- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010167
感想・レビュー・書評
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おもしろかったな。中盤から結構ぐいぐいと展開してって、緊迫感もあったし。
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世界終末後、地下で暮らす人類の話。外の世界に出たら死ぬと信じられている。外に出た主人公は、別の同じ地下施設を見つけて人間と出会い、自分が出てきた施設と連絡をとろうとする。なんとも不思議な話で、おもしろいかよくわからないかまだなんともいえない。第二弾がでるようなのでそれまで読んでみようと思う。
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早く次回作が邦訳されてほしい。
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グイグイと読ませるページターナー。ちょっと説明調の台詞が気になったり、キャラクターの描写がもっとあったりいいのにと不満がなくわないけど、独特の世界観とそこで繰り広げられる人間ドラマと謎にはしばし虜となりました。
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世界観がきっちりあるSFで、しかも女性ががんばるお話なので、好みにドンピシャリでした。
全体的に閉塞感があるお話ですが、読後感は良いのでご安心を。
シリーズの続きも楽しみです。 -
下巻も失速せず、スピード感ある展開。面白かった!!
「清掃」に出されたジュリエットが外の世界で見たものは…
ちょっと甘めの結末に驚きましたが、個人的には嬉しかったなぁ。
それまでがかなり容赦ない展開だったので、
夢も希望もない終わり方になるのでは?と危惧していたんです(笑)
点在するサイロの秘密、汚染された世界の原因、
何かを隠し続ける事によって秩序を保とうとする上層部の人間達…
まだ謎が多く残っています。
この作品、<サイロ三部作>になるとの事なので、
1作目はまだ序章といった所でしょうか。。。
続きの「シフト」が邦訳される日が待ち遠しいです!
それにしても「クソったれ」発言を平気で連発するジュリエット…
そんなジュリエットにメロメロのルーカス…二人とも素敵です(笑) -
隣のサイロに行ったのはいいが、上巻と同じようなテンポでの展開は先が読めてしまった。映像になったらどうだろうか、やはり期待以上のものにはならなさそう。
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下は戦闘シーンがあって、ちょっと苦手。
終わりはちょっと尻すぼみというか、もうちょっと盛り上がりが欲しかった。 -
これはなかなか、好みのSFでした。
割とありがち?な設定かもしれませんが、
キャラクターや状況設定がとても良い!
絵画的というのでしょうか、詩的/退廃的な場面が
いきいきとイメージできます
最近読んだディストピア系では「ねじまき少女」「ベルディードストリートステーション」などがありますが、雰囲気のでは
圧倒的にウールが好きです
三部作とのこと、第2作はやく翻訳してほしいです。 -
下巻に入り、より、スピード感が増していく。
とにかく、先に、先にと読み進みたい気分。
無知の恐怖感、有識であることの優越感、正義はどこにあるのか。
展開が激しく、たくさんの登場人物が、亡くなっていく。
結末は、少々、意外。というか、甘め。次作へのプレゼントか?
過去、汚染されてしまった中で、人間が生命をつないでいくために取った道。
いいか、悪いかではない、しかし、この道しかなかったのか。
福島原発の事故の近頃の進捗状況が伝えられている今、とても他人事には思えない。
面白く興味深くそして考えさせられる1作。
ぜひ、たくさんの人に読んでほしい。
そして、この展開に対して、考えを交換し、考えを深めるべきなのではと思った。
下巻の巻末の、大森望氏の解説もいい。