣悪になっているので、昔の格調高い天野喜孝さまの表紙が懐かしい事がまず一番。そして読んでみてあっという間に昔の自分に戻れるスペックを持ったワクワク小説である事が分かってとってもホッとしました。
相当な伝奇小説方面なので、大人になったぼくには馴染まないかもと危惧していましたが、書き込まれた情景と心象、そして漫画的なシチュエーションが非常に嵌っています。
どうあれ、彼らが帰ってきてくれた事が何よりうれしいです。完結してくれー!! -
主人公好きになれない。ラノベ苦手なんだった……あと美貌のとか屈強な肉体がインフレしていてお腹いっぱい。古いしラノベだから仕方ないのですが
そしててんで未完なんですね。後悔。でも作者がとてつもなくおもしろい物語と書いているので、面白くなることを薄ーく期待して、読めるとこまで読んでみます。 -
2017.5.1(月)¥150(-2割引き)+税。
2017.5.1(月)。
2019.5.16(木)¥100(70)+税。
2019.5.16(木)。重複購入。 -
ハードボイルドな雰囲気が、いかにも伝奇小説っぽくて心地良かった。
ReaderStore一巻無料利用。 -
バケモノじみた暴力的な不思議な力を宿した美少年の物語。この1作目は序章というべきもので、まだ物語の盛り上がりはないけれど、少年の覚醒、性の目覚め等、ジュブナイル小説らしい設定が随所に散りばめられている。さらっと読めた。
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文がすごくて、ストーリーも気になったけど、
あんまり好きな感じじゃなかったな。 -
久しぶりの夢枕獏。
最初からスッと入ってきて一気に読んでしまいました
何年経とうが面白いものは面白い。 -
父のおすすめ。
古典的な能力ラノベという印象だけど、これが三十年も前に書かれたと思うと凄いなと思う。
亜室さんはキマイラについて色々知ってるのかな?
話は殆ど進んでないので次巻すでに購入済み。
いきなり主人公がヒロインじゃない子と肉体関係持っててびっくり。今じゃできない展開ですね。