黄泉津比良坂、暗夜行路 探偵・朱雀十五の事件簿4 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES柴本 
  • 角川書店
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本棚登録 : 152
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010198

作品紹介・あらすじ

鳴ったらこの世の終わりと伝えられる「不鳴鐘」が鳴り響き、新たなる悲劇の幕が開いた。釣鐘の中にぶら下がる男の死体。成長した探偵・朱雀十五が少年時代に遭遇した天主家の怪奇殺人の謎を解く、第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • あれだけ広げた話を良く完結させたな。無理矢理感は否めないけど。しかし朱雀は何故律子の能力が必要だからといって後木を置いて来たのか。大所帯で行っても警戒する人間なんてあの屋敷にはいないだろうに。天主家が「あの血筋」の親戚なのは、苗字や血族婚にこだわることや朱雀の「あっそう」や沙々羅が胴長気味(医学書によるとウエストのくびれは肋骨と骨盤の間が空いてないと出来ないので胴長の人の方がくびれが出来るらしい)なことや洋館に火鉢があることからなんとなく分かったが、なぜ朱雀がその事実にたどり着いたのかがサッパリ分からなかった。天主家の散財ぶりを恥ずかしがる割には豪華そうな楽器や服を所有し家宝を家の為に壊そうと思って壊したんではなくヤケ起こして奈落の底に落っことしただけなのに強い女扱いされる沙々羅や、醜女というだけで道化扱いの華子(女性作家の書くブスキャラってもっと掘り下げて書かれるもんなんじゃないか?)も読んでいて不愉快だった。沙々羅が20年近い催眠から目覚めたばかりであれだけの事があったのに、3ヶ月かそこらでブラジル行きの手配と断捨離を済ませるくらい回復するのも不自然な気がする。というか「あの血筋」を色濃く引いていたらこれぞ日本人!って体型になるような気がするのになんでスレンダー巨乳なんだ?この作家は話を作るのは上手いがキャラを作るのはあまり上手くない。

  • おどろおどろしい連作だった、、、、
    欲望怖すぎる
    加美さん、、、、腕、、、
    やっぱりいかに令嬢であろうとも、身の丈に会わない欲望は破滅させるね
    家柄も枷にしかならないなあ。

  • 新たな宗主を迎えた天主家に再びまるで祟りのような惨劇が始まる

    執事に頼まれ、朱雀は律子とともに館へ入る


    二人の使用人の死

    成継と伊厨の行方不明

    再発した沙々羅の夢遊病

    魔術趣味の新宗主


    館のカラクリ

  • 【ぐおぉーん、ぐおぉーん。

    寂寥たる闇を震わせて、決して鳴らないはずの『不鳴鐘』が鳴り、血塗られた呪いと惨劇が再び天主家に襲いかかる。

    新宗主・時定と、14年前の事件の生残者らの運命は?

    執事の十和助に乞われた朱雀十五は、暗号に満ちた迷宮で、意外な行動に出た。
    やまない猟奇と怪異の渦中で、朱雀の怜悧な頭脳は、館の秘密と驚愕の真実を抉り出す。

    ノンストップ・ホラーミステリ、朱雀シリーズ第4弾。

    あらすじより】

  • 血祭りの解決編。私の好きな、読んでてグラグラ来るような虚構現実入り交じる感じは乏しかったものの、タロット、星座、カバラ、ゲーテと、盛りだくさんな考察が楽しい巻でした。視点が律子&朱雀なのが原因かな?律子さんけっこう冷静というか、すぐ現実に帰るから…誰かさんと違って。
    それにしても表紙の美しさ。血祭りと繋がってるのでぜひ表紙を並べて見せてほしい!書店平積みで!!
    ただし大人朱雀さんは頭でっかちな気がしなくもないですが…

  • 『血祭りの館』の続編にして解決編。
    ストーリーとしてはペダンティックな『館もの』を踏襲している。それにしても懐かしい……。
    ところでこれ、シリーズ全部、角川ホラー文庫に入るのだろうか?

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に『バチカン奇跡調査官』シリーズ、『陰陽師 鬼一法眼』シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2018年 『バチカン奇跡調査官 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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