とんずら屋請負帖 (角川文庫)

著者 : 田牧大和
  • 角川書店 (2013年10月25日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010365

作品紹介

「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働く弥生。船宿の松波屋一門として人目を忍んだ逃避行「とんずら」を手助けするが、もっとも見つかってはならないのは、実は弥生自身だった――。

とんずら屋請負帖 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 江戸の夜逃げ屋のお話で、男装の船頭さんが主役。
    登場人物がしっかり描かれているので、分かりやすく入りやすい。

  • 十八歳になる弥生は、「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働くいっぽう、夜は裏稼業の逃がし屋、「とんずら」にも余念がない。情に脆く、「とんずら屋」の客にすぐに同情してしまい、女将のお昌とぶつかることもしばしばだ。東慶寺で生まれ、出生の秘密を持つ弥生を取りまくのは、松波屋に拾われた啓次郎、身分を隠し松波屋に逗留する進右衛門など、彼女を助太刀する男性陣。今日も依頼が舞い込んで―。シリーズ第1弾!

  • 「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働く弥生。
    弥生の働く松波屋には、船宿という表の顔のほかに「とんずら屋」という裏の顔があった。
    逃げなくてはならない事情を抱えた人々を、相当の金子と引き換えに逃がすという商売だ。
    弥生はとんずら稼業を手助けするが、もっとも見つかってはならないのは実は弥生自身だった――。

    とんずらって言葉を久しぶりに聞きました。
    夜逃げのことですね。若い人は知ってるのかな、この言葉。

    とんずらの依頼ごとに一つの短編となっており、読み進めていくと少しづつ弥生の過去が明らかになっていきます。

    自分の境遇に悩みながらも与えられた仕事や環境に取り組み、それでも右往左往しながらもがいていく彼女の姿にはおのずと応援したくなるものがありました。
    弥生は結構うじうじと悩んで、他人を巻き込まないために取った行動がまた人を巻き込む結果になったりもするんですが、その行動に至るまでの心情や境遇がきちんと納得のいくように描かれているのでいらいらせずに読めました。

    18歳の娘が男装する(しかも女だとバレない)とか、脇を固める男たちがやたらと全員イケメンだとか、なんだか設定がファンタジーとか乙女ゲームっぽいところが腑に落ちませんが…。

    まあ、まだ解明されていない謎もあるので、次巻が楽しみです。

  • うーん、面白かったけどちょっと期待が大きかったかなぁ。
    でも次巻も買ってるし次に期待

  • 20144//6〔日曜日〕

  • 出生の秘密のある弥生は男装して船頭として働くが、裏稼業である“とんずら屋”としての顔もあり、一筋縄ではいかぬ取り巻く面々、稼業にまつわる事件、出生に絡むお家騒動…いろいろな要素が凝縮した好みの話でした。啓次郎・進右衛門などイイ男キャラも嬉しい。次巻もあるので楽しみなシリーズです。が、田牧さんの作品は次の巻の出版が待たれる、途中になってるようなシリーズが幾つもあるので、そちらの方も早いこと順次出してくれたらな~と思っております。

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