刑事マルティン・ベック 笑う警官 (角川文庫)

制作 : 柳沢 由実子 
  • 角川書店
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本棚登録 : 315
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010174

作品紹介・あらすじ

市バスで起きた大量殺人事件。被害者の中には殺人課の刑事が。若き刑事はなぜバスに乗っていたのか? 唯一の生き証人は死亡、刑事マルティン・ベックらによる、被害者を巡る地道な聞き込み捜査が始まる――。

感想・レビュー・書評

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  • ◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第十回
    ・・・ 第十回 「笑う警官」 ・・・

    1965年から1975年まで、スウェーデンの社会を背景の警察小説のシリーズが書かれました。
    マイ・シューヴァルとペール・ヴァールーのコンビによる‘マルティン・ベック’シリーズです。
    もちろん、アメリカの87分署シリーズにヒントを得て書かれたものだと思いますが、87分署は、アイソラ、という大都会を書こうとしたのに対し、マルティン・ベックはスウェーデンという国を書こうとしてました。
    一番の代表作はやっぱり「笑う警官」でしょう。
    バスが襲われ、18人?もの人が殺されます。
    しかもその中の一人はベックの部下だった……。

    無作為か?
    目当てがいたのか?
    愉快犯か?

    殺された一人一人をしらみつぶしに調べ、地を這うような捜査が延々と行われ……。
    基本的に北欧ミステリーは明るくないのですが、ベックも明るくない……。
    奥さんとはずっと不仲だし……。

    でもその謎が薄皮をはぐようにだんだんわかってくる過程はやっぱり面白いよ。

    3、4年前にスウェーデン語からの新訳が出ましたので、いま、ネットで新刊買えます。

    2018年04月10日

  • 2月-1。3.0点。
    スウェーデンの刑事物。
    バスでの大量殺人、被害者の一人は警察官、主人公の部下。
    地道な捜査で、被害者の背景などを一つずつ潰していき、真相へ。
    被害者の警官が追っていたものが、少しずつ明らかに。

    まあまあの読み応え。

  • 最近、欧州ミステリーにはまったせいか、1968年に出版された作品の再翻訳の本ということで読んでみました。スウェーデンの北欧ミステリーなので、猟奇殺人系かと思いきや、バスでの大量殺人の犯人を丹念に追い込んでいくストーリーで、定番のミステリーの印象を受けました。バスもダブルデッカーなので、なんとなくイギリスもののように感じてしまい、私には結構面白くハマった本です。

  • スウェーデンの地図があったほうが読みやすい。

    一癖も二癖もある個性豊かな登場人物。

    すばらしいミステリー

  • ミステリの中でもこういうのはすごく好みかもと思いつつ読み進め、たしかに面白かったのだけれど、最後、人名と地名がいっぱい出てきすぎて混乱してしまった。謎解き…完全に理解できたんだろうか、自信がない。

  •  スウェーデンの警察小説。このマルティン・ベックものは最近はやりの北欧ミステリのなかでは古典的といわれるほど評価の高いシリーズだが、初めて読んだ。シリーズは一作目から読むのが鉄則だけど、すぐに入手できなかったのでもっとも有名なこれになった。確かにおもしろい。ストックホルム市内で起こるバス内乱射無差別殺人という派手な事件で、ベックをはじめとする警官たちが困難な捜査を繰り広げ、意外な経緯の真相を探り当てる。事件そのものはともかく、警察小説というのはいずれも警官たちのやりとりとか周辺の日常とかが生き生きと描かれていてそれが大きな魅力となっているのが万国共通で、このシリーズもご多分に漏れない。人気シリーズだけあって、ベックとコルベリのコンビを中心とした警官たちの活躍が達者に書かれていてもっと読みたいという気になる。ただ、主役たるマルティン・ベックの存在感がちょっと弱いんじゃなかろうか。まあ他も読んでみないとね。

  • すごく面白かった。古い本なので、読みにくいかと思ったけど、ほぼ一気読み。
    スウェーデンのストックホルムが治安の悪い街のように描かれていて、びっくり。外国人が稼ぐのにいいところとのこと。特捜部Qを思い出した。
    「前後10年にわたるストックホルム社会の変遷を浮き彫りにしようという試み」で書かれているとのことで、ストックホルムの当時の状況がよく分かる。
    この頃から、外国人が働くことも受け入れていたのか。

  • まずは、タイトルが気に入った。
    で、北欧の作家であることも気に入った。

    読むと、静かなハードボイルドだ。GJ !

  • 何度も諦めようとしたけど、なんとか読破。

    少し時代を感じるので、すらすらいかなかった。

  • 20160811リクエスト
    四日市図書館より、仮受
    ミステリー 途中挫折

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著者プロフィール

1935年、ストックホルム生まれ。雑誌記者・編集者を経て65年から10年間ペール・ヴァールーとマルティン・ベックシリーズを10作書き上げる。ストックホルムに詳しく、マルティン・ベックシリーズの陰の主役ストックホルムの町と人々の暮らしの卓越した描写はマイの功績。現在ノルウェー語、デンマーク語、英語の翻訳者。

「2017年 『バルコニーの男 刑事マルティン・ベック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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