白桜四神 お見合いは三つ巴! ? (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 98
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010310

作品紹介・あらすじ

白虎家の跡取り息子「白桜」として生活する里桜だったが、親友・鵬玄に正体がバレた!! 鵬玄とギクシャクするなか、青丞だけでなく青丞の従姉妹・胡蝶にまでも男として気に入られ、お見合いをすることに!?

感想・レビュー・書評

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  • やれやれ里桜は人誑しだね。青丞に女として惚れられて、青丞の従妹の胡蝶にも男として惚れられて、お見合いを2剣することになって仕舞う。てんやわんやの大騒動。平安時代にお見合いなんてあるの?あるかあ。帝がお忍びで変装してあっちこっちに出没し、ぶっ飛んだ性格の人で、里桜の提案を受けて、身分が低くても、女性でも登用するという動きになっていく。全く別世界の話だ、日本ではあり得ない。里桜のやる気で何とかなっていきそうな感じ?いや、強硬な抵抗があってしかるべきだけどね。滅茶苦茶のようでも、面白いよ。

  • 2.3巻一気読み。
    精一杯頑張る主人公で可愛らしい。
    主人公の周りの事だけで話が進むので、世界が狭いかなと思いますが、キャラが生き生きしているのが魅力的で読んでいて楽しいです。

  • シリーズ第3巻。
    白桜の秘密、もういい加減ばれているだろう、と突っ込みをいれつつ上手くいっている展開にクスリとしていました。
    白桜が元気なおかげで、明るい雰囲気のままで、楽しく読み進められました。鵬玄と仲直りできてよかったね。

  • シリーズ3巻目。
    2巻から1年半積んでた為、流石に前巻の展開を忘れておりブクログの自分のレビューを読み返して復習しました(笑)。
    文章が読みやすいので、1度読み始めるとあっという間に読み進められるのは良かったです。

    白桜の知らぬ間に鵬玄に女だと知られてしまい、挙動不審になった彼とぎくしゃくしてしまいます。
    更に、里桜を諦める気配のない青丞とお見合いをする事になった同日同時刻別の場所で、白桜も青龍家の姫とお見合いする事になってしまい絶体絶命に陥ってしまいます。

    …いやー、病弱でおとなしいと思っていた姉の都桜が意外と恋愛に積極的なのは驚きました(笑)。
    まあ、それだけ青丞が格好良かったという事なのでしょう。
    鵬玄もラストでは全てを知った上で白桜の心強い味方になってくれたようで、これからは青丞と想月も含め、3人の男達が白桜を巡ってどんな恋の鞘当てを見せてくれるのか楽しみです。
    恋愛以外にも意外な人物が想月と繋がっていたりと、次巻以降の展開も目が離せません。

  • 青龍一族はかなり強引で思い込みが激しいなあって。青丞は幻の白桜の姉の里桜に惚れてて、ここまで彼が変わるなんてってちょっと寂しく思いましたけど、白桜にしたらそれどころじゃないって感じでしょうか。

    青丞だけでもどうにもならないのに、青丞の従姉妹の胡蝶は胡蝶で白桜にラブラブ。確かにあんな対応してたら、今まで自分のことを分かってくれる男が周りにいなかった胡蝶は恋に落ちちゃうと思います。ただ、彼女の性格から、白桜=里桜とばれてもちゃんと許してくれて、お友だちにはなってくれそうな感じがします。

    最後は同時刻に設定されたお見合いのために、田舎の都桜がかり出され、青丞に一目惚れ。青丞は都桜を見て、あれ?って違和感を感じたみたいですけど、里桜のふりした都桜を娶っちゃうのか、白桜がそれを見て嫉妬心を爆発させちゃうのか、次巻も楽しみです。
    お見合いは三つ巴ですが、ラストでは四つ巴って感じですね。

  • 恋の嵐、吹きまくってて面白かった。
    そして私は玄武の方がやっぱり好き(笑)

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著者プロフィール

熊本県在住。「アラバーナの冒険者達」で第4回ビーンズ小説大賞の奨励賞を受賞。同シリーズは全10巻まで刊行。その他に「あやかし江戸物語」全6巻、「白桜四神」全10巻がある。

「2021年 『瑠璃宮の花守り人 一輪末々を知る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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