マリアビートル (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.06
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本棚登録 : 9511
レビュー : 818
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009772

作品紹介・あらすじ

酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた新幹線は疾走する! 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。

感想・レビュー・書評

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  • 王子に関する章にこころを潰され、序盤読み進めるのに苦労しました。

    後半登場人物たちが交わり始めると、結末まで止められない…!疾走感がすごい。

    某ミステリーの女王の小説のタイトルのような結末になるのかと予想しましたが…

    とても面白かった。

  • それぞれの視点で描かれる章が物語を大きく動かし、すべての伏線を回収してひとつの結末へと向かう。
    伊坂幸太郎の見事な手腕。

    電車や新幹線の移動中に。
    できたら盛岡行きの東北新幹線はやての車内で読みたい一冊。

  • 映画のグラスホッパーがあまりいい印象がなくて、ずっと積読状態だったけど、小説のマリビートルは最高に面白かった。順番前後きてしまったけど、殺し屋シリーズを全部よんでみようかな。映画の方がいい伊坂幸太郎作品てあるのだろうか。

  • 良く出来てる
    悪が退治されるのが良い
    鈴木さんってこんな人だったっけ

  • 2019/09/14

  • 相変わらず伊坂ワールド、すごすぎ。ヒドイ人間である中学生が、重要な役回りを演じていて、最後、どうなるかが最大の興味となったが、そうきましたか、としか言えないうま過ぎる結末だった。
    また前作に登場した彼の「何故、人を殺してはいけないか?」に対する回答は、普遍的な正解かは分からないが、充分に唸らされる回答だった。
    もう一度言うが、伊坂幸太郎、すごすぎ。

  • 最初は何のこっちゃわけわからんかったけど、勢いに任せて読み進めるとやめられなくなった。この疾走感。たまらない。

  • 伊坂さんの作品は、死神の~から火が付き
    ほぼ制覇している。
    私的には、ギャングシリーズは最高。
    でも、久しぶりに伊坂作品、やはり面白い展開。
    伊坂作品は、時折、他の小説の登場人物がひょっこり
    出てくることがあるのがいい。
    そういうのって、読んでてワクワクするよね。

  • そろそろ伊坂幸太郎さんの作品にも
    飽きてきたかな?と言うより合わない作品が
    増えてきて(多分実験的な作品が増えてきてた?)
    そんななかグラスホッパーの続編

    読んでみて、頭を殴られたような感じ
    「弩級のエンタメやなあ!!」
    しかもラッシュライフに通じる新幹線内
    なのがグッと来る…

  • 好きなセリフ。

    ・人はね、お金に限らず、いろんな欲望と計算で動いてるんだ。梃子の原理と同じで、そういう欲求のボタンをうまく押せば、中学生でも人間は動かせるんだよ。知らなかった?性欲は比較的、その梃子が働きやすいんだ。

    ・校長の名前を覚えていることと、「ドラえもん」の道具の登場場面を覚えていることと、どちらが重要であるのかは明らかだ。

    ・人は生れながらに善くも悪くもないと僕は思うんです。善いとか悪いとかって見方によると思いますから。

    ・人の個性や考え方なんて、なんだかんだ言っても、結局はいくつかのパターンに分類できるんだ。

    ・本を読むことは、人の感情や抽象的な概念を言語化する力に繋がり、複雑な、客観的な思考を可能にした。

    ・人は同調する生き物なのだ。その判断がとても重要で、しかも、正解がはっきりしない、答えにくいものの場合、人は、他人の意見に同調しやすくなる。そして、「それが正しい」と確信するのではないか。

    ・情報を鵜呑みにすると馬鹿を見るぞ。

    ・人間というのは論理的に動くんじゃない。根底にあるのは、動物的な仕組みだ。

    ・共有した時間がいくらあろうと、消える時はそれぞれ、一人ずつだ。

    グラスホッパーから6年後の話。何故、人を殺してはいけないのか。その答えの一つが書いてある。だけどそれは答えの一つで、別の答えは読者それぞれにある。「こうあるべき」という思考回路だと、王子に洗脳されてしまう。
    グラスホッパーが面白かったなら、必読!

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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