マリアビートル (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 9552
レビュー : 820
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009772

感想・レビュー・書評

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  • それぞれの視点で描かれる章が物語を大きく動かし、すべての伏線を回収してひとつの結末へと向かう。
    伊坂幸太郎の見事な手腕。

    電車や新幹線の移動中に。
    できたら盛岡行きの東北新幹線はやての車内で読みたい一冊。

  • 映画のグラスホッパーがあまりいい印象がなくて、ずっと積読状態だったけど、小説のマリビートルは最高に面白かった。順番前後きてしまったけど、殺し屋シリーズを全部よんでみようかな。映画の方がいい伊坂幸太郎作品てあるのだろうか。

  • 前作グラスホッパーは読んでないのですが独立した話なので問題なく楽しめました。新幹線で乗り合わせたのは殺し屋、元殺し屋、極悪人だらけ。伏線の回収作業の楽しいこと!映画化されそうだな。もうされてるのかな?

  • 面白かった!!
    ハラハラしたー!こんな新幹線ありえない!!
    生意気なアイツはホンマにムカついて、伊坂さん何とか罰を与えてー!っと願いながら読みました。
    彼らが死んでしまったのが本当に残念でしょうがないけど、ありえないけどのめり込んでしまいました!

  • 何故、人を殺してはいけないの?
    この質問、どう答えますか。

    幸運な少年。大人をコケにする少年。
    こういう人を描くの上手ですねぇ。読んでいて、イラっとします。ただ、可哀想な少年だなとも思います。頭はいいけど、可哀想。自分の目でみたものだけが全て正しいと、信じて止まない姿はとても哀れでした。世の中にはきっといろんなことが重なり合って、そして自分の知らないことだらけでそれは誰のことも味方にせず進んでいるだろうに。全てをわかったかのような態度の少年はとても哀れでした。
    対照的についてない殺し屋。
    この人は運がない、ついてないと様々なことに巻き込まれ、ここ!!ってときには必ず何かが起き、不運を呼びつけているのかというほどついてない。
    自身や周りはウンザリしているけど、不運だからこそ今も生きているんでしょうね。 不運なことが幸運に繋がっている。

    最高に面白かった。

  • 最後まで緊迫感が途絶えない展開。それと反比例するようにコミカルで特徴的なキャラクターが幾重にも折り重なり進むストーリー。
    半密室のような新幹線という空間の利用方法も秀逸。
    最後の木村両親と王子との対峙は読んでいる幸せを感じるほど、互いの思いぶつかるやり取りでしたね。
    分からなかった伏線は、キャリーバッグの中のカードと女装の二人組。ほかの伊坂作品からの引用かしら

  • 私にとっての新幹線は、到着までの時間を楽しむもの。
    この「はやて」には乗りたくない!!!
    うっかりトイレ開けていたら……と思うだけで、心臓止まりそう。

    蜜柑と檸檬の会話(特にトーマス)をもっと聞いていたいな。

  • 再読。旅のお供として。最初は厚さにこんなだったっけ、とビビったけど、結果一気読みできてほんと良かった。ほんと面白かった。王子の悪さには反吐が出そうだったけど、最後のジジババの逆襲の爽快さといったら。ほんとにかっこいい。伝説の業者。あの電光掲示板のくだりは手を叩いて喜びたいくらいだ。伏線が張られまくりで何度もさかのぼって読んだよ。しっかり覚えてられない私の記憶力…。檸檬と蜜柑もほんとに好きだ。トーマスを愛する檸檬が特に印象的。ほんとに王子なんか蜜柑に殺してほしかった。その前に檸檬に殺されれば良かったのに。でもそしたらジジババの活躍はないのか。鈴木が『なぜ人を殺してはいけないのか』の問いに答えるところも素敵だった。ほんと面白かった。一気に読めてほんと良かった。

  • 『グラスホッパー』に続く殺し屋たちのお話。
    チャプターごとに印鑑が押してあるのも一緒です!

    始めはどこがどうつながってるのか掴みきれず???てなるけど、どんどん引き込まれて止まりません。

    私的にこの話を映画化するなら、天道虫こと七尾のイメージは、ザブングルの松尾さんかなー。
    メガネで気弱そうなところがw
    だけどかなり有能な殺し屋‼
    そのギャップにもやられますΣ(´ω`ノ)ノ

    ぜひ、グラスホッパーに続けて読んでみて~

  • 新幹線の中から一歩も出ないであの展開、スピード感。大好き。映画化するなら飲んだくれの木村はオダギリジョー、天道虫は岡田将生、マリアは剛力彩芽、スズメバチは市川実和子と綾野剛、蜜柑と檸檬はがーまるちょば(笑)

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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