軍師 竹中半兵衛 下 新装版 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009703

作品紹介・あらすじ

竹中半兵衛を迎えるべく織田信長が遣わしたのが藤吉郎秀吉だった。秀吉に魅力を覚えた半兵衛は、この男のために働こうと軍師役をつとめる。黒田官兵衛に先がけ、秀吉の天下取りに道筋をつけた名軍師の生涯!

感想・レビュー・書評

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  • 一部、歴史のレポートを読んでいるような気になる文章がある。だから小説とは一概に言えないかも。冷静な文体。
    秀吉と半兵衛が対立してるのは新鮮。

  • 20140208読。

  • 半兵衛の後半生。
    歴史小説らしく、作家の所感が入ります。

    市と半兵衛の間に関係を持たせる点が新しい展開かな。

    終盤の秀吉と信長が少し馬鹿すぎる気がする。
    最後の方で光秀が半兵衛を訪れるシーンの意義が見いだせなかった。

  • 半兵衛の想いや願いと現実との間に齟齬が生じてくる。病に侵された半兵衛が理想と現実との間で下した決断、死に場所と定めた場所、そして死してなお残していったものとは。軍師竹中半兵衛の生き様が描かれている。

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著者プロフィール

1930年生まれ。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。 1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。 テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も著し、380冊近くもの著書がある。2002年、逝去。

「2023年 『有栖川有栖選 必読! Selection11 シェイクスピアの誘拐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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